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イタロ・カルヴィーノコミュの日本文学でカルヴィーノ的な作家

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日本文学で、カルヴィーノに通ずる要素を持ってる作家の方っていらっしゃいませんか?

素人見解で申し訳ないんですけど、僕は筒井康隆さんに近いものを感じました。時としてスラップスティックだったり、スッと入りやすい軽妙な語り口だったり。

皆さんの中で、そういった何がしかのカルヴィーノ的エッセンスを持っている作家さんに心当たりありましたら、教えて頂けると嬉しいです。

コメント(22)

こんにちは、はじめまして。
「天体スラプスティック」というつながりで、稲垣足穂などいかがでしょうか。
どこがどうカルヴィーノ的かいえませんが、早川epi文庫の「レ・コスミコミケ」の帯のコメントを川上弘美が書いているのを見て川上弘美の短編小説に登場する「コスミスミコ」というキャラクターを思い出しました。
川上弘美のSFっぽい短編小説おもしろいとおもいますが、カルヴィーノの影響なんかがあるんですね。
> カルヴィーノ的エッセンス

 カルヴィーノ自身、作品ごとにガラリと作風変えたひとですんで、何がエッセンスかってけっこう難しいですよね。
 文体の軽さ、無国籍性、実験精神、おちょくり精神、リーダビリティの重視、そんなのが「カルヴィーノ的」なのかなと思いますが、筒井康隆は別格として、小林恭二、佐藤哲也、川崎徹あたりがそんな印象をうけます。高橋源一郎はカルヴィーノ的と言うには少しウェット過ぎる気がします。
あと、小説じゃないんですが、岸本佐知子のエッセイ集は群を抜いて「カルヴィーノ的」に面白いです。
酒見賢一の「ピュタゴラスの旅」にはカルヴィーノの軽さと濃さを感じます。
浅暮三文の「実験小説む」(光文社文庫)は、カルビーノ的な短編集でした。
 わりに宮沢賢治なんて近いところがあると思います。
4: 三月うさぎ(兄)さん

お薦めに従い、岸本佐知子のエッセイ集「気になる部分」を読んでみたら、とても面白かったです。感謝。

▼amazon「気になる部分」岸本 佐知子 (著)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4560049335/

▼mixi「気になる部分」レビュー
http://mixi.jp/view_item.pl?id=16856
http://mixi.jp/view_item.pl?id=492142

▼「白水社 :連載・エッセイ 「実録・気になる部分」岸本佐知子 2004年2月」
http://www.hakusuisha.co.jp/essay/2005/02/post_31.html
佐藤雅彦の短編「トゥーチカと飴」は、「マルコヴァルドさんの四季」に収録されている「けむりと風とせっけんのあわ」を思い起こさせます。
三浦俊彦も、かなりカルヴィーノしているような。
あと、SF畑の人ですけれど、中井紀夫という人も、かなりカルヴィーノしてました。
村上春樹の「Afterdark」は少し似てるんじゃないかなあと思いました電球
該当する日本人作家はいないと思います。
 カルヴィーノ的な要素とは、一口に言えば、現実の頭上で
楽しくかつ真剣な遊戯を行うような精神ではないか、と考えます。

 では、そういう日本人作家はいるか。となると、すでに上で
カワシマさんが述べられていますが、安部公房にはまあ近いものが
ある気がします。その幻想の飛躍性において。ただ、安部公房の
場合は常に生理的なもの、浸蝕してくるものを背景に持っている。
カルヴィーノの軽みに関しては、あまり似ていない。

 あとはゴキブリを主人公に小説を書いた北杜夫くらいしか、僕の
範囲の狭さでは思い当りません。『高みの見物』というタイトルです。
童話的、ホラ話的な属性は似ているかもしれない。
はじめまして。
どこがどう通ずるのか言葉にできないのですが
長新太さん、鶴見俊輔さんに、勝手に近いものを感じています。
パブさんのおっしゃる通り、安部公房は、カルヴィーノ的とは言えないかもしれません。
どちらかというとカフカ寄り。

日本人でカルヴィーノ的というのはかなりレアですよね。
強いていうなら、橘外男のファンタジー作品群が、その発想の大胆さとばかばかしさにおいて、カルヴィーノに近いような気がします。
計算機5号さんも挙げられていますが、酒見賢一もカルヴィーノ的と言えなくもないと思います。
『ピュタゴラスの旅』はもちろん、『童貞』にもそんな匂いがします。
福永信さん。
『コップとコッペパンとペン』ら、カルヴィーノに通じる軽やかな前衛さがよく出ていると、個人的に思います。パズル的というか。
>もの字さん
私の息子が今3歳でよく長新太さんの絵本を読むのですが、似てる感じがよくわかります!
> Luna Lureさん
どうもありがとうございます!
うれしいです。
からっとナンセンスで時に残酷で、ほのかな色気と素知らぬ顔したユーモアがあって好きなんです。
お子さんと一緒に本を読むって素敵なことですね。
既出以外では、別役実、伊井直行あたりに近いテイストを感じます。

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