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「就活ゼミ」(就職活動対策)コミュの体験談)「軸」の作り方

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 どうもはじめまして。就活ゼミ2007で学び、第一志望であるメーカーに内定をもらったものです。このたびは、管理人より依頼を受けて、軸の形成について書こうと思います。
 就職活動において、私が「軸」なるものを形成していく過程を、具体的に書いていきたいと思います。それは具体的に過程を書いていくことで、よりわかりやすくなるのではないかと思うからです。もちろん、これは私の個人的な経験を書いていくだけであることはご承知おきください。
 長いです。

*著者略歴
 4年制大学法学部政治学科4年在学中。09年4月、大手財閥系重工就職予定。

◆まずは自己分析
 軸を形成するには自己分析がまず重要。何をしたいのか、それを軸にすべきですので、自己分析が基礎になります。
 僕の最初の自己分析は、とある先輩との対話。「ピッコロさんはさぁ、何で国際政治勉強してるの?」って質問から。その答えは、政治が好きだから、戦略を考えるってのが楽しい。
 最初はそんなもんでした。それから、何で政治が好きなのか、なぜ戦略を考えるのが好きなのかを考えていく。今までの経験を参考にしながら。
 この辺の細かいところは他に譲ることにします。

◆軸の形成=自己分析+企業研究
 そうした自己分析で明らかになってきたことを、就職活動につなげます。
・成果が形になって現われることに熱心になる、
・チームで取り組む時に自分の想像以上の力が発揮できる、
・万人受けより玄人受けすることに興味がある、
・全体をマネージメントするような仕事の方が相対的に上手、
・動くモノが好き、
・睡眠時間・休日をある程度確保したい
などなど。レベルにムラがありますが、だいたいこんなことが明らかになりました。
 次に、ではこうした嗜好を満たしてくれる仕事はどんなものがあるのかを探してみます。最初は全てを含むものではなく、一つでも引っかかればピックアップしてみる。これは業種でも職種でもなんでもいい。様々なアプローチから攻めるのです。

 ここで一番避けたいのは、念頭に一つのものを置くこと。そして、誤った先入観でいきなり切り捨ててしまうこと。
 例えば、マスコミというものが頭の中で大きな位置を占めてしまっていると、自己分析自体がマスコミに合わせよう(そもそも合わせる相手、つまりマスコミについて誤った認識があれば更に悲しい結果になりますが)としてしまうことが無くもない。そうして、知らないうちにマスコミしか自分の行く道はないと思ってしまう。これでは将来の可能性を狭めてしまいますし、なんだか自己暗示的ですよね。
 あと、誤った先入観。僕の周りでしばしば見かけられたのは、「メーカーは技術屋の会社だから、文系は活躍できないし…」というもの。確かに、僕の就職予定先の社長は技術やです。でも見てください。トヨタの社長は理系ですか?日本最大の売り上げを誇る企業のトップは文系です。彼が経営方針を決めて、10兆円という金が世界を動くのです。この一つの事例をとってみても、先の発言は再考の余地があると思いませんか?ああいう発言をする人の多くは、メーカーで働く文系社員の話を聞きも読みもしていないことがあります。そういう勝手な先入観で就活を進めてはいけません。僕がいつも言ってること。そう、「現実主義者になってください。」
 ちなみに、「メーカーは…」なんて当初発言していたゼミの友達。結局僕の説得もあってか(笑)、私を含めて就職先が決まった15人中7人はメーカーに就職予定(6月1日現在)です。(まぁ第一志望かどうかは別にして。)

 このような考えにしたがって、合同説明会などで、出来るだけ多くの業界・企業を回って、どんな職種・仕事があるのか探ってみてください。
 業界が同じでも、やってる仕事は違ったりします。同じ「営業」でも業界や企業によってやってる内容は想像以上に違うはずです。もちろん、人事や経理など類似性が非常に高い職種もあります。そういったことも見てみてください。

