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球のたわごとコミュの偽球

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 偽球と言えば、戦後の混乱期に現れた「カンマツ」が有名ですが、これについては別の機会としてこれまでに出会った球違い、について並べます。イチバン作りやすい偽球はメタル管です。「コロガシ」という業界語?があるそうで、コロガシ球の紹介文では「塗り替えたGm減の6AC7にポンポンと6SK7の名前を押して」6SK7を作る、と書いてありました。怪しいと思ってみると、メタル管にはかなり偽物があるようです。私が気付いたものとしては、GEの6F6があり、全く疑わずにTV-7で調べました。動作時間が遅かったのですが無事合格、別の6F6と差し替えても音が出ました。ところがある日袴のところを見ると、1632の刻印があります。6F6のナンバー球かと思いましたが、よく考えるとこれは逆で、袴は6F6で名前が1613というのが普通です。1632は12.6Vの12L6GT相当管でした。念のためヒーター電流を調べると6.3Vでは0.7Aは流れません。12.6Vで0.6Aでした。
0Z4もTV-7では合格でしたが管壁に1005の刻印があり、フィラメントは6.3Vで0.3A流れましたから1005です。もっともGTにも偽物があり、シルバニアの6F6GTは、丸プレートですが、中を観察するとG3が無くビーム板があり6.3Vでヒーター電流0.45Aでしたから6V6GTです。5Y3GT(傍熱),5AX4GT,5V4GTもいずれも内部構造は同じで5V加えるとヒーター電流は2Aでした。その後買い入れた5Z4GTが同じ構造でしたから、恐らく名前が入っていない球があり、注文に応じて球の名前を入れるのでしょう。ナスの37を買いましたが、やってきたのは227と同じ大きさで、6.3V加えると、とんでもない明るさで2.5Vで1.75A流れましたから227です。25Q7Gもこれは珍しいと思い買いましたが12SQ7GTでした。戦後作られた双葉のUY24Bも偽物でヒーター電流が1A、G3もありますからUY57Sです。LUX(吉田電気)のUY76も珍しいT型で、ガラス壁にはカーボンが塗って中身が判らないようにしてあります。この球も取り出してよく見ると電極が2組みあり、ヒーター電流が0.6Aでしたから片側不良の6SN7です。47MGという球も、実物は完全な6L6と同じ形のメタルでした。フィラメントが切れていたので返却しましたが、後から考えると1619の塗り直しのようでした。その他傍熱型のKX-80,UY47Bも集まりました。 

コメント(5)

Slow Handsさん、書き込みありがとうございます。偽球を見破れる眼力が必要ですね。
同じ偽物でも色々あると思います。
(1)製造メーカーが代替品種を作ったもの。(名称が同じで造りが違うもの)--->6B4G(傍熱型水平偏向3極接続)
(2)製造メーカブランド/販売商社が代替品種としてプリントを摺り替えたもの
米国6AR5 --->日立6MP20を書き換え
米国6G-B7 --->6DQ5を書き換え
双葉のUY-24Bの内容がUY-57Sというのは厳格な意味では偽物ですが,これは代替品として許すべき範囲でしょう。米国ラジオ管でも4極管が5極管にすり変わっている例は幾つもありそうです。
(3)製造メーカが選別して品名を変えたもの(これは正規)
メタル管のベース刻印とプリントが違う数字管
(4)製造メーカブランド/販売商社が自社ブランドと製造コードを書き換えたもの
他社が製造した過去の製品を集めて,ブランド名とその時点の製造日時を印字して出荷したもの
(米国のOEMの場合は製造メーカが顧客メーカロゴと自社のコードを印字するが,日本からの輸入品を販売する場合は元の印字を消して印字しなおすものがある)
ここまでは正規
戦後の偽物は
(1)戦後の混乱期に製造メーカができそこないを類似球として出荷したもの
--->LUX(吉田電気)のUY76も,規格通り使えそうですから,代替管としては悪く無い?ヒータ電流は困るけれど。
(2)営利目的に小売店(秘密工場)で勝手にプリントしなおしたもの
メタル管--->品種を書き換え(これはじめて聞きました)
ガラス管--->メーカ名を書き換え
これが悪質で,今日でも存在するのですから困りものです。
(3)規格を無視した最近製造の球の銘々
中国やロシア球で,米国名を付けて販売する際に1ランク上の名称を付けて販売するものがある。当然,性能でない,偽物となるが,流通している。誰も止めさせる権利が無い?
偽物にもいろいろありますね、球名を書き換えられて気が付かないのもあると思います。違う種類の球でもTV-7で合格する物があります。(1005-0Z4)
ラジオマンさん

もう1種類、カテゴリーに加えますか?

再生産品?

正規に商標権を移管取得、ないしは、利用許可を得て、よう分からん場所で近似のものを新規に作る。

Amperex(Bugle Boy)各種 -> Richardson
Mullard -> IEC/ICC(International Components)
TungSol管 -> New Sensor
これもかな
Western Electric 300B -> Westlex (オランダ登記)/Whitener氏

法規上まったく問題は無いし、オリジナルに近付ける最大の努力(Richardon、ICCを除き)を払っているので、「ホンモノ」なんでしょうが....

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