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人に紹介したい俳句コミュの夏の俳句

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ここでは夏の俳句を紹介しあいましょう。

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一生の楽しきころのソーダ水
         富安 風生
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子どもの頃、ランニング短パン姿で、
駈けずりまわり、額に汗をしながら、
ラムネのソーダ水を飲んだものです。
遊ぶ事が仕事だった楽しき子ども時代!!

コメント(28)

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叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな
            夏目 漱石
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最近、お財布からお目にかからなくなった
漱石さんのユニークな句。

なんだかアニメ『日本昔ばなし』に出てくるような、
のんきな空気を感じちゃいます。
木魚の中で昼寝をしていた蚊が、思わず夜までぐっすり。
和尚さんが木魚を叩き始め、
びっくりして、あわてて逃げていく。
漱石は『吾輩は猫である』だけでなく、
動物の描写がうまい人ですね。
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滝の上に水現れて落ちにけり
            後藤 夜半
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説明不要、単純明快!
客観写生俳句。
水しぶきがちべたい!!
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おいてきし子ほどに遠き蝉のあり

        中村汀女

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 きょう初蝉をききました。
山本健吉『基本季語五〇〇選』(講談社学術文庫)
をひもといて出会った句です。
ぼくには子もないし、また自分は女性でもない。
けれど遠いひとつの蝉の声には
この句のようにどこかはるかなところへ
こころを連れ戻すようなせつなさがあります。
それを言い当てられて、はっとしました。
羅や人悲します恋をして

夏帯や一途といふは美しく

鈴木真砂女。
お亡くなりになって三年が過ぎましたが夏は真砂女さんの季節ですね。
はじめまして。
俳句の日記念に(1日遅れですが)


吾去れば夏草の領白亳寺
         橋本多佳子
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どかと解く 夏帯に句を 書けとこそ                      高浜 虚子
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鉄火な女性とのやりとりに夏ならではの
バイタリティがある
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やがて死ぬ 景色も見えず せみの声                                松尾 芭蕉
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映画おじゃまんが山田くんの中で出てきます。

外国人にはウルサイだけの蝉の鳴き声を
芭蕉は見事な作品にしてます。
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叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉
            夏目漱石
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すきな句です。
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愛されずして沖遠く泳ぐなり  藤田湘子
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孤独の思いが切々と染みてくる句ですね
現代の世の中にも通づる句だと思います
題セミ



ミンミンと

鳴くけどそこに

思想なし



けいこ命

ようこ命

セミは一週間の命



アブラゼミ

クマゼミ マゼミ

ツクツクボウシ
はじめまして。よろしくお願い致します。


 桃のなか別の昔が夕焼けて   中村苑子

 桃の中の別の昔。見えないものを見る。
 詩的想像力。いいですね。     
上記の句。夕焼けて。で夏の句として選びました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

神なにもなさざりし地の灼けており

            伊藤通明
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

白桃俳句会主宰伊藤通明の句です。
(私の師匠です)

この句は長崎県外海町へ吟行した際に詠んだものです。
外海町は遠藤周作の「沈黙」の舞台となった地です。

灼熱の中、隠れ切支丹への拷問は続く、しかし神は沈黙している。
小説を読んだ方なら、この句のすごさがわかるのではないでしょうか?

島々や千々に砕きて夏の海 (松尾芭蕉)

「夏の海」でぱっと浮かぶイメージはこの句で尽くされている気がします。

英語に訳そうと思っても訳せない句ですよね。
私の無理矢理な訳では

Thousand islands;
Thousand waves, breaking;
Summer sea.

波を補わないとしょうがない。
それに、島と波はホントに千なの?何が何を砕いてるの?
上の句について。
「砕きて」は「砕けて」という説もあるみたいですが、そっちのほうがいいですね。
女一人目覚めてのぞく蛍籠   鈴木真砂女(昭和40年)

白玉や愛す人にも嘘ついて   鈴木真砂女(昭和44年)

一句目、真砂女は蛍を自分と重ねているところがあるそうです。
生涯に四十句ほど蛍の句を詠んでいるそうです。
女の一人暮らしのを巧みに表現しています。

二句目、可愛い小さな嘘なのでしょう。人生の機微を盛り込んだ内容です。
季語の白玉と嘘との響き合いは好きです。

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