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結衣の気ままに恋愛小説館コミュの世界が終わる前に

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アダムへ


ねぇ 覚えてる?
木苺を摘んで食べたよね
あれは 禁断の果実だったの
だって その後 蛇に会ったでしょう?

大切なのは ふたりはそそのかされたわけじゃないってこと
蛇に 会う前に その果実を食べると選んだこと

あたしはあなたに抱かれることを
あなたはあたしを抱くことを
だから 選べたでしょう?

あなたの しなやかな指が ずっと ずっと好きでした
文字を綴り
弦をつま弾き
コーヒーカップを口元に運び
時として 強く握手をしてくれた
その手が あたしを抱く
頬に触れ 髪を撫で
肩を滑り そして
あたしを押し開く
思わず漏れる こえを
あなたは甘いと言うけれど
甘すぎる愛撫に 溺れてるのは むしろあたしで
脚を這う唇も あなたの口からこぼれる 言葉も
羞恥心を誘いながらも ウォッカみたいにあたしを酔わす
薄い布 一枚に閉ざされていた
あなたの 肩や胸が
こんなにも力強くて
男らしいことに 今更ながら驚く
目を そらしても 熱い
あなたの視線
捉えたいと願っていたのに 耐えられずに閉じてしまうのは 近すぎるから?

ねぇ 指を折ってみたことがありますか?
ふたりが出逢ってからの ときを
あなたを困らせるかもしれない とか
傷つくかもしれない とか
もう 迷ったりしません
どうして 今なの? じゃなくて
今 だから
だって 明日 死ぬかもしれない
お願いです
今の あたしを
何度でも
何度でも

抱いてください

イウ゛






初めての投稿です

ご感想をお寄せいただければ 嬉しいです

よろしくお願いします

美鳥

コメント(4)

なかなかレベルは高いんじゃないですか? 欲を言うなら、も少しミドリさんらしさを出したらいいかも (^^ゞ
結衣さま

わーい コメントありがとございます!
初めてだったから なんだかすごくどきどきしました

綺麗ですか? なんか 言葉って 思うように表現するのって難しいですよね





Snow Rabbitさま

あたしらしさを出すかぁ・・・
ちょい 恥ずかしいような

レベルなんて 全然っですよ!
コメント うれしいです

また よろしくお願いします

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