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【詩】を書く人。コミュのお題【水】

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「命を潤す水」「水の流れ」「水の存在」あらゆるシーンに、水はある・・・
水の性質・水のような心
そんな水にまつわる言葉を詩として表現し綴ってゆきましょう

トピック原案者:弥生っ!さん

コメント(234)

雨音に包まれるいつもの街並みに

気だるい朝傘を指した行き交う人達

繰り返す日々の行き先は

ほど遠い何かの道先

だからいつもこらえきれずに

一人傷をなめて

変わりゆく街並みも季節も変わらぬ自分も

その場所へ流れいつてるだけ

もぬけの殻進みたくない

どんなテレビ見ても面白くないから

見渡せればいつもの動きに
君のことだけはずっと諦めたくないから…

同じ時間いつも歩く仕事どおり

鯉垣に映る雨の水面

続いてく時間に失って

誰の言葉も聞けなくなってきたよ

だけらいつもこらえ続けながら

時が止まるまでは

一人で走る君への優しい辿り先は

すんだ風が吹いてきっときもちいいから

月並みてゆく通勤通路も眩しい朝日のヒカリで包ませて見せるから…


『君への途中経路』
水よ、お前は無限大。

雨の全てを流す力。

霧の全てを隠す力。

滝の全てを飲み込む力。

滴の岩を穿つ力。

水面の私を映す力。

水の命をはぐくむ力。

朝一杯のお前で得る力。

無限を秘めたる僕の力。

この星は無限の力であふれてる。

『水の記憶』



山の裾野をかけあがる風は
思いもよらない寒さに体をすぼめ
震えながら涙をおとす


しばらくの間
風の揺りかごに身をゆだねたあと
水の嬰児たちは林に届く

木々が差し出す手に弾ぜて
苔生す肌を滑り落ち
瞳に空を写しとると
まぶたを閉じて
源の流れに身を投げ入れ
山をひそやかに降りてゆく


*


永く被さっていた低い屋根は解かれ
青く眩しい光に染められて
空の記憶は失せてしまったけれど
大地の記憶を育みながら
緑の隙間に流れ込む


降り注ぐ昼間の陽光は水底まで届く
うごめく虫、およぐ魚、なびく水草、
水面を滑るあめんぼ、
その姿を、反射する一瞬の光にして
陽に写し還す正午、
祝福の鐘が鳴り響くのを聞きながら
肥沃な大地を通り過ぎてゆく


*


虫の音にひたり、悠然と進むとき
なおも記憶を合わせ
星屑の夢を水面に写し
命の舞踏会が開かれる

揺らぐ草木の影、
静かに音を響かせる風、
拡がり合わさる風紋に
小刻みに波打つ木の葉、
虫柱の立つ向こうに輝く月、
帯になった宇宙を舞台に
それぞれがゆるやかに踊っている


*


朝靄に射し込む赤光を受け
大量の記憶を帯びる大河として目覚める
ほとりに写し出されるビル群の影で
騒がしく動きはじめた人々をよそに
過ごして来た旅路を思い起こしている


忘れかけていた時の果てに、
過ぎ去っていた新しい匂いが、
過ぎ去っていた新しい命が、
すべての記憶を呼び覚まし、
揺るぎない強さでしみ込んで来る


幾億もの時を過ごした水の雄姿がここにある
再び出逢ったすべての記憶の歓びに、
水は明日をゆだねて果てしなく拡がってゆく






『涙のゆくえ』13/11/11


涙が鼻さきの空に透けて
かくれた風に吹きあげられると
鳥の哀しみとまざり
羽ばたいて青い空へ
みるみる、みるみる

また、雲のそばで涙にもどり
みんなの涙と手を繋ぎ
あれれと、おしりから落ちていく
近づく地面にこころうきうき
どこかな、どこかな、

山の苔の上で手がはなれた時
みんなは光をとじこめ
きらきら、きらきら、
ぼくの涙も
きらきら、きらきら

ほかのみんなと手がふれて
しっかり握って
ちゅるちゅる、ちゅるちゅる
ぽちゃん、
高い木に降りていた涙も
ぽちゃん

たくさんの仲間たちとあわさって
ざわざわ、ざわざわ、
突然、足元がとぎれて
どどどど、どどどど、
光を包んだ泡が空におよぎ
さわさわ、さわさわ

どこまでも、どこまでも、
つづく涙の行進は
虫や、鳥や、ねこや、牛や、
ぼくのそばを通って手を振りながら
たくさん、たくさん集まって
太陽の光をあびて
ゆるり、ゆるり

涙の味が濃くなって
みんなの哀しみと混ざりあい
ひろい、ひろい、
ふるさとの海にかえろう
ざぱあん、ざぱあん

光がいっぱい、仲間がいっぱい
たくさんの思いがつのり
いつしか哀しみはゆるやかに
ほぐされて


霞ががかった曇り空を見たよ霧

今君はどこに(たぶんあの場所に)いたりするんだろ
騒ぎそうもななさそうな僕のマインド雷

どっこいどっこい進んでゆくバス

ゆとりのないまま進んでゆく

終点降りたらいつものマイナー沈黙に続いた場所にいく


散らかった僕のデスクの書類を見たよ

行き先までは(行き先までは)かなり遠そうです

振り向き様眩しい妖艶な笑顔

どっこいどっこい西郷さん市役所前の西郷さんスノボ

綺麗な回りのマンションには住めない!!

地道な道を歩んでゆく!!


『振り向き様満面の笑み』
形なく緩やかに水の雫はきらきらと光を浴びて輝いて…雫はやがて、大地を走る水の竜となるや…
『永遠の結婚』


あなたと結婚する。

海の男は言う。

よろしくてよ。

彼女は言う。


笑顔の彼女は、宝石照らす。

アドリア海の宝石箱。

怒った彼女は、宝石攫う。

アドリア海の女王様。


ああ、女は恐ろしい。

も一度指輪を贈らねば。


あなたはわかってないってば。

もっとクールな人が好き。


結婚生活長きにわたり

なんとかやってきたけれど

もう千年の永遠を。

ラ・セレニッシマ。


---

最近『ARIA』という作品を読んだので、それに影響を受けて。
「すいへいりーべは僕の気持ちだ」

僕がH2になるから
キミはOになっておくれ

そうして二人で手をつなぎ
分子と分子をくっつけて
水になってしまおうじゃないか

蒸発して蒸気になっても
凍りついて氷になっても

この結合は揺るがない

僕らは一滴

永遠が終わりを迎えるまで

ずーと一滴のまま

Hの僕の両の手に
Oの君は黙って収まってくれていればいい

「君を離さいない」

なんて決意 僕には言えない

「離れられない」

ただそれだけ

それが僕らの

分子結合

この感覚はね

「愛」なんて不確かな概念と違って

もっとずずっと科学的なものなんだ……

「3万年たっても 水は水のままだよ」
【みずたまみずたまり】


水溜まりは
下の世界への入り口だ

魅惑的に
あちらの様子を覗かせている

意を決して
足を踏み入れるけど
あちらのあたしが邪魔をする

あたしはあたしの隙を狙うため
水溜まりの上でジャンプ

跳ね返った水滴は
魔法のようにきらめいた


流れて 混ざり合って 落ちてく

何色にも染まり
どんな型にも嵌る
満ちたり引いたり
溜まったり蒸発したり
上から下へ
下から上へ
自由に 気ままに

君の中にもあって
僕が欲しているもの

落ちて 波打って 広がってく

君の中に溢れてて
僕が必要としているもの

水という字をじっと見てると
狭い隙間を通り抜けて流れ落ちる水の勢いが見えてきて不思議です
じっとじっと見続けてください

まるで華厳の滝のように

きっと見えてきますから
「渇く」

胸が苦しい
吸いこむカサついた空気が
肺を満たす

苦しくて
ひらいた掌が
ひび割れている

何処もかしこも痛くって
何故痛いのかも忘れるほどに

喉の渇きと人恋しさが
混ざり合い
誰でもいいと手を伸ばす

だけど それじゃあ違う
満たされないことがわかるから
そっと手首を耳に押し当てる

自分を形作る音
渇きは本能
求めるのも本能

はやく澱みなく
混ざり合い流れる音を
見つけなくちゃ

干からびて死んでしまう前に


射し込む陽にゆらめく水陽炎

たゆたう波に心のまどろみ。

プクプクと沸き立つ小さな泡に

円く円く重なって浮かんでいく。

手の届きそうな水面間際で泡が消え、

重さを取り戻した心は すーっと深淵に落ちていく。

意識も思考もごちゃ混ぜに 深く深く沈みゆく。

そしてまた 小さな泡にまるまって ふらふらと水面を目指す。

いつかは消えずにたどり着くと信じながら

何度も 何度も…プクプクと…

この川に 捨てて しまおう

あなたの かな しみを

この川に 捨てて しまおう

古い ねがい ごと
水売り


シェムリアップの街で水を配達する少年

旅日記はじめました
http://tabinikkiaty.blogspot.com

〜〜漂流〜〜



泳げない わたしが

羅針盤さえない
無防備な小船に

たったひとりで乗り込み
果てのない海へと漕ぎ出してから

もう

どのくらいの月日が流れたのだろうか。


海が荒れて
船体が
木の葉の如く揺れても

なすすべもなく
くちびるを噛みしめ

じっと耐えるだけだった日々。


そうかと思えば

暗闇の中 で
うっすらと見えた灯りに
ほっと 安堵した日もあった。



大海に ひとりぼっち



のしかかるような
孤独や不安と

懸命に戦いながら

心と体のバランスを取り
ひたすら 船を漕ぐ。



昨日までの自分に負けたくはない



ただ その一念で
今日を生き

明日の生へと 命を繋げる。


たとえ

辿り着く先が何処になろうと
決して後悔はしないつもりだ。






