ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

SQUADRAコミュのご注意ください。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇北京市内の大気汚染について(2012年10月在中国日本国大使館)
 1.北京の大気汚染の概況

○ 北京市内の大気汚染状況は、当局の発表によれば十数年間連続で改善とされていますが、依然として深刻な状況が継続し、最近、大気の滞留しやすい自然条件も加わり、特に深刻な汚染が多発しています。

○ 現在、特に問題となっているのは「粒子状物質」です。北京市の粒子状物質(PM10:直径10ミクロン以下)の年平均値は0.124 mg/m3(2012年上半期)で、中国の環境基準(年平均値0.10mg/m3、2016年施行の新基準は0.07 mg/m3)を超過し、東京都(一般排ガス測定局0.021mg/m3、自動車排ガス測定局0.023mg/m3(2011年)と比較すると5倍以上のレベルです。

○ 微小粒子状物質(PM2.5:直径2.5ミクロン以下、PM10の4〜7割程度を占める)の新たな環境基準(2012年2月制定)は、2016年1月から全国施行予定ですが、北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタ等の重点地域、直轄市及び省都では2012年から前倒しで観測が実施されています。また、北京の米国大使館も独自に観測データを公表しています。

 2.粒子状物質(PM10、PM2.5)の健康影響

○ 粒子状物質には、工場のばい煙、自動車の排気ガスなどの人為由来、黄砂、森林火災など自然由来のものがあります。また、粒子として排出される一次粒子とガス状物質が大気中で粒子化する二次生成粒子があります。

○ PM10(直径10ミクロン以下)、さらにはPM2.5(直径2.5ミクロン以下)と、粒子の直径が小さくなるほど、肺の奥、さらには血管へと侵入し易くなり、濃度上昇に従い、ぜんそく・気管支炎、肺や心臓の疾患による受診・入院数が増加、さらには肺がん・循環器系疾患による死亡リスクが増加します。

○ 高齢者や子供、肺・心臓に疾患のある方は、健康な成人と比べて大気汚染に対してより高いリスクを有します。

○ また、屋外で運動を行う際は、通常よりも速く深い呼吸を行うため、より多くの粒子が体内に吸収され、健康影響を及ぼすおそれがあります。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

SQUADRA 更新情報

SQUADRAのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング