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NF研ReunionコミュのBeck賛(本編その3)

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〜予告〜

BB&A後,尊師は一途にインスト道を突き進んでいくわけです.これをつぶさに追うのはちいと冗長になるので少々濃縮していくるもり.ではありますが,ここで予告をば;次回NF同窓イベントでは恐らく後輩の皆さんの前では初の?「Beck賛プレイ」のチャレンジ企画を披露しようと思っています.
言うまでもなくBECK風に弾きこなすことは到底出来ないし,出来ないことをやるつもりはないですが,BB&A時代辺りの曲を数曲ピックアップします.幸いサポートをしていただくボランティア(?)にも恵まれたようですので,ぜひとも実現したいと思っています.

 「B,B & A + B」という変形トリオ,乞うご期待(って自分が一番期待しているのですが:笑)!

コメント(2)

BLOW by BLOW しっぺ返し,面白いタイトルですが,邦題は「ギター殺人者の凱旋」 何か恥ずかしくなる?! エピックさん,なんでこんなタイトル無理やり? Bファンはもちろん,アンチBから馬鹿にされそう....と当時思いましたなぁ.
でサウンドです.頭のファンキーなカッティングにビックリ.どうしたの?と思ったのが正直な最初の印象です.それになにやらズレタ感覚のベース&ドラムが重なって.また変わったこと始めたんだぁ,という感慨も束の間,メインテーマが出てくる頃にはやはりベックよのぉ.要はヴォーカルラインというかメロディラインに人間を排除した従来の音作りだった!
最近もう一度じっくり聞き直しているのですが,このアルバムでの尊師はそれ以前とあまり変わっていない,というのが私の説です.メロディーへの突っ込み方,絡み方は相も変わらずだし,フレーズも一期,二期,そしてBB&A期の流れのままだと思います.ただプロデュースがあのジョージ・マーティンなので,ドラマティックな道具立てのサウンド空間になっています.リズム陣のエッジの鋭さみたいなものも大事な道具の一つかも知れません.フィル・チェイン(B)の変態さ加減,リチャードベイリー(P)のキックの軽さはそれまでになかった音舞台かも. 
 尊師のサウンド,未だピック弾きですね(多分FLASHから指).メインはレスポールでフリーウェイ〜がストラトかな.トーンとして面白いのは歪みの全くない,ナチュラル・ハンバッキングの音が随所で聞けるところ.さらに,所々にディミッニッシュスケール風のパッセージが挟み込まれていて,これらがジャージーな雰囲気を醸し出しています.でも短めで何か運指の練習スケールみたい(笑)それが彼流ウィットかな.....そのエキササイズスケールをあけすけにさらけ出したのがスキャタ・ブレインでしょう.この曲とラストのダイヤモンド・ダストはモロにモロにマクラフリンの影響でしょうか.拍子も9/8,10/8だし,ストリングの入り方なんかまさにマハビシュヌ・オーケストラのパクリみたい(これはプロデューサの意図?).スキャターの後半は「火の鳥」と続けて聞いても違和感なさそうです. 
 
 今聞いてみて一番気に入っているのはビートルズのシーズ・ア・ウーマン.レゲエの乗りとトーキング・モジュレータの組み合わせが最高にかっこいい!これは邪推ですけれど,スティーリーダンの「タヒチの離婚」はパクってねぇか?(そっちはカールトンがモジュレータ使っている)そっちもえぇ演奏ですけれどね(笑)
この「独り善がり」トピック場から,出来心で生まれた謎の(でもない)プロジェクトがいよいよ来週に迫って来たので,急いでいかないと...

尊師のサウンドが大きく変わってきたのはWIREDからだと思っています.↑のようにBlow by Blowは確かにインストオンリーなんだけれど,ヴォーカルに自らのギターを充てたという感じ.で,相変わらずヴォーカルとバトルする「技」というか「業(ごう)」が明らかに滲み出ています.
でWIREDは? ギターラインとしてはやっぱりコブシがある(フェイクの一種と言える?)のはいかにも尊師なんだけれど,ハードなものも渋いものも贅肉がなくなって,すなわちメインラインへの絡みがだいぶ整理されてきています.恐らく録音の重ね回数はだいぶ減っているのではないかしら.これはナーラダ・マイケル・ウォルデンプロデュースの効果でしょ.で,その分「コブシ+オオブシ」というラインが増えているのかな.まぁこの辺は鶏と卵なんだけれど,そういう味付けが現在のスタイルへのスタートではないか,と思っている次第です.
ライン造りとしては,このアルバムから参加しているヤン・ハマーの影響が大きいのだろうね.それが爆発しているのが次のライブ盤.ここでの演奏はまさに「インタープレイ」という醍醐味でECのCREAM,あるいはBB&Aの時代のブルース・ロックのアドリブ返しというレベルを超えた,ジャズの領域に入ってきたことを感じさせます.↑でも触れたけれどスタンリー・クラークやマハビシュヌとのツアー体験を自己のサウンドに表出させたもの.
技術的にはトレモロアームをチョーキングとは別に駆使し始めた時期でもあります.チョークアップ,ダウンでは出せない微妙な,緩やかなポルタメント効果はアーム,もしくはスライドバー(こいつも併用)でしか作り出せないから.また結果としてフレーズの固まりが以前のようにぶつ切りっぽくなくって,確かに彼らしい飛躍は多いものの滑らかなワープ感をトレモロアームのコブシ+オオブシで出しているのでしょうね.

個人的にはこの辺りからパクれるレベルではなくなってきて,逆に文字通り「手放し」で楽しめる対象になってきました.

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