天然記念物コミュの桜井の化藤・三島の大ケヤキ

　富山県黒部市三日市1035ー１

　1965年02月01日、黒部市が桜井の化藤を天然記念物に指定。
　1983年09月28日、黒部市が三島の大ケヤキを天然記念物に指定。

　被子植物門双子葉植物綱マメ目マメ科　Wisteria floribunda
　被子植物門双子葉植物綱バラ目ニレ科　Zelkova serrata

　https://www.google.com/maps/@36.8727309,137.4433329,19z
　八心大市比古(ﾔｺﾞｺﾛｵｵｲﾁﾋｺ)神社〔延喜式内社〕〔県社〕の飛地境内である地神塚に隣接しています。
　
　化藤は、幹回り約80cmの個体が二本、幹回り約50cmの個体が五本、絡み合いながら伸び、約25ｍの高さから幾つにも分かれて下に垂れています。藤の精が美女に化けて毎晩郷民を驚かすので、樹下に小祠を建てて藤の精を地神塚と共に祭ったところ、怪異が無くなったとの伝説があります。
　嘗ては、飛地の中央にある大欅の樹冠に被さり、春の開花期には紫色の花房が一面に垂れ下がって、三日市の目抜き通りを飾る見事な風物として富山県指定天然記念物となっていましたが、樹幹が腐蝕して縮小した為に、県指定が解除となり、市指定に格下げされました。

　大欅の方は幹回り約5.65ｍ・樹高約25ｍで、地上約６ｍの箇所で太い幹は二本に分かれ、約40㎡の広さに枝を張っています。樹齢は300年以上と推定されています。

・八心大市比古神社
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