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木材クラブコミュの木材うんちく第10回 「杉」

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杉(スギ)……学名:Cryptomeria japonica


 その学名が示すとおり、日本独特の品種。海外で植林されるとなかなか上手く育たないという。なお、“Cryptomeria”は「隠れた財産」という意味。

 枝分かれせず真っ直ぐにすくすく育つ木で、素直な長い幅広の木材が採りやすい。強度があり加工もしやすく、建築に使われるために生まれてきたのではないかと思うほどの良質材。

 杉はスギ科スギ属の中に分類されるただひとつの木だが、主に地勢の影響を受けていくつもの品種ができている。秋田杉や吉野杉など、産地を冠したブランド杉はこうした「品種」の違いを示す。


 ちなみに、巷に流通している「米スギ」は、木材としての質が杉に似ているためにそう呼ばれているが、実はネズコ(ヒノキ科)の仲間。

コメント(11)

欠点としては、含水率が高く、人工乾燥が難しいこと。
製材してみると虫食いがあることもしばしば。

消費者としては値段が安いのは助かるが、木材の価値が下がったことで採算が合わず、植林された山に人の手が入らず荒廃し始めている。

けれど、環境意識の高まりや外国産材の高騰、材としての性質の良さから見直され始めてもいる。

下がり続けた丸太の値段もようやく上昇傾向が見えてきている。


すいません、勝手に追加してみました(^_^;)
>ほしのさん

追加補足、ありがとうございます!! 大歓迎です。
ていうか、そんな営みこそ木材クラブ!
んー、素敵だ。

杉は人工乾燥がよほど難しいようで、
そのコストを回収できないことが杉林業の大きな壁だと聞きます。
> 秋田杉や吉野杉など、産地を冠したブランド杉はこうした「品種」の違いを示す。

秋田はわからないですが吉野杉は吉野の市に出た木だという程度と考えられます(ブランドだけに品質は最高級)いくつかの府県で聞くのですが「他地方の市で買った木が吉野に流れている業者がいる」現実にどの業者とか名前は知らないし昔話なのか知れないですが品種というより品質と考えたほうがいいと思われます。

乾燥に関しては、斜面の上のほうに倒して葉に水分を吸い上げさせる葉枯らし乾燥で重さは半分くらいになります。
人工乾燥は専門外なのでわかりません。


以下は過ぎに限らずヒノキやほかの木も当てはまると思うのですが。
虫食いは伐ってから出すまでの山にいる間に入るのが多いですので外すべき時期に伐って山に置いていると言う事ですね。

値段は、雪害や風倒木が市に出てきたら一気に値段が下がりますね。(過剰供給と品質の低下の為)

間伐枝打ちをするしないで大きく品質が変わってきます。
>吉野杉は吉野の市に出た木だという程度と考えられます

エッ、そうなんですか!?(吃驚
何だかものすごーく残念な気持ちになってしまいました……。

ここ鹿児島の人たちが言うところの
「静岡のお茶とか言うけど、実は鹿児島茶がブレンドされてたりするのよ」
ってのが耳の裏から聞こえてきそうです。(苦笑

木は何十年もその土地のその場に立って育つ生き物。
「品質が似てるから」などと人間の勝手な都合で名付けられるのではなく
やっぱり正真正銘の「産地ブランド」をまとってほしいものですよね。
失礼します。

>「品質が似てるから」などと人間の勝手な都合で名付けられるのではなく
やっぱり正真正銘の「産地ブランド」をまとってほしいものですよね。

使い手の私から言わせて頂くと、産地ブランドは木の善し悪しが分からない人の為の物ではないかと思ってしまいます。
もちろん私もよく分かっていませんが、吉野だ秋田だと言って高い値段がつくより、ブランドが無くて(安くて)良い物が欲しいと思います。


ちなみに細かい柾目の杉を扱っておられる材木屋さんを探しています。
もしご存知でしたらご一報ください。
宜しくお願いします。
失礼します。

>「品質が似てるから」などと人間の勝手な都合で名付けられるのではなく
やっぱり正真正銘の「産地ブランド」をまとってほしいものですよね。

使い手の私から言わせて頂くと、産地ブランドは木の善し悪しが分からない人の為の物ではないかと思ってしまいます。
もちろん私もよく分かっていませんが、吉野だ秋田だと言って高い値段がつくより、ブランドが無くて(安くて)良い物が欲しいと思います。


ちなみに細かい柾目の杉を扱っておられる材木屋さんを探しています。
もしご存知でしたらご一報ください。
宜しくお願いします。
>imashさん
産地ブランドについてのご意見、ありがとうございます。

確かに、ノーブランドの材木でも品によっては素性の良いものがありますから、
安価であればそっちの方が良いに決まってますよね。
しかし、安くてなおかつ使い勝手の良い素材を選ぶには
それなりの目や知識、経験がなくてはならないもの。
しかも相手は天然モノなので、どうしてもハズレを引く機会も出てきます。
そうしたリスクの部分をなるべく減らし、安定したレベルの材木を供給できるように
コストをかけて品質管理を厳しく行っているのが「産地ブランド」です。

歴史ある名門産地以外でも、
最近は林業・木材業の活性化と品質向上のために
各地で新しい産地ブランドを立ち上げ、定着させようという動きがあります。
「産地ブランドは木の善し悪しが分からない人の為の物」という表現も
一面では当たっているのかもしれませんが、
できればそうした否定的な捉え方ではなく、
「産地毎の品質維持・向上への努力の証」と受け止めていただきたいなぁ、と
思う次第です。
うんちく ではありませんが・・・。

1年ほど前に全国スギダラケクラブという団体の月刊WEB誌に寄稿しました。
私としては結構な文章だったのを思い出しました。

私の話を聞いて欲しいという思いもありました。


全国スギダラケクラブの機関紙のその部分のページアドレスはこちらです。

http://www.m-sugi.com/56/m-sugi_56_sugiten3.htm

木に直接触ってもらうことや香りを感じてもらうこと、とても大切だと思うわけです。

そう言えば、スギダラケクラブは略称を「スギダラ」というそうです。
静岡の方言で、「○○ですか?」は「○○だら?」といいます。
あなたが好きな木はスギダラ?スギダラケクラブ恐るべし。
まるで静岡のためにあるようなクラブですね。

杉のアイテム。

お茶の運搬、保管に使っている茶箱。杉と決まっているのだそうです。
最近は、米びつ、薬箱、衣類の保存などにも使っています。

参考に
新品の茶箱を売っているサイトです。
ここは店舗もありますので、島田市にある店舗に行けば、
実物を見られると思います。
http://www.sonomanma.co.jp/shop/C0001304/index.html

屋久杉も同じ学名ですね。
杉の学名はD.Donがつきます。
中国にも、柳杉があり床、壁材料として、
輸入しています。同じ学名ですね。
杉は生育条件により、材質が異なります。
谷の木は、芯が黒く、含水率が高いです

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