◆なぜマスコミはやめたのか
 しばしば、「なんでマスコミ目指さなかったの?」と聞かれることがありますので、この場で返答をば。
 確かに、政治部に入って派閥を追って。田崎史郎や船橋洋一なんて人みたいに本かいちゃったりして。確かにそれは憧れます。
 確かに、毎日のように日記を書いたり、日頃政治や社会に対して意見(批判?非難?)をしている私にとってジャーナリズムの世界は魅力的かもしれません。
 ではなぜマスコミを目指さなかったのか。きっかけは、日テレの面接で落とされたから。
 別にこれでマスコミ憎しと思ったわけではなく、面接をしている中で、なんか違うなぁという感覚を受けた。そこで考えてみたのが最初だったのかもしれません。
 確かに上記のような憧れる新聞記者がいます。しかしながら、それはあくまで憧れ。それは自分という存在とは何のつながりもない遥かむこうの点。これはただ単に距離が遠くて怖気づくというものではなく、今までの自分を線でなぞってみて、その先に遠くてもいいから点線で繋がるところに憧れの彼らがいるのか。それを考えた時、あまりつながりを感じられなかった。もちろん、宇宙飛行士やノーベル物理学賞受賞者よりは近かったですがね。
 ただ単に憧れるのと、自分がそういう人になるのとでは大違いだと思います。それは過去の自分をなぞるという作業を自己分析の中でしてみるのがいいと思います。そう、自分が憧れるような点に自分がいる時を妄想し、それがかなり具体的になれば、その道を選ぶのがいいのかなぁと思います。ちなみに僕は酒を飲めば妄想を語ってましたね。友達いわく、その姿が楽しそうだったとか。是非そういう妄想をしてみてください。
 こうした考えに憤りさえ感じる人もいるでしょう。確かに、全く違う自分になりたい!って人がいるかもしれません。そういう人はそう思ってください。それも嗜好の違いなのですから、それを認識すればいいだけのことです。
 政治部に入れればいい。だけど、社会部だったら?僕はほとんど興味がありません。というか寧ろ嫌です。パナウェーブ研究所なんて追いたくありません。スポーツ・芸能はなおさらです。つまり、僕のやりたいことは、数あるマスコミ(記者に絞っても)の中で限られた範囲ということになります。そういう意味では、やりたい度合いを縦軸にとってグラフにしたとき、その最高点を狙うよりは、アベレージが高く、最低点が高い、つぶしが利くっていうのか、そういうものを取った方がいいかなとも思います。100点を狙って、10点を取る可能性を享受するより、70点〜90点を確実に取っていくのもいいかもしれませんよね。
 さらに、マスコミ(記者)の仕事って政治の世界を見ることではなくて、そこであったことなんかを、聞き出して、整理して、文章化し、人々に伝えるってことですよね。このうち、聞き出すことと、人に伝えることってのが、自分にとってやりたいことではなかった。自分の考えを表明するのはいいんですがね。
 それに、どこぞの新聞には国際政治(僕がやってるような)分かってるんですか?教えてあげましょうか?なんて思わせられる。でも、多分自分も他の分野で書いた記事をそんな風に思われるんだろうなぁなんて思うと、あんまり乗り気じゃないですね。ここは何とも言葉にしがたいのですが…。
 まぁ結局、日記書いたり、政治をみたりってのは享楽の一種であって、仕事にしたくない。仕事にしたら楽しめなくなりそうな気がしたので、仕事には選びませんでした。確かに楽しいことを仕事にするのは最高ですが、企業に入る(フリーでも大差ないとは思いますが)と、かなり縛られなくてはならない。やりたいことだけやって生活できるほど僕は能力ありませんから。

◆なぜメーカーでも、SONYは受けなかったのか
 そんなこんなで、自分はメーカーが一番いいのではないかと思ったわけです。
 というのは、上記の自己分析で明らかになったことと符号するもの、そして、OB訪問などをしていく中で雰囲気があうのがメーカーだったから。
 とはいえ、メーカーといっても色んなものがありますよね。機械メーカー、食品メーカー、素材メーカー…。メーカーって括りは大きすぎますのでもう少し具体的に。機械系メーカーです。
 食品メーカーは商品自体があんまり興味がないのと、自己分析の結果とあんまりあいません。というより、そもそもメーカーっていう入り方ではなく、自己分析の結果から、自分に合いそうな企業というを探してみると、結果的に機械系「メーカー」だったというだけですがね。
 機械系メーカーといっても沢山あります。家電メーカーに自動車メーカー、はたまたそういう機械に組み込まれる機械を作っている会社や機械をつくる機械をつくる会社もあります。僕ももちろん、最初はいろいろ見て回りました。自動車会社、総合電気メーカーも。

