植田実
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、1960年創刊の『建築』編集部スタッフとして参加。1968年に創刊、斬新な雑誌作りで建築界に新風を巻き起こした『都市住宅』(鹿島出版会)の編集長として1976年まで勤め、その後A.D.A.EDITA等を経て、1986年より住まいの図書館出版局編集長。著書『真夜中の家 絵本空間論』、編著『ジャパン・ハウス』、『ケース・スタディ・ハウス』、『アパートメント』、『集合住宅物語』、『植田実の編集現場 建築を伝えるということ』など。出版・編集を通して建築文化の普及・啓蒙に貢献した業績により、2003年日本建築学会文化賞を受賞。