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魁!読書地獄(仮)コミュの文芸/ノンフィクション・思想評論・新書系

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あなたの読んだ本を紹介して下さいな。
感想というかあたしゃこの本を読んでこう思ったよ!
なんてのもあるともう最高。

コメント(7)

どこのジャンルに入れていいのかわからなかったのですが・・・

「ブスの壁」
作者:高須クリニック 高須克弥
(美容整形外科で高須クリニックとよくCM流れている)
出版社:新潮社

内容:高須クリニック院長 高須さんが海外や国内の整形事情をあつく、泥臭く、語っている本です。
お金をかせぐことが大好きなんだな〜と思わず感心する本。
なんでこの人実業家でなく医者になったんだろう・・・?とつい思わせられます。

圧巻なのは、自らあらゆる整形をまずは自分で試してから患者さんに施術するということで、60歳の還暦を迎えているのに、若返り手術で30歳くらい見た目が若くなることに成功している高須さんの写真がのってました。
これが本当なら科学って凄い事ができるんだな〜と思い、自分も思わずやってみようかしら・・・なんて、高須さんの思惑通り美容整形市場に足を踏み入れそうになりました。

西原理恵子さんが挿絵漫画を描かれていて、そのコメントが面白かったのでつい買ってしまった本です。
あまり気負わずに読みたい時にいいと思います。
「風味絶佳」  山田詠美 著

うまい。うま過ぎる。「過ぎる」なんてことは欠点なのかどうか分らないが、例えば容貌などで、鼻なら鼻がとりわけ強い印象を与える場合、それは欠点だ、などと言われる。そういう意味で、とりわけ「うまさ」が突出して、まるで欠点みたいに感じられるのだ。

6篇の短編小説には、それぞれ「肉体労働」に従事する男性が登場する。とび職、引越し作業員、下水清掃作業員、火葬作業員等々。それらの男性と連れ合いの女との、性愛の様が極めて生理的に濃厚に描かれる。

何故そういう職業の男性なのか、は分らないでもない。今や日本の(性的に)現役の男性の大部分を占める、ホワイトカラー層の性生活など、見当がつき過ぎて絵にならない。それに(多分)衰弱がひどい。

性は何といってもまずは、肉体に属する。その肉体の行使を直接的な職業とする男性が、今日の日本でどういう心的状況にあり、どういう性愛世界を持っているのか、私にはよく分らない。

仄聞する限りでは、自らの職業にそれほど肯定的ではない場合が多いように思える。また、突出して充実した性愛の世界を持っているようにも見えない。その点から考えると、この本に登場する男性たちは、性愛の主体である女性から見た、好都合な「理想型」でしかないのかもしれない。

従って、著者が書きたくもあり、また本当にリアルに描かれているのは、これでもかこれでもかと演じられる性愛世界そのものである。

ここに登場する男性の職業的肉体と清涼な職業意識のようなものは、これらの作品をポルノグラフィーにしないための防壁であり、また性愛世界を存分に賞味するための、香辛料の役割を果たしているのだと思われる。

これらの装置を施した上で、この小説では、女性がありがちな客体性を脱して、全き賞味の主体として性愛世界に登場してくる。しかしてその風味は絶佳である(そうな)。
講談社の松谷みよ子全集二巻は何故販売されていないのだろう?
確かに共産主義にオルグされた部分や暗い話が多い。
本人も後書きでそのことについて語っている。
朝鮮戦争反対についてなど。
でも、豊かな挑戦、明るい朝鮮。いい歌じゃあないか。
朝鮮の人の紙芝居の女の人の短編を読んだことがある人はいるかい?
手に入る人は最後の短編をぜひ読んで欲しい。

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