 そういう中で、重工業と部品メーカーが惹かれるものがありました。重工業は作ってるものが好きってのもありましたが、「工場営業」っていう仕事が、自分がやりたい仕事と非常に近かった。大学時代取り組んでいた映画サークルでのプロデューサーという自分の役回りに似ていたし。具体的には、企画、監督・脚本と作品を作っていく(作業に加わるものの自分で形にするわけではない)、予定の調整、予算管理などなど。重工でも理系に設計図を描かいてもらうわけですが、どういった商品にするかは、客と技術と相談しながら形にしていきます。そして、営業は契約・販売価格の決定、スケジュール管理、各関係部署との折衝などがその主な仕事となります。結構近いですよね。
サークルなんて嫌ならやめればいいものを、未だにやってる理由があるわけで、それを明確にしていったときに、この「工場営業」がそれと同じような仕事ができそうだと思ったのです。その他、受注営業や資材といった仕事もそれい近いものがあり、非常に興味を持てた。これが重工業界を第一志望にした理由です。結局、何をしてるときに楽しいと思えるか、辛くても大変でも積極的になれるのかを自己分析することで、こういったことが分かってくるのではないかと思います。
 部品メーカーはどうだったのか。部品メーカーでも上記に似た仕事をやれると思った。工程管理や営業がそれです。こうした企業は、カスタムメイドの製品が多い。そのため、営業は顧客と一緒に製品を作っていくことになります。これは文系でもモノづくりにガッツリ関与できる道です。これは素材メーカーも非常に近いものがあります。ただ、部品メーカーのほうが、製品に「動き」があるので興味は高い。部品として組み込まれたとしても、それ自体は、その姿を残しながら動いてるってのも魅力的ですね。
 こうした営業と工程管理がある程度一緒にできる仕事が重工業の工場営業だったのです。この辺は詳しく話すと長くなりますので、いつか話す機会があれば(もう結構書きましたが)。
 というわけで、どんな仕事ができるかを考えていくこと、それからどんな仕事をしたいのかを合わせて考えていくと、次第に絞れていくものかと思います。

 最後にもう一つ。自分がどんなアプローチが好きなのか、得意なのか。その結果としてどういう時に悦びを感じるのか。幸せを享受できると思うのか。そういったことを考えてみてください。例えば、「社会に貢献する」っていっても、大方の仕事は社会に貢献してるわけで。多くの人が笑顔で有難うっていうのが好きなのか、少数でもコアな喜びを感じてくれるほうがいいのか。僕は、自分が担当したチョコレート食べて喜ばれたり、携帯音楽プレイヤーを皆が使ってくれている姿をみるより、10年後、自分が担当した船が元気で活躍してる姿を見たほうが嬉しいし、船員さんに「この船、整備がしやすいよ!」って言われるほうが僕の喜びに繋がる。そう考えて重工を考えました。
 それにね、たとえ経理になっても、自分がやった仕事のおかげで、こうして日記を書く電気が発電されてるんだなぁと思えれば(残念ながら東日本は当社製ではありませんが)、幸せかなとも思える。そういう最低ラインも意識してみるといいかもしれません。仕事で辛くなった時、羽田を離陸する飛行機を見て、気合を入れなおすことも出来ますしね。

 結局、軸というのは業界でも職種でもなく、「自分」が基礎になるわけです。その「自分」を実現できそうな就職先を探せばいいのではないでしょうか。ですから、「公務員を目指す」・「資格を取る」と「民間企業に就職する」ってのは別個のものではないわけです。自分がやりたいことがどういうことなのか、をまず考え、それに合う仕事を探していけばいいんだと思う。一つの側面からだけで判断しない。一見するとまったく違うところでも、筋が一本通ってる、それが軸なのではないでしょうか。しかしながら、資格試験にはそれなりの準備が必要ですが。

◆なぜ軸を形成する必要があるのか
 それは私にはわかりません。しかし言えることは、軸を形成しておけば楽だということ。あれこれ企業を受けるより、軸を絞れていた方が、面接の準備も楽ですし、積極的な姿勢で望みやすいので、面接が苦痛になることはないと思います。確かに落とされるとその分辛いかもしれませんが。
 ただ、「皆がメガバン受けてるから…」といった理由で、無用な戦に挑む必要がなくなります。就活してると、何がなんだかわからなくなり、不安が高まるばかりです。それを少しでも抑えるためには、しっかりと自己分析と企業研究をして、軸を形成しておくことが近道となるかもしれないと私は思います。
 自己分析同様、軸の形成も終わりは無いと思います。そりゃ、前提となる自己分析が終わることが無いんですから、そうですよね。
 軸の形成は、自己分析と企業研究が相互補完的な役割をするのと同様、それらともまた相互補完的な関係にあります。
 したがって、軸は絶対的なものとはいえません。しかし、自分が倒れそうな時に支えてくれるくらいしっかりしたものにしておいた方がいいと思う。そのためにも、常に軸をしっかり固めていく努力が必要なのではないでしょうか。