★2007年9月20日 発行

アンソロジー詩集 『ネットの中の詩人たち・5』
に、他の4篇の詩とともに掲載されています。

*筆名 【ゆりえ】


☆過去作ですので評価は結構です。

読んでくださった皆さま ありがとうございます♪
☆涸れぬ泉☆

目を閉じて 人里離れた幽山を思い浮かべてみよう

鬱蒼と生い茂る森の奥に 静かに満々と水を湛える冷たい泉がある

あくまでも透明な水面から 水底に沈む倒木が見え
時おり さっと動く魚の腹が銀色に閃く

微動だにしない水面に そっと心を滑らせる

鮮烈な水の冷たさに心は一瞬驚くが
心地よい水の冷たさに心はすぐに慣れ親しんで

ふわふわ浮遊する感覚に いつしか 硬直し窒息する心が解けていく

心に溜まった暗きものが 無色透明の水に溶けていくと 代わりに静かな力がみなぎっていく

風がそよぎ始めた泉の上に 枝を差しかける樹々の間から 陽の光が指を伸ばす

透明な泉の水底まで陽の光が届き ちらちらと光と影が踊る

また違った力によって心は息を止め ゆっくりと吐き出して再び動き出す

どうにもならぬと圧し拉がれた心も いつかは動き出す

目を閉じて 思い浮かべてみよう

心の奥 鬱蒼と繁る森の奥にある 静かな力に満ち満ちた揺るぎなき泉を 涸れることなく湧き出ている泉の水を

 「沸きだす……水のように」

いつものように

曲にあわせ
手を動かす

心にたまった
想いを……
ぶつけるように

書きなぐって

心かからっぽになり
気がすむと
優しい
気持ちになり

ぐっすり
ねむる

いつか
心から
わきだす
この想いも

無くなっていくかな


それとも
あとからあとから
水のように
沸きだして

わたしは
溺れていくんだろうか

ときどき

このたまった
水に
沈んで
漂ってる

そんな
気分になる

ゆらり
漂う
水泡のように …


 「水のように」


流れてくる

すっーと

心に

あなたの

優しさが……


土に

浸透する

水のように

きらきらして

わたしの

心を潤す



生きるのが

苦しくて

辛くなると

わたしを

和ましてくれる



どこへ

流れていくかも

分からない

あなたは

水のように

思いのまま

つかみどころのない

優しいひと

いつも
飲めるとは限らない
でも
体内の一滴一滴が
愛であり
夢であり
希望

〜〜水に流す〜〜


さらさらと

水は流れて

行くけれど

水に流せぬ

ものもあるのさ


『皆内包す水』

水は無垢素直
汚せばあっと濁る
清く有らば清きまま

水は純粋素直
止めれば留まる
動かせば流れる

時の流れに
世の理りに
意を立てず 従う

水は彼処に
ほぼ全域 全空間
全存在に関与する 内包する

我等にも宿る
何処にも宿っている

その在り方
その性格が
今も
何所彼処を巡っている

ーーーーー

皆→みな、内包→ないほう
理り→ことわり、彼処→かしこ
何処彼処→どこかしこ


湧くのではなく
降りてくる

受容体(わたし)が
濾過道具(ワタシ)に切り替わる


こころ みず

 
うつくしくとも
やわらかくとも ない

心水(なみだ) ひとつむぎ


時に激しく
時に静かに

表と裏

時に濁り
時に透き通り

裏と表

変化しながら
変わらないもの

如何様にもなれる
君のやわらかさ
二面だけじゃない
限りのない多面
一つまた一つ見つけていく

時に優しく
時に荒れて

時に凍り
時に蒸発し

僕の心はとまらない とまれない
一昨日の雨が
僅かに残る水溜まり
病葉と埃の浮く

乾いた風の中
明日には消える水溜まり
ほんの一時
水の輪廻から外れて
揺蕩う

還るまで
あと少しだけ
もう少しだけ
揺蕩って、
水に座る

苔むした石積みの井戸
揺らぎも音も無い水面に座り
蛙と並んで
空を見る

水に座る

僅かに重心を崩せば
あっさりと沈む表面張力に
身を任せて
横たわる

冬の空は
青が過ぎて
冥い、
水になりあなたの乾きを癒し

血となりあなたの体を巡り

汗となりあなたを暑さから解放し

涙となりあなたを悲しみから解放したい
カッパが言うには
遺伝子組み換えは
悪い事ばかりじゃないって事
強いものが生き残る
カッパ的には
コレが自然らしい

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