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トラウマティック銀幕コミュの大菩薩峠

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60年度製作の三隅研次監督作品で、主演は市川雷蔵。
これは実はラストだけ知っていた。で、なんであんなことに?ってのがトラウマでした。
盲目の浪人が茅葺き屋根に乗っかったまま、洪水の川を流されて行く〜。

「大菩薩峠」

大菩薩峠を行く二人の巡礼。年老いた老人と孫娘のおまつ。
おまつが水を汲みに行っている間に、老人は行きあった男に斬殺される。
男は机竜之介。父の机弾正は病に臥し、道場を任されている。
宇津木文之丞の妹という女が訪ねて来て、明日の奉納試合を負けてくれるよう頼む。
拒まれて家路に戻る女を、竜之介は水車小屋番の与八に誘拐させ、手篭めにする。
実は女は文之丞の内縁の妻の浜で、これがもとで離縁されてしまう。
試合で竜之介は文之丞を打ち殺し、門下が仕返しに来ると浜が知らせに来る。
竜之介は全員を斬り殺して、浜を連れて江戸へと逃げる。
江戸で浪士の用心棒となった竜之介は毎日がつまらない。
息子が生まれ、息子のためにまともな仕事に就くよう、毎日にように浜がなじる。
ある日、剣豪名高い島田虎之助の道場に通りかかると、けいこの迫力に血が沸き立つ。
吉田竜太郎と偽名を名乗り、竜之介が手合わせを許された相手は宇津木兵馬。
かたき討ちのため島田道場で腕を磨こうと、江戸に出来ていたのだ。
竜之介の顔は知られていない。簡単に負かし、義弟が江戸にいると浜に教える。
浪士たちは尊王攘夷のために京へのぼることに。竜之介にも同道を求める。
「留守を頼む」「坊やとわたしは?」「連れて行けない」「坊やさえいなければ」…。
背を向けて眠る竜之介にお浜は、兵馬に討たれてくれと言いながら刃で襲いかかる。

三部作の一作目はこのあと、浜を殺した竜之介は京にのぼり、霧の中で兵馬と対決。
二作目はいろいろあって天誅組の巻き添えで盲目になり、崖の上で兵馬と対決。
三作目はいろいろあったあと、嵐の中で兵馬と対決。で、あのラスト。
心に魔を抱く雷蔵さまはゾッとするほど美しい。まさに適役。
驚きなのは中村玉緒の演技力の凄さ。魔物の竜之介相手に凄まじい悪女ぶりのお浜。
男難で薄幸の女のお豊。気骨のある郷士の娘のお銀。三者三様見事な演じ分け。
当時まだ二十一歳。完全に喰っている。喰われたのはおまつ役の山本富士子。
今回のトラウマはこのおまつ。二作目途中で行方不明。三作目も姿なし。
なぜだ?山本富士子になにがあったんだ?

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