小林克也とデイヴィッド・フォスターによる対談が、BS朝日『ベストヒットUSA』で実現した。同番組のMCを務める小林。1月23日放送回では、グラミー賞を16度獲得している世界最高峰のプロデューサー、フォスターが登場。映画『ボディーガード』のテーマソングで、ホイットニー・ヒューストンが歌う「I Will Always Love You」や、アース・ウインド & ファイアーの名曲「After The Love Has Gone」の制作エピソードをはじめ、現在の音楽シーンについて語り合った。その放送回の模様を一問一答形式で以下に紹介する。
あの歌には面白い歴史がある。簡単に説明するよ当初あの映画で使う予定だった曲は「What Becomes of a Broken Hearted」という曲なんだ。
――ホイットニーが選んだの?
違うんだ。誰の判断か分からないが、とにかくその曲でホイットニーのためにデモを2つ作った。だけど撮影現場で彼女に聴かせたら「微妙ね…」と言われてね。確かに良い曲だがホイットニーには合わない。するとちょうどその時「What Becomes Of The Broken Hearted」がビルボードにチャートインしたんだ。歌ったのは…そう、ポール・ヤングだ! それでケビン・コスナーに「ポール・ヤングがヒットさせた曲はできない」って言ったんだ、そうしたらケビンは「他の曲を考える」って言ってね。後で聞いた話だと、彼の秘書が「I Will Always Love You」を提案したんだそうだ。誰が考えたにせよ、それは名案だった。
――誰が見抜いていたの? ホイットニーがあんな風に歌うなんて。
それは私だよ。聴いた瞬間に自分の中で想像がついたんだ。ドンというブレイクの後に“and I…”と伸びるホイットニーの歌声がね。デモを聴かせたら「最高よ! 早く歌いたい」と言ってくれた。元はカントリーの曲なんだよ。実は私は原曲を知らなかったんだ。当時はインターネットなんてなかったから、アシスタントをレコード屋に向かわせて「I Will Always Love You」を買ってきて貰った。
3月末に出版の方向で進んでいる本「AOR AGE Vol. 13」にデイヴィッドの特集記事が載るようです。
https://www.facebook.com/toshicool0408/photos/a.1433437066905101/2187933954788738/?type=1&theater
(前略)
本日は林哲司さんにDavid Fosterについて語って頂きました!
(中略)
林さんには、作曲家として、アレンジャーとして、プロデューサーとしてのFosterさんの魅力を語って頂き、加えて、その昨年の来日公演、さらに、伝説ともなった(!!)1994年の『JT Super Producers 94』のことなど、ふんだんに語って頂きました。
林哲司さんの選ぶ「My Best David Foster Works」も、掲載予定です。
(後略)
かつてAl Jarreauのアルバムに参加、ツアーメンバーでもあったベーシストのChris Walkerが、Alに捧げるアルバムWe’re In This Love Together - Celebrating Al Jarreauを、5月17日にリリース予定。
その2曲目が「Mornin’ feat. David Foster & Jay Graydon」とのこと。
A musical tribute project co-produced by Chris Walker & Larry Williams.
Special thank you to Dave Koz, Rick Braun, Kirk Whalum, Gerald Albright, Will Downing, Regina Belle, Bob James, Gil Goldstein, Mark Simmons , Bobby Lyle, Randy Brecker, Jay Graydon, Jerry Hey, David Foster, Arturo Sandoval, Greg Phillinganes, Paul Jackson Jr., David Caceres, Jonathan DuBose, Marcus Miller, Randy Bowland, Nathan East, John Stoddart, John Calderon, David Caceres, Leonardo Amuedo, Arno Lucas, Cassio Duarte, Kathleen Nester, Charles Pillow, Joy Mack, Chelsea Simone, Tom Walsh, Robbie Harvey, Gary Grant, Chuck Findley, Bill Reichenbach and Rohn Lawrence.
