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かわうその茶道ノートブックコミュの秋の七草

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さて、秋の夜長☆彡
少しお勉強しましょうか o(^-^)o

春の七草があることは世の中に広く知られているわけですが、秋にも七草があります (^O^)/

あらかじめ言っておくと、お粥にはできません(笑)
が、本草学(ほんぞうがく)では薬として処方したり食用を奨めるものもあります (*´・д・)*´。_。)ゥミュ♪


<秋の七草>
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花

はぎのはな おばな くずばな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな

詠人は山上憶良(やまのうえのおくら)。秋なのにオクラです、はい ^-^;
出典は万葉集♪
5世紀8世紀の歌を集めた日本最古の歌集です (*^-^)b



萩の花は現代もその名で通っていますね。米国人と話していて bush flower と言われたときには花に対する文化の違いを思い知りました。

尾花は、すすきのこと。幽霊の正体見たり枯尾花、とはこれのこと。

葛花は根から葛粉がとれ、蔦(つた)の繊維からは行李(こうり)が作られます。落語「葛根湯医者(かっこんとういしゃ)」でいちいち出てくる葛根湯とは葛の根から抽出される解熱性の漢方薬のこと。

撫子は大和撫子に代表される多年草(冬に地上部が枯れても春にまた芽を出す植物の総称)で、秋の七草と言っても陽暦5月から10月まで花を開きます。
少しだけ撫子に触れている日記がありました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?ses=&id=451791150&owner_id=10233751

女郎花は読みが難解ですね。普通「おみなえし」とは読めません。本草学では利尿剤として処方されますが、かわうその経験上ビールや花茶のほうが効くようです(笑)

藤袴は紫色の香高い花で、部屋に持ち帰れば女性よりもいい香で一晩中楽しませてくれます。

朝貌とは古語で桔梗(ききょう)とも木槿(むくげ)とも。皆さんが想像する朝顔とは違います。
木槿は白い花を乾燥させ煎じて腸内出血に用います。桔梗は根を干して去痰薬、鎮咳薬になります。
朝貌をして、桔梗、木槿のどちらを採るかは人により意見が分かれるところ。。。
どちらかと言えば桔梗のほうがかわうそ好みかな。



二十四節気において秋分の時分に秋の七草が咲き揃うとされていますが、現代の日本で、露地物の秋の七草を全てワンシーズンで見ることは、それぞれの植生を知っているかわうそでも容易ではありません。

便利さと引き替えに季節のうつろいを切り捨てて平成の世はあるようですね☆彡

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