◆企業を絞る
 軸の形成とは若干違うような気もしますが、どうやって企業を絞って行ったかも。
  企業を絞るのは、就活進めていく中でやればいいことだと思います。「絶対この企業に行くんだ!」なんて意気込むのもいいですが、必ずしも向こうもそう思ってくれるとは限りません。ですので、ある程度幅を持っていいかと思います。
 上述の軸にしたがって、やりたいことをやれる企業と、自分が働く姿がイメージできる会社(俗に言う「合う会社」)を絞ってみます。

◇なぜ就職予定先の会社を選んだのか?
 例えば、やりたいことをやれると思った重工。日本の重工大手は三社(英語が出来ないので、海外のは考えませんでした)。しかし、うち一社は、他の会社とは仕事の分担の仕方が異なります。その会社は、営業という仕事は一つです。また、作っている製品も、他二社とは違う。完成品が少ないんですね。やっぱりジェットエンジンよりジェット機の方が魅力ありますしね。とはいえ、重工メーカーってのもいろんな製品扱ってますから、それぞれかなり違いがあります。
 最大の決め手は、その社の人と話を重ねていく中で、「あ〜赤字を抱える理由がわかる気がする」と思ったから。これは仕事をしていく上で、マイナスの疲れが蓄積されそうだと思い、将来の職場候補からはずしました。
 こちらがこうして別れを告げるように、向こうも別れを告げてきます。神戸に本社がある重工さんは、3月の内に別れを告げられました。どうもお気に召さなかったようです。
 このように自分と向こうの双方の選択によって、スリーダイヤの重工に的を絞ることにしました。一方で、重工専業メーカーも受けていました。造船です。スリーダイヤ以外の重工は造船部門を分社化してますので、造船会社は別に採用選考です。元々、船に興味があったので、そういう意味では重工三社ではダイヤが一歩リードしてたんですね。とはいえ、造船は並行して受けることに。造船はライバルが少ないことも手伝って、順調にステップを踏んでいきました。
 ただ、やはり船以外の製品も扱いたいという思いから、面接では、スリーダイヤが第一志望とはっきり言っていましたね。仕事内容は似たり寄ったりですが、最終的な製品も重要ですから。勿論、造船以外のやりたくない製品を担当するというデメリットは皆無ですが。
 とはいえ、やはり可能性が大きいのはスリーダイヤ。ジェット機も、ロケットも、船も、プラントも、シェアこそトップでないにしろ、日本初とか、日本最大とか、世界初、世界最大なんていいうのは、やはりダイヤが一番多いと思います。そういう夢を追えるどこか童心を持って仕事に取り組める可能性が一番高かったのがダイヤ。そして、一番自信を持って自分の仕事を楽しそうに話してくれたのもダイヤの社員。そういう自分がなりたい社会人になれそうなのがスリーダイヤでしたので、そこを第一志望にしました。
 ちなみに、造船からは受けがよく、「スリーダイヤが第一志望」とはっきり言っていた(言わなければならないように誘導されたといってもいい)ものの、一社からは内定を頂き、もう一社からは、スリーダイヤの様子を見てから最終面接といわれてました。スリーダイヤはメーカーの中では割と早めに内定をくれたので、他社の内定をお断りするということもほとんどなく、面接で予め言っていたおかげで、途中辞退もスムーズでした。

◇第一志望以外の順位付け
 重工以外にも、部品メーカーをいくつか受けていました。どの会社に行っても似たり寄ったりな気もしますが、企業を絞っていった流れを。
 まず、ここら辺は、第一志望ではなかったために、あまり熱心に順位付けはしていませんでした。とりあえず、自己分析の結果にマッチする会社は出来る限りうけました。そして、他の予定との兼ね合いから取捨選択を始めました。つまり、スリーダイヤとかの選考とバッティングした企業はそこでお終いとか。なんとか上手くやり繰りしてこれはほんの少しでしかありませんでした。
 そんな中で、志望度を着実に高めていった企業がありました。豊*自動*機です。天下のトヨタグループです。父がトヨタグループだった関係もあり、トヨタグループの主な企業はとりあえず見ておきました。有名なところだと、デン*−とかア*シンなんかがあります。しかしながら、自動*機はこの二社とは雰囲気が異なり、自分と同じニオイを感じたんですね。デン*−さんなんかは世界に名を馳せるエリート集団ですが、なんか自分と違う感じがしたんですよね、スマートな感じとか。これは自動*機のリクルーターとの話の中でしてみたら、「ピッコロさんは確かに、*機の雰囲気がしますよね」と言われました。こういうのが、「合ってる」ってやつなんではないでしょうか。
 そういう意味で、この会社は働きやすいだろうという感覚から、志望度は高まり、最終的にはメダル圏内に入っていきました。

