ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ヴァルター・ベンヤミンコミュのベンヤミン関連 新刊案内

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ベンヤミンに関する書籍、記事の情報を交換できると有難いです。(最近は書店に立ち寄る機会が減ってしまったので、気付かずに見逃している本があるんだろうな……。)とりあえず、小耳に挟んだ新刊の情報が確認できたのでお知らせします。

『ベンヤミン・コレクション4 批評の瞬間』
ヴァルター・ベンヤミン 著 浅井 健二郎 編訳 土合 文夫・久保 哲司・岡本 和子 翻訳
ちくま学芸文庫 672頁 2007年3月7日刊行 定価1,575 円(税込)
ISBN:9784480090256 JANコード:9784480090256

筑摩書房の「これから出る本」に掲載されています。目次は不明です。どなたかご存知の方がいれば教えてください。

コメント(17)

 新刊情報、有り難いです。さっそく、注文しよう。
『ベンヤミン・コレクション4』の目次を追加します。
ただし、多すぎるので構成を載せるだけにします。

I:雑誌『新しい天使』の予告
II:バルザック、シュティフター、シェーアバルト、ケラー、
  ヴィーラントなどの論考
III:ボードレールにおける第二帝政期のパリ
IV:ホーフマンスタール、ゲオルゲ、カフカなどの論考
V:ブレヒト論
VI:クラカウアーなどベンヤミンと同世代の作家論

あとがきによると、今回の文庫はベンヤミン・コレクションの第2期で、今後『第5巻 思考のスペクトル』、『第6巻 断片の力』を予定しているそうです。最終的にはベンヤミン全集としてまとめたい、との文章もありました。
近森高明『ベンヤミンの迷宮都市―都市のモダニティと陶酔経験』世界思想社

本日の朝日新聞に書評が載っていました。評者は橋爪紳也さんです。本書では「遊歩者」は「観察者」であると同時に「陶酔者」であったという新しい論点が提示されているそうです。論点が「新しい」かどうかは未読のため分かりませんが、雑踏にまぎれて遊歩する時の自意識がとけていく感覚には、確かに「陶酔」と「畏怖」を感じます。

もう一冊ご紹介。
カール・ローゼンクランツ『醜の美学』未知谷

こちらは先週の朝日新聞に、野口武彦さんの書評が載っていました。「醜とは『美という正の概念によって負に設定された省察概念』である」「美の恩寵をもって醜を救済する希望」という表現はベンヤミンを想起させます。こちらの書評は下記のアドレスで閲覧できるので、興味をもたれた方はどうぞ。
http://book.asahi.com/review/TKY200703200236.html
追記

近森高明『ベンヤミンの迷宮都市―都市のモダニティと陶酔経験』世界思想社
こちらの書評も下記アドレスにアップロードされています。
http://book.asahi.com/review/TKY200704030211.html
上記以外の、今年出版された関連書籍です。
検索しただけなので、他にもあるはずですが、とりあえず。

スーザン・ソンタグ『土星の徴しの下に』
http://www.msz.co.jp/book/detail/07323.html

大宮勘一郎『ベンヤミンの通行路』
http://db1.dcube.co.jp/miraisha/search/fmpro?-db=miraisha_db.fmj&-lay=cgi&-format=detail.html&ISBN=4-624-01176-7&-max=1&-token=12685299&-Find
こちらに関しては、12/10にジュンク堂書店新宿店にて
トークセッションが開かれたそうです。
http://www.miraisha.co.jp/images/topics/071210junku.gif
新刊情報です。

「現代思想の冒険者たち」シリーズとして1998年に出版された、
三島憲一の『ベンヤミン』が、1/12に文庫化されました。
しばらく品切れ状態でしたので、最近ベンヤミンに
興味をもたれた方には朗報となるのではないでしょうか。

『ベンヤミン 破壊・収集・記憶』
三島憲一 講談社学術文庫 \1500
ISBN-10: 4062919796
ISBN-13: 978-4062919791
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2919796&x=B

あとがきによれば、単行本をただ文庫にしたのではなく
注を詳しくしたり、本文も加筆修正しているそうです。
特に第8章を大幅に書き足した結果、ユダヤ神秘主義と
モダニズムの内的関連を強調した、とのこと。
購入したばかりでまだ確認できていませんが、
単行本をお持ちの方でも、購入する価値があるかもしれません。
ちくま学芸文庫から『ベンヤミンコレクション5思考のスペクトル』が出てました。
雑な紹介で恐縮ですが、取り急ぎ。個人的には筆跡学関連のものと「学生の生活」が入ってましたので、嬉しい限りです。
連投失礼します。平野嘉彦先生の『死のミメーシス』もオススメです。手元に資料がないので、表題のみ。ベンヤミンとゲオルゲクライスの関係、筆跡学、親和力論にゲオルゲ論と議論は広範囲に及んでいます。
河出文庫「ベンヤミン・アンソロジー」もよろしく。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463483
http://www.amazon.co.jp/dp/4309463487

仲正昌樹氏の講演が活字化された「ヴァルター・ベンヤミン 『危機』の時代の思想家を読む」(作品社)

比較的軽装ながら、語り口の上手さからなのかとても明快な講義です。独語原文を丁寧に読解しているのもいいですね。

ログインすると、残り7件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ヴァルター・ベンヤミン 更新情報

ヴァルター・ベンヤミンのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。