ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

トラウマティック銀幕コミュの幕末太陽傳

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
NHKプレミアム・アーカイブスで桂枝雀の七回忌のときの追悼番組をやっていた。
見たら泣いちゃうだろなあと思っていたら、なんと大爆笑。さすが色あせないね!

「幕末太陽傳」

文久二年の品川宿。胸のやまいには品川がいいと勧められて、佐平次は仲間とやってきた。
あたりは不穏な空気が漂い、騎乗の異人を追って浪士が懐中時計を落としていく。
佐平次はそれを懐にしまって、相模屋に投宿。部屋に女郎を呼んで派手に騒ぐ。
仲間は不安顔だ。佐平次に金がないのを知っているからだ。夜明けまえに逃げる算段だ。
だが、佐平次はひとり居残る。店の者には、夜に仲間が金を持って遊びに戻ると言って。
当然ウソはばれる。佐平次は‘居残りさん’として、店の雑用をこなしもめ事をおさめる。
例えば看板女郎のお染は人気を小春に奪われ、借金もかさんでもう死んでしまいたい。
ひとのいいなじみと心中することに決め、貸本屋の‘あばたの金ちゃん’を無理やり誘う。
いざ海に飛び込むとなって、怖気づいたお染は金ちゃんをつき落して自分だけ助かる。
金ちゃんは助かるが、お染に仕返しをしたい。棺桶に入って仲間にかつがせて店に来る。
店は大騒ぎになる。でも、金ちゃんが死人でないと見破った佐平次はその場をおさめる。
店の一番人気の小春も「本命はあなただけ」と書いた起請文を何枚もなじみに配っていた。
それがよりによって、お互い内緒で来ていた父と息子両方に起請文を渡していたのが判明。
窮地を救ったのが佐平次。自分も起請文をもらったと小春に切りつけ、親子に止められる。
だが、佐平次にも危険が…。懐中時計の持ち主は実は相模屋に投宿する高杉晋作だった。

‘品川心中’‘三枚起請’‘お見立て’はわかったけど、肝心の‘居残り佐平次’を知らず。
佐平次は誰がいいかな?柳家のあのひとか、古今亭のあのひとか、入船亭のあのひとか。
でも、やっぱりフランキー堺が一番かも。要領・機転の良さに、陽気さで覆い隠した翳り。
「おかしな咳をしている」と言われて元気を装うが、寿命を悟ったような屈託のなさ。
もめ事もひと助けも攘夷浪士も佐平次には他愛ないこと。あっと言う間にすべてを解決。
瑣末にとらわれず、情に流されず、合理的に考え動く。そうさせている時間のなさが哀しい。
日活のオールドスター総出演というか、こんなひとがこんな役で?っていうのが楽しい。
今回のトラウマはそのなかの筆頭株の石原裕次郎だけど、う〜ん、かなり演技が下手かも。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

トラウマティック銀幕 更新情報

トラウマティック銀幕のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング