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かわうその茶道ノートブックコミュのハローウィン

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よその国の風習を勉強していくと この国への興味も深まるというものです。


さて、「ハローウィンについて」

*由来:“All Hallow Eve”から“Halloween”(語源の説明)

 古代ケルト人のSamhainの祭が起源。死の神サムハインをたたえ、新しい年と冬を迎える祭。ケルトでは11月1日から新年が始まるとされた。 毎年この時期は、放牧に出かけていた群れを小屋に戻す日とされ、また法や契約が失効し更新する日とされた。

>Cf.日没とともに日付が変わる。だからEveは「前夜」ではない。

 古代ケルトのドルイド祭司たちは、火をつけ、作物と動物の犠牲を捧げた。また、ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節が過ぎ去り、暗闇の季節が始まった。11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えた。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、「妖精」(「シー(Sith)」と呼ばれる。女の妖精はバンシーと呼ばれた)などの悪霊が入らないようにする。というのも、1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからである。

>Cf.京都・八坂神社のおけら参りに似ている。

 祭典ではかがり火が大きな役割を演じた。村民たちは、屠殺した牛の骨を炎の上に投げ込んだ。(「かがり火」を"bonfire"と呼ぶのは、これらの「骨火」に由来すると思われる。) かがり火が燃え上がると、村人たちは他のすべての火を消した。その後、各家族は厳粛にこの共通の炎から炉床に火をつけた。これにより、村の各家族は一つにつながった。アイルランドでは今でも、毎年ハロウィンの夜には何百もの火が点けられている。
 この夜は、前年に亡くなった人がこの日だけ時が止まったようになって今生きている人に乗り移ると考えていた。人々は乗り移られないように家中の明かりを消して火の気のあるものも全て消して家の中に亡くなった人が寒くて入ってこられないようにした。念には念を入れ、あらゆる伝説をたよりに鬼のような怖い、そう「おばけのような格好」をした。それが今でもハロウィンの習慣として残っている。
 また自然界を司る超自然的な霊たちを慰める日ともされた。季節&一年の変わり目なので、結婚・幸運・健康・死を占う最良の時ともされた。悪魔に祈願してもよい唯一の日とされた。

 キリスト教の浸透によりこの11/01は、9世紀に万聖節(All Saints’ Day)と命名され、全ての聖人・殉教者を祭る日とされた。翌日11/02は万霊祭(All Souls’ Day)とされ、「諸死者の記念日」として、特に前年(この1年)に亡くなった人を祭る日とされたことになった。
 中世ヨーロッパでは、この日にelf (ゲルマンの小妖精) やfairyやwitchが(猫に姿を変えて)空を飛ぶ。だからかがり火を丘の上などにかかがて悪霊を追い払う。

 ハロウィンの習慣は、イングランド南部では、17世紀以降、11月5日の火薬陰謀事件の記念日(ガイ・フォークス・デイ)に置き換わり、廃れたが、スコットランドおよびイングランド北部においては広く普及したままであった。イングランド南部で、すっかり米国風のハロウィンになったとはいえ、再び普及したのは、この10年間だけである。

 スコットランドでは、若い男性が集まってゲームをして、誰がこの年に結婚できるか、どの順番で結婚できるかを占う。
アイルランドでは10月最後の月曜が祝日となっており、ハロウィンを祝う習慣が最も純粋な形で残っている。この祝日に続く週は、学期の半ばであるがすべての学校が休みになり、一般にハロウィン休みと呼ばれる。即ち、アイルランドは、ハロウィンの日に子供の学校がなく、古代の由緒ある方法で無条件にハロウィンを祝うことのできる唯一の国。

 アメリカのハローウィンは、アイルランド移民が広めて19世紀後半から盛んに。物置や離れ小屋を壊したり窓を割ったりなどのサボタージュ。後に“trick or treat”に。通例は「キャンディ」(甘いお菓子:砂糖菓子やチョコなど。お茶請け) 1965年以来、UNICEFの金集め戦略として、ハローウィン献金を義務化。
 10/31までに、大きなカボチャをくり抜き、目鼻口をつけた提灯jack-o’-lanternを飾る。この由来はアイルランド。昔いたずらっこのジャックが悪魔をだますという悪事(?)を犯し、死後彼が天国へ行くと、その悪事のために入れず。仕方なく地獄へ行くと悪魔を騙したヤツということで門前払いにあう。困っていると悪魔が僅かに燃える火を渡した。彼にはもうその火しかないので、火が消えないようにカブの中に入れ、以後寒い闇の中(現世を永遠に、とも)をさまよい続けている。カボチャはアメリカ原産で形も日持ちも良いので、この習わしが成立。
当日夜は仮装パーティーと“trick or treat”。スコットランドでは蕪(慈善の象徴)を使う。“Trick or Treat”の習慣は、クリスマスの時期の酒宴 (古英語でwassailing) の習慣に似た、soulingと呼ばれるヨーロッパの習慣から発展したと思われる。11月2日の死者の日に、キリスト教徒は「魂のケーキ」(soul cake) ――干しぶどう入りの四角いパン――を乞いながら、村から村へと歩いた。物乞いをするときには、亡くなった親類の霊魂の天国への道を助けるためのお祈りをすると約束した。魂のケーキの分配は、サウィン祭のとき徘徊する幽霊に食べ物とワインを残す古代の風習に代わるものとして、キリスト教会によって奨励された。

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