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幸せコミュコミュの激辛 シュール

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地平線にそって太陽がずらりと並んでいる。

聞いた話によると、順番に取り出すはずの物を、一気にぶちまけてしまったのだそうだ。農夫は、その光景を見て少しとほうに暮れた。世界の様子はすっかり変わってしまった様に見える。しかしもしかすると、暑さの為に少しおかしくなってしまったのかもしれない。問題は、それでも種をまく事を続けるか、それとも
もう止めてしまうかという事であった。農夫はそれでも種をまいた。まかれた種はすぐに成長し、花をつけ羽を広げ蝶になり、空に舞い上がって行く。種はまいてもまいても全て蝶になって空に吸い込まれてしまうのでした。
農夫は「おいおい、間が抜けていやしないか。」とつぶやいた。
つぶやいたけれども。彼はこれまでにやってきた通りに続ける事意外に何も思いつかなかった。
今でも時間は流れているのだろうか。そんな事を思うと蝶の動きも少し怪しい様な気がしてくる。もしかすると同じ所をぐるぐる回っているのではないだろうか
農夫はそんな事を考えた。
そうこうしていると、畑に妻がやって来た。妻は列を作って地平線の向こうから
やって来た。太っていたりやせていたり、一人ひとり少しずつ違う様にも見えたし、まったく同じ人の様にも見えた、肌の黒い妻からだんだんと肌の白い妻なっていった様な気もする。確実に別人になったような気もするが、ずっと同じであったような気もするのである。、「脳というのはゆっくりとした変化を把握する事が出来ないものだな。」農夫はそう思った。私の認識の限界の向こう側から、
認識の隙間からどんな可能性も入ってくる。「農夫はそう思って少し惨めな気持ちになった。」農夫は全ての女の人の可能性と結婚しているのであり。同時に
一人としか認識できないのであった。
諦めて農夫は、地面に腰を下ろす、すると向こうから知らない子がやってきて。
農夫の胡坐の間にぴったり収まる様に座った。その子どもは初めて会った子なのだけれど、明らかに自分自身であった。農夫がその子どもの右手に右手を近づけると。その手は少しずつ若返って子どもの手とそっくりになって行くのだが。
その2つが重なる事はなかった。二つの物体が重なる事が無い以上、農夫と子どもは明らかに別個の存在だった。けれどちかずけばその分お互いに似て来るし遠ざかれば、全く知らない物になった。農夫は、「これはこれで綺麗だと思った。」

コメント(2)

激辛シュールは、味覚のベクトルをつかってフィクションを紡いでいっても面白いかなという感覚でつくってみました。幸せコミュの中で、まずは、フルーツのデザートみたいな物をやってみたのですが。辛さには辛さ苦さには苦さの良さがある。その広がりが渦を作るかもしれないという事で。フィクションであるという事を前提に飛ばしてみようと思う物です。

上のお話は、「ゴッホやミレーのジャガイモ細胞から出来た。」ちっょっとぱさぱさ感の有る物語です。甘みや深みが足りない方は蜂蜜や農耕ソースをかけて、新しい料理にアレンジしてもいいかも。全く違った食材を提供してくれてもかまいません。なんといっても幸せコミュは今夜なのですから。夜に様々な物を試して。それを秩序立てて昼間に持ち込むという形がいいかも。
ところで、僕は思うのだけれど、上の激辛シュールは、ダリとかマグリットとか

ミヒャエルエンデとかがいた世界で、四次元性がよい世界、つまり物質が縦横

にならんでいるけど、あんまり救いがない世界。なんだかのどが渇いてしまうよ

うな感じ、それより高い、無邪気な周波数の中に絵本の世界がある。

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