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植田実コミュの植田さん初個展

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読売新聞、朝日新聞にそれぞれ案内されましたが、植田さんの初めての個展を開催します。
◆植田実写真展―空地の絵葉書
会期=2010年1月26日[火]―2月6日[土] 12:00-19:00 *会期中無休
会場=ときの忘れもの
HP http://www.tokinowasuremono.com/tenrankag/izen/tk1001/183.html

建築評論・編集者として活躍を続ける植田実さんの初個展です。長年世界の建築を訪ね歩いてきた植田さんが、旅の途中の折々に撮影した写真約70点を初公開致します。会場の都合で展示は50点ですが、ホームページに全作品70点の画像を掲載しましたのでご覧ください。

●お問合せは、下記まで。
 Tel:03-3470-2631、Fax:03-3401-1604、
 E-mail: info@tokinowasuremono.com


●1月30日(土)17時から植田実さんと大竹昭子さんのギャラリートークを開催しますが、既に定員に達し予約満杯となってしまいました。
終了後の18時からお二人を囲み懇親パーティを開催します。どなたでも参加できますが、17時〜18時の間はギャラリートークの予約者以外はご入場できませんので、18時以降にご来場ください。

●作者からのメッセージ
ヨーロッパ各地の木造建築を、その専門研究者や建築家たちと見て
まわる旅が足かけ10年ほどのあいだに続いたことがある。民家や古
い教会が多いので田舎めぐりになり、長距離バスに乗っている時間
がたっぷりとあった。目当ての建築がある現場に着けば仕事とな
り、眼は血走り忙しくなってしまう。その中継ぎのバスのなかのひ
とときは、なにもない茫漠とした地平を行くばかりで、心穏やか
だ。眠りに誘われると二度と目覚めないほどに。
そんな気分をよりどころにして、ほかの旅でも同様にうんざりする
ほど数多くシャッターを切っている取材ついでの、わずかな中継ぎ
スナップのなかから、ぶれ、ピンぼけ、褪色歴然のものまでとりま
ぜて、記憶もおぼろな場所の痕跡を探してみた。そして初めて気が
ついたのだが、曲がりなりにも写真、と呼べるものがそこには一枚
もない。すべてが絵葉書としか言えない構図になっている。
観光地ならばありふれた図像こそが通用する絵葉書を、光と影が行
き来するだけの、いわば空地で私は撮りためていたらしい。それは
おどろくほど小さな世界だった。心穏やかな歓びの身の丈に相応し
く、いちにちに始まり終わる出来事がそっくり見えている。
                  植田 実(うえだまこと)

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