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MATV ムービーアジアコミュの最後の港督ボディガード

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原題:港督最後一個保鑣/非常大保鑣(Bodyguards of Last Governor)
香港 BoB & パートナーズ作品 96年 94分 カラー 日本劇場未公開
製作総指揮:ウォン・ジン 製作:マンフレッド・ウォン 監督:アルフレッド・チョン 脚本:ウォン・ジン/アルフレッド・チョン 撮影:アダム・タム アクション指導:ディオン・ラム
出演:エリック・コット/ロー・ガーイン/チンミー・ヤウ/マイケル・チョウ/ロー・クーン・ラン/マンナ・チェン

―解説―
中国への返還を1ヶ月後に控えた香港を舞台に、突如香港総督に祀り上げられた中年男をガードするハメになったドジな警官の巻き起こす騒動を描いたコメディー映画。出演は『初恋』(97年)などのエリック・コット(葛民輝)、『女人,四十。』(95年)などのロー・ガーイン(羅家英)、『シティーハンター』(93年)などのチンミー・ヤウ(邱淑貞)、『レディ・スクワッド』(88年、映画祭のみ)などのマイケル・チョウ(周文健)、『野獣の瞳』(96年)などのロー・クーン・ラン(羅冠蘭)、『ハッピー・キョンシー2』(85年、ビデオのみ)などのマンナ・チェン(陳曼娜)ほか。アルフレッド・チョン(張堅庭)監督、96年作。

―物語―
返還が1ヶ月後に迫った97年初夏の香港。英国に非白人の首相が誕生、政府は中国との関係改善の為現総督を解任し、イギリス華僑の男ヤン(羅家英)を最後の香港総督に任命した。しかし長年英国政府に恨みを重ねてきた一派が、新総督抹殺を策略。ヤンの記者会見場に早速暗殺者が現れた為、香港警察のウォン署長は元カノの息子という警官ロッコ(葛民輝)を護衛に派遣する。ところがナンバー2の政務官オンサム(羅冠蘭)の甥ダイギ(周文健)と早々に対立したまま、地獄の特訓を受けるハメに…。果たしてロッコたちは、香港最後の総督を1ヶ月間護り切れるのか…!?

コメント(1)

中国本土と香港のカルチャーギャップを風刺を込めて描き香港で大ヒットした『彼女はシークレット・エージェント』(90年、映画祭のみ・画像左)のアルフレッド・チョン(張堅庭)監督が手掛けた政治コメディーです。今回は撮影当時1年後に迫っていた香港返還をテーマに、一種のシミュレーションも含めた展開を持ち込んでいます。ただ…、俳優陣のヘン顔をコラージュしたポスター画像から想い起されるような判り易いナンセンスなドタバタ劇ではありません。確かにそういう場面も散見されるのですが、全体的には香港のローカリズムが強く打出された展開で、時事ネタも頻繁に出てくるので、制作当時の香港は勿論、英・中・そして日本の政治情勢をある程度念頭に置いて見ないと、我々日本人には難解に思えてしまうかもしれません。本作では下ネタもさりげなく織込まれており、そちらはロー・クーン・ラン(羅冠蘭・画像中)演じる政務官が担っています。彼女の役柄には香港人なら誰でもわかる元ネタが実在するのですが、その人物が香港では民主派に支持され「香港の良心」と呼ばれるほど、クリーンで穏健な人物として知られるのに対し、羅冠蘭扮する政務官は、膝上のタイトスカート姿で男二人を手玉に取るエロい熟女として描かれています。ちなみにMATVでもOAされた別作品でも羅冠蘭は全く役で登場しています(該当作品は後刻紹介予定です)。
他の登場人物も主演のエリック・コット(葛民輝)始め、どっかヌケたキャラクターばかりですが、唯一なまともなのがチンミー・ヤウ(邱淑貞・画像右)なのです。いつもはセクシー度満開でアクの強い役柄も辞さない彼女が、本作ではエリック・コットの愛妻をフツーに演じており、その愛らしさが作品の毒気を中和する役割も果たしています。

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