1. Al Message
2. Mornin’ feat. David Foster & Jay Graydon
3. Breakin’ Away feat. Larry Williams
4. Roof Garden feat. Jerry Hey Horns
5. We Got By feat. Will Downing & David Caceres
6. Save Me feat. Randy Brecker & Larry Williams
7. We’re In This Love Together feat. Regina Belle & Gerald Albright
8. Alonzo feat. Larry Williams
9. Agua De Beber
10. Not Like This feat. Gil Goldstein
11. Take Five
12. I Will Be Here For You feat. Kirk Whalum
13. After All
14. Flame feat. Arturo Sandoval
15. Spain feat. Larry Williams
16. Phenomenon
17. Jarreau feat. Dave Koz & Rick Braun
Jaymes / Sneaker
Ginny's Song / Jimmy Thudpucker and The Walden West Rhythm Section
My Guy / Dara Sedaka
So Won't You Stay / The Brothers Johnson
(上記以外に、喋ってる間にかかってた曲も、紹介されなかったけど、Davidの曲がありました。)
デイヴィッド・フォスター(David Foster)の新たなライヴ・アルバム『An Intimate Evening (Live At The Orpheum Theatre, Los Angeles / 2019)』が海外で11月22日発売、
米PBSで11月末に放送される番組『Great Performances』のために米カリフォルニア州ロサンゼルスのオルフェルム・シアターで2019年に行われたコンサート<An Intimate Evening with David Foster>の模様を収録。彼の友人でもあるキャサリン・マクフィー、ピア・トスカーノ、ローレン・オルレッドをはじめとした豪華なメンバーと彼の40年にわたるキャリアを彩った作品を演奏しています。
この作品から「Something To Shout About - Betty Boop」が公開されています
https://www.youtube.com/watch?v=jKCVcV3KSbM
■『An Intimate Evening (Live At The Orpheum Theatre, Los Angeles / 2019)』
1. パワー・オブ・ラブ −ピア・トスカーノ
The Power Of Love – Pia Toscano
2. セント・エルモス・ファイアー −フェルナンド・ヴァレーラ
Man In Motion – Fernando Varela
3. ネヴァー・イナフ −ローレン・オルレッド
Never Enough – Loren Allred
4. トゥ・ラヴ・ユー・モア −キャサリン・マクフィー、リンジー・スターリング
To Love You More – Katharine McPhee and Lindsey Sterling
5. 愛を伝えて 〜Tell Him −ピア・トスカーノ、ローレン・オルレッド
Tell Him – Pia Toscano and Loren Allred
6. サムシング・トゥ・シャウト・アバウト −キャサリン・マクフィー
Something To Shout About – Katharine McPhee
7. オール・バイ・マイセルフ −ピア・トスカーノ
All By Myself – Pia Toscano
8. ボディガード メドレー(アイ・ハヴ・ナッシング/ラン・トゥ・ユー/オールウェイズ・ラヴ・ユー) −シェリー・フレイジアー
Bodyguard Medley (I Have Nothing/Run To You/I Will Always Love You) – Shelea Frazier
9. 祈り −ピア・トスカーノ、フェルナンド・ヴァレーラ
The Prayer – Pia Toscano and Fernando Varela
10. ヴィクトリアス
Victorious – from Piano album
デイヴィッド・フォスターの新ドキュメンタリー映画『David Foster: Off the Record』完成
http://amass.jp/123827/
ホイットニー・ヒューストンやアース・ウインド&ファイアーなど手掛けたアルバムのトータルセールスは5億枚以上。グラミー賞を16度獲得している世界最高峰のプロデューサー、デイヴィッド・フォスター(David Foster)の新たなドキュメンタリー映画『David Foster: Off the Record』が、<トロント映画祭 2019>(9月5日〜15日)でプレミア上映決定。
映画では、バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)、セリーヌ・ディオン(Céline Dion)、マイケル・ブーブレ(Michael Buble)、ジョシュ・グローバン(Josh Groban)らのインタビューをフィーチャー。監督は、カナダの映画監督/映画プロデューサーのパリー・アヴリッチ。製作はBell Media StudiosとMelbar Entertainment Group。
<配信内容>
David Foster and Katharine McPhee Foster (1:19)
Cyndi Lauper (7:58)
Fiji Blue (14:38)
Hoobastank (19:39)
Cynthia Erivo (24:37)
Tina Arena (30:48)
Debbie Gibson (37:10)
Ann Hampton Callaway and Liz Callaway perform "The Nanny" theme song (42:15)
Anthony Nunziata (43:32)
Jackson Browne (48:34)