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語部夢想〜語部夜行別館〜コミュの清桜高校学園祭

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清桜高校。
 
そこは神威彪の友人が通っている高校。今日は学園祭なので語部館の女性陣が遊びに来た(夜子は激しく拒否したが、彪によって強制連行された)。
まあ、余計なオマケもついてきたが。
 
 
圭一「シャッターチャーーーンス!!」
 
 
↑これ、余計なオマケ。
 
彪が皆を誘っている時に遭遇して強引についてきたのだ。ちなみに皆を誘った彪は、いつの間にか彼氏とともにどこかに行ってしまった。
一方、一秒間に16連打な速度で写真を撮る圭一。当然ながら被写体は女子高生だ。
もっとも清桜高校は三年前まで女子校で共学化した現在でも男子生徒は一割ほどしかいないので、生徒の写真を撮れば基本的に女子高生が写るのだが。
・・・・・・・・それにしても圭一の写真を撮る姿はかなりアレで、女性陣はドン引きだ。
 
 
夜子「見ちゃダメだよ、美珠ちゃん。」
 
 
湊「他人のフリ、他人のフリ。」
 
 
ヒートアップする圭一と、距離をおく女性陣。すると何かが近付いてきた。
むしろ突っ込んできた。
 
 
聖「燃え上がれ、俺の小宇宙〈コスモ〉よ!!廬山龍飛翔!!」
 
 
突っ込んできたのは聖だった。聖は圭一に金色の龍を纏った体当たりをくらわせたら、廬山昇龍覇を決めて浮かせる。そして空中で身動きがとれなくなった圭一に廬山百龍覇を叩き込んだ。
どこぞの漫画のように頭から落ちる圭一。普通なら首の骨がヤバそうだが、気にしないでおこう。
 
 
湊「おっ、聖だ。聖も遊びに来たの?」
 
 
聖「いやいや、俺の学校ここなんですよ。」
 
 
なんと聖は清桜高校の生徒だった。そのため現在はいつもの神父服ではなく制服(ブレザー)だ。
 
 
美珠「神父服じゃない聖さんってなんか新鮮だね。」
 
 
夜子「聖くんは何故この学校に進学を?まさかハーレム目当てとか・・・・・・」
 
 
実際それ目的で入学してくる男子もいるが、聖の理由は全く別物だった。
 
 
聖「いえ、うちから近いからです。」
 
 
そう、清桜高校は早坂の教会から徒歩で10分圏内なのだ。
そんなこんなで雑談をしていると、声をかけられた。
 
 
祈「聖、どうかしたのか?」
 
 
声の主は仙道祈、聖の恋人だった。何故かスカートの丈の短いメイド服を着ている。
夜子と湊を見ると、とたんに祈の表情が険しくなる。
 
 
祈「この二人は愛人か!?」
 
 
聖「違う!!」
 
 
祈「なら妻か!?」
 
 
聖「もっと違う!!!」
 
 
おバカなやりとりをする二人。一方夜子と湊は羨望の眼差しで祈を見ていた。
むしろ祈の胸を。
 
 
湊「・・・・・・でかい・・・・・・」
 
 
夜子「・・・・ぐらまーです・・・・・・・・」
 
 
その戦力差に凹む二人。一方、何故凹んでいるのかわからない美珠。そしてローアングルから祈を激写する復活した圭一。
そんな圭一を聖は羽交い締めにする。そして、
 
 
聖「廬山亢龍覇!!!」
 
 
成層圏をブチ抜いて飛んでいく。そしてほどなく帰ってきた。
 
 
聖「ただいまー。」
 
 
祈「おかえり。」
 
 
何事もなく帰ってきた聖。圭一がどうなったかは、聞かない方がいいだろう。
 
 
夜子「ところで聖くんのクラスの出し物は何をやっているんですか?」
 
 
湊「祈ちゃんの服装から考えると、メイド喫茶?」
 
 
聖「いえ、お化け屋敷ですよ。」
 
 
祈「これは聖が喜ぶと思って着ました。」
 
 
そう言い、くるりとターンする祈。それによってスカートの中が見えそうになる。
 
 
聖「・・・・・・・・別に嬉しくねぇし!!」
 
 
聖は理性を総動員してそっぽを向く。
すると祈はスカートの裾を少し持ち上げて聖を挑発し出した。
 
 
祈「見たくないのか?」
 
 
聖「・・・・・・・・・・見ねぇよ!!」
 
 
祈「こっちはどうだ?」
 
 
必死に耐える聖に、祈は胸元を見せて更に誘惑をしてきた。
 
 
聖「・・・・・・見ねぇ!見せんな!!やめろ!!!あーもう、夜子さんに湊さんに美珠、うちのクラスのお化け屋敷にGO!!!!」
 
 
最終的に誘惑を振り切った聖は三人を自分のクラスに連れていった。
 
 
美珠「お化け屋敷って、ある意味新鮮だね。」
 
 
湊「なんか全然『恐い』って思えなそうだな。」
 
 
普段語部館で恐い話をしているため、作り物に接するのは珍しい。
すると聖は、
 
 
聖「大丈夫大丈夫、きっと気に入りますよ。」
 
 
と言って通した。受付を済ませて中に入ると、いきなり服を引っ張られた。
何かと思い湊が振り向くと、首がない子どもが服を引っ張っていた。
 
 
湊「うわっ!」
 
 
驚いていると、今度は立て掛けられている障子から無数の手が出てきた。
それに気をとられていると、天井から血塗れの首が。さらに後ろからは両手両足、頭のない人体が這って追ってくる。
そして最後に出口の近くに溝があり、そこから体が右半分しかない老人がこちらをジッと見ていた。
 
 
湊「いやー、なかなか凝った作りだね。」
 
 
美珠「面白かったー。」
 
 
呑気に感想を言う二人。一方夜子は『信じられない』といった顔をしていた。
 
 
夜子「あの、聖くん。ここのは・・・・・・」
 
 
聖「ええ、全部本物ですよ。」
 
 
そう、中にいるお化けは全員聖が連行してきたのだ。
 
 
聖「おかげで受付以外に人がいらなくて楽チンですよ。」
 
 
笑いながら言う聖。
 
 
 
・・・・・・・・・・間違いなく笑い事ではないだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
余談ではあるが、廬山亢龍覇によって成層圏をブチ抜いた圭一は、その後落下しプールで犬神家をやっていた。

コメント(8)

・・・・・・テーマは「リアルお化け屋敷」だったんですよ。けど前回真面目な話を書いた反動のせいか、こんなおバカな話になってしまいました。
こんなおバカな話を書いてごめんなさい。そして圭一さんの扱いがアレでごめんなさい。
時期的に10月は学園祭シーズンだから、ちょっとおバカな話を書こうとしたらこうなってしまいました。そして聖の星座は天秤座になりました。
> キート⇔ゼトワールさん
元ネタがわからんですたい。
> キート⇔ゼトワールさん
全体的にでゴワス。

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