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シカゴ・オプション戦略研究会コミュの先週のカレンダーコンドルは、どうなったか?(2008/05/20時点)

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昨日時点では、レンジ調整したもの、しなかったもの、大差はありませんでした。

ネットでは、プラス310ドルから330ドルといったところです。

徐々にショートのポジションに、時間価値の減少(タイム・ディケイ)が進んできており、おいしい様相となりつつあります。

なお、ボラティリティは、22.31と、下降気味です。

本来は、利益確定するところですが、ここでのシミュレーション上では、しばらく、このまま、観察を続けていきましょう。

なお、念のため、それぞれのオプション・レッグごとのグリークス指標を付記しておきました。

特に、期先と期近とのセータ値の違いに注目してください。

この違いの大きさが、相場の上昇・下降にかかわらずに、ショートポジションにおいて、利を生み出しているのです。

これらの数値が出せるサイトの紹介と、その出し方は、「シカゴ・オプション売買戦略マニュアル」専用サイトに、2−3日後に、「オプションのポジションのグリークス値を求めるためには?」とのタイトルで、のせておきますので、そちらをご参照ください。

なお、下記のグリークスの中に、アルファ(Alpha)という見慣れない指標がありますが、これは、タイム・ディケイの進行に対して、ガンマ値がどれほど持ちこたえられるかを示す指標で、アルファ値(アルファ値自身は、常にマイナス)が大きいと、タイムディケイの進行に比して、オプション価値の上昇が激しく、ショートポジションは、リスクが大きくなり、アルファ値が小さいと、オプション価値の上昇があっても、タイム・ディケイの進行のほうが早いので、ショートポジションのリスクは少なくなる、ということをあらわしています。

マニュアルの中では、このことを「ガンマとセータとの間のトレードオフ関係」(71ページ)として記してあります。


E-Mini Russell2000

ATM=727ドル →737.00ドル

?先週5月13日にレンジ調整をしなかった場合

期先(9月19日満期)

ロング
行使価格590ドル・プット(プレミアム920ドル→650.00  マイナス270ドル )
(ボラティリティ32.46% グリークス Delta-0.0992 Gamma 0.0013  Theta -0.0956  Alpha-0.0131 Vega0.7436 Rho -0.2696 )

行使価格810ドル・コール(プレミアム860ドル→1,170.00 プラス310ドル)
(ボラティリティ20.82% グリークス Delta0.2380 Gamma 0.0035  Theta -0.1155  Alpha-0.0300 Vega 1.3181Rho 0.5505 )


期近(6月20日満期 )

ショート
行使価格675ドル・プット(プレミアム860ドル→340.00 プラス520ドル )
(ボラティリティ27.30% グリークス Delta-0.1802 Gamma0.0032  Theta -0.1743  Alpha-0.0185 Vega 0.7825 Rho -0.2318 )

行使価格750ドル・コール(プレミアム850ドル→1,080.00 マイナス230ドル)
(ボラティリティ22.27% グリークス Delta0.4379 Gamma0.0059  Theta -0.2238  Alpha-0.0264 Vega 1.1727 Rho 0.4957 )


プレミアム合計は、
期先・ロング=1780ドル→1820 プラス40ドル
期近・ショート=1710ドル→1420  プラス290ドル

ネットでは
プラス330ドル


?先週5月13日にレンジ調整(ロール)をした場合

期先(9月19日満期)

ロング
行使価格600ドル・プット(プレミアム900ドル→770.00) マイナス130ドル
(ボラティリティ31.74% グリークス Delta -0.0484 Gamma0.0011  Theta -0.0782  Alpha-0.0136 Vega0.2995 Rho -0.0618 )

行使価格820ドル・コール(プレミアム870ドル→940.00) プラス70ドル
(ボラティリティ17.87% グリークス Delta 0.0744 Gamma0.0026  Theta -0.0636  Alpha -0.0414 Vega 0.4193 Rho 0.0871 )

期近(6月20日満期 )

ショート
行使価格692.5ドル・プット(プレミアム860ドル→550.00 ) プラス310ドル
(ボラティリティ27.43% グリークス Delta-0.3056 Gamma 0.0030  Theta -0.1583  Alpha -0.0188 Vega1.4923 Rho -0.8419 )


行使価格760ドル・コール(プレミアム850ドル→780.00)プラス70ドル
(ボラティリティ23.38% グリークス Delta0.4389 Gamma 0.0039  Theta -0.1659  Alpha-0.0237 Vega 1.6755 Rho 0.9862 )

プレミアム合計は、
期先・ロング=1770ドル→1780ドル→1710ドル マイナス60ドル

期近・ショート=1710ドル→1600ドル→1330ドル  プラス370ドル


ネットでは
プラス310ドル


なお、「シカゴ・オプション売買戦略マニュアル」
http://americanoption.kir.jp/
には、「アメリカ・シカゴのオプション取引を日本からでも」という趣旨で、今までの日本のオプション解説書には書かれていなかった、このようないろいろな戦略などが書かれています。

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