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瀧口修造コミュの武満徹の映画音楽を考えるコンサート

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こんにちは。お邪魔致します。

瀧口さんから多大な影響を受けた作曲家・武満徹さん(1930‐1996)の映画音楽について、30年来のお付き合いをされた映画監督・篠田正浩さんが語る公演がございますので、紹介させてください。

お2人の代表作で、大阪を舞台とした『心中天網島』(1969年)の上映もあります。武満さんが映画につけた音・音楽を調べていると、彼の広範な興味関心が分かってきて、本当に面白いです。実験工房での多様なジャンルの人々との触れ合いが、武満さんの関心を押し広げ、前衛的な音楽づくりの伏線になったのではないでしょうか。

みなさんにご興味・ご関心を持っていただきたいです。宜しくお願い致します。

■公演名:

篠田正浩が語る武満徹「音楽の越境者」
=講演と映画『心中天網島(しんじゅう てんのあみじま)』上映

■日時:

2007年2月24日(土)17:00開演 16:30開場 (終演20:00予定)

■場所:

ザ・フェニックスホール
大阪市北区西天満 4-15-10(梅田新道・東南角 ニッセイ同和損保フェニックスタワー内)

http://phoenixhall.jp/access.html

■出演:

篠田正浩(しのだ・まさひろ) 1931年岐阜生まれ。早稲田大学第一文学部で中世・近世演劇を専攻。陸上部員として箱根駅伝出場。53年同大学を卒業、松竹撮影所入社。60年『恋の片道切符』で監督デビュー。大島渚、吉田喜重らと共に「松竹ヌーベル・ヴァーグ」として前衛的作品を発表し始める。66年松竹退社、フリーに。67年独立プロ『表現社』を妻・岩下志麻と設立、自主制作を始める。2001年早稲田大学特命教授。03年『スパイ・ゾルゲ』を最後に監督業引退。04年早稲田大学芸術功労者表彰を受けた。

■内容:

「スパイ・ゾルゲ」や「少年時代」「写楽」などの作品で知られる篠田監督が、21世紀を代表する作曲家・武満徹(1930‐96)について話します。2人は1960年の「乾いた湖」を皮切りに協働を始め、「暗殺」「沈黙」「はなれ瞽女おりん」、そして武満最後の映画作品「写楽」など16本で仕事を重ねました。

音や音楽で映像と協働し、研ぎ澄まされた世界を築いた武満の創作について、篠田監督が豊富なエピソードと共に話します。その後、2人の代表作の一つで、近松門左衛門の世話物浄瑠璃を題材とした映画「心中天網島」(1969年 ※注参照)を上映します。

武満は、話し言葉の音楽性を十全に活かし、様々な現実音や民族音楽などを極めて効果的に使っています。一方、篠田の映像は、簡素、リアルでありながら豊饒で幻想的。二つが渾然一体となって醸す「斬新な古典」をお楽しみ下さい。

※心中天網島(しんじゅうてんのあみじま) 大坂・天満の紙屋治兵衛と曽根崎新地の遊女・小春は深く愛し合う仲だが、義理と人情にさいなまれ遂には心中に至る。原作は世話浄瑠璃。1720年(享保5年)、大坂・網島(現・都島区網島町)で起きた心中事件を近松門左衛門が脚色。映画は幻想的な表現の中、情念と愛憎を劇的に描く。出演=岩下志麻・中村吉右衛門(2代目)ほか。脚色=富岡多恵子・武満徹・篠田正浩。音楽=武満徹。第24回毎日映画コンクール(日本映画大賞)受賞。

ホールのURL

http://phoenixhall.jp/

■公演に寄せて−篠田監督コメント:

武満徹とは映画で出会った。無類の映画好きで300本も観た年があったという。私との仕事でも、映画のなかで聞く音、たとえば風の音、海鳴り、蝉しぐれ、足音、衣擦れなどは、時として音楽以上に劇的であると。だから撮影現場で発せられた音のすべてを逃さず録音することを求めてきた。武満徹には、まず音が生まれる瞬間を手繰り寄せる行為があると思った。音、あるいはその音色が自分の魂と響きあう時、音楽に変容するのだ。

■料金:

一般 3,000円。 学生 1,000円(限定数・当ホール窓口のみのお取り扱い)=全自由席

■問い合わせ:

ザ・フェニックスホール チケットセンター(電話06-6363-7999 営業時間10‐17時 土日祝を除く)

http://phoenixhall.jp/ticket/index.html

□主催:ザ・フェニックスホール □協力:表現社 □協賛:アサヒビール文化財団 □協賛:鹿島・ニッセイ同和損保

コメント(1)

『9.11-8.15日本心中』の大浦監督も瀧口修造の影響を受けた一人だと思います。監督日記に瀧口修造さんへのコメントがあります。良かったこの映画も是非御覧下さいませ。
『9.11-8.15日本心中』アンコール 
http://www.nihonshinju.com/
3/3(土)?3/24(金)ポレポレ東中野にて

映画の中では、元日本赤軍リーダー・重信房子を母に、パレスチナ解放闘争の闘士を父に持ち、数奇な運命を生き抜いてきた重信メイと、戦後日本の文化状況を鋭く批判し続けてきた美術批評家の針生一郎、それぞれの旅を主軸として、美術批評家の椹木野衣や思想家・鵜飼哲、哲学者・鶴見俊輔の各氏による対話や、韓国の抵抗詩人・金芝河の語りなどを通じ、私たち人類が進むべき道を探ってゆきます。

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