◇選考が進んだ段階で
 金融などに比べて、メーカーは割りとのんびり時間が過ぎますので、選考が進む中で、順位を考えることができます。
 志望企業上位6社(6社は明確に順位を決定していました)を見ると、おそらく年始の志望順位と4月1日時点での志望順位は大きく異なるでしょう。僕はそうでした。一位は変わりませんでしたが、その下は絶えず変動し、一位と二位との間も揺れ動きました。
 そんな中、上位5社の内、一社は3月末には「お祈り」されましたので、一社浮上。そのままの形で4月は一週間が過ぎました。ただ、4月の二週目に、二位の会社に落とされたので、一位の会社に内定もらえたら直ぐに就活をやめる準備ができましたね。二位から内定もらったらどうしたでしょうか。多分父に反対されて、一位の会社に行ったとは思いますが。
 で、2〜6位の会社については、それぞれの会社を一対一で、どちらを選ぶかを常に検討して置いて、面接のお誘いの電話に備えておきます。たとえ先約があっても「空いてます」というのか、「他の日時になりませんか」というか、「その日は無理です」と答えるのか。この答え方で向こうも志望度を確認するようですので、大切なことです。どちらか困る、4位タイのような状態にある企業だったりしたらどうするか。予定がかぶらないことを祈り、後は企業に選んでもらうという極めて受動的な感じでしたね。僕の場合。あんまり良くないけど、一生懸命考えた挙句、落とされてしまったら、悲しいですからね。もし、電話があったときは、やはり先の予定を大切にしたいと思います。
 6位未満の会社同士の場合は、早いモン順か、どっちが名刺・名簿に書いてあってかっこいいか(世間体・名前それ自体)や、人事の人の雰囲気なんていう不純な決め方をしてました。
 でもですね、大方の会社は、予定が入ってることを伝えると、他の予定を作ってくれました。名古屋に本社がある部品メーカーは最終面接の日時まで、特別に他の日に用意してくれましたよ。僕が受けるようなメーカーは人不足なのか、丁寧な対応でしたよ。

◇合ってる会社?
 「合ってる会社」を判別するのは至極困難だと思います。しばらくその場にいないとわかりませんし、部署によって大きく違ったりしますしね。かなりの「嗅覚」がないといけません。その点僕は嗅覚に優れている方ではありましたが、信用できないこの方法はあまりとりませんでした。僕は以前、部室をアポなしで訪れた人をを「あいつは早稲田なニオイがするな」と友人に告げたら、本当に「私、早稲田大学の…」と話始めたときは、友人にビックリされたものです。
 閑話休題。しばしばやってしまうミスとしては、感じのいい企業を合う企業だと思ってしまうこと。確かに、感じのいい企業は居心地がよく、自分に合ってる感じがしてしまうものです。しかしながら、それって合ってるといえるのか?
 素材メーカーの*レでそれがデフォルメされた感じがしました。あの会社の雰囲気はいい。面接の受付も、面接控え室での社員も、面接官も非常にいい感じの人々で、居心地は良かった。でも、自分があんな社員になっているのかを考えてみると、違う。これほどまでにはっきりはわからなくても、多かれ少なかれこんなことがあったかと思います。
 ですので、「合ってる会社」選びは慎重に。やる時は、出来るだけ社員を観察すること。社員同士が話しているときなんかに、しっかり観察し、自分がその場に混じっていて違和感がないかなどを想像してみるのがいいかと思います。もちろん、これは何回も回数を重ねる必要があります。

◆最後に
 これまで長々と書いてきましたが、大切なのは自己分析。そして、企業研究。それをしっかりやれば、軸を作るのは簡単なはずです。別に軸なんて作らなくても何も問題ないとは思いますが。

コメント(2)

ピッコロありがとう。
最後の終わり方が好きです。
「別に軸なんて作らなくても何も問題ないとは思いますが」とはいいつつ、「大切なのは自己分析。そして、企業研究。それをしっかりやれば、軸を作るのは簡単なはずです」。自己分析と企業研究をしっかりやれば、おのずと軸が見えるってだけの話だからね★

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