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バハイ教の聖典コミュの『ケタベ・アグダス』3  61節–100節

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61.神は汝らがわが親族に親切であるよう命じ給うた。しかし、他人の財産に手をつける権利をわが親族に授けてはおられない。まことに、神は創造物を必要とされず、ご自力にて存在し給う。
 
62.ある者が、意図的に家に放火したならば、その者自身も焼かれなければならない。また、故意に人の命を奪ったならば、彼自身も殺されねばならない。汝ら、強さとの限りを尽くして神の教えにつかまれ。そして、無知な者のやり方を捨て去れ。放火犯と殺人犯を終身禁固刑に処すことは聖典の規定で許されている。まことに、彼は、望み通りに命ずる力を持ち給う。
 
63.神は、結婚を汝らのために規定された。二人より多くの妻をめとらぬよう注意せよ。神の侍女の中から、一人の伴侶を選んで満足するならば、夫も妻も、平穏のうちに生きるであろう。女中を雇いたい者は、礼節を持ってそうすることができる。これが、啓示のペンにより、真実と正義において記された法令である。おお人々よ、わがしもべらの間でわれのことを述べる者をもたらすために、結婚せよ。これは、汝らに対するわが命令である。自分自身のために、それに確固としてつかまるがよい。
 
64.おお世の人々よ。自我の誘惑に従うな。それは、邪悪と肉欲へと執拗に呼びかるものである。むしろ、全創造物を所有し給う御方、信心深く、神への畏れを示すよう汝らに命じ給う御方に従え。まことに、彼は、いかなる創造物からも独立し給う秩序が整えられた後に、国に扇動を起こすことがないよう注意せよ。このようなことをする者は、われには属さない。われはそのような者と関係を持たない。それが、示の天より、真理の力を通して顕現された命令である。
 
65.バヤンにおいて、結婚は結婚する二人の同意を条件とした。わがしもべらの愛と和合と調和の確立を欲したわれは、二人の望みが明らかになった後に、結嬉にいて双方の両親の許しを条件とした。彼らの間に敵意や恨みが起きないように。そて、われはこれにまだいくつかの目的を持たせた。このようにわが命令は定めた。
 
66.結納金の支払いなしに結婚は成立しない。結納金は、都会に住む者は純金19メガル、村に住む者は銀19メスガルと定められている。この金額を増加させたい者は、95メスガルを超えることは禁ぜられる。このように、威厳と力を持って命令は記されている。聖典によると、もし人が最低金額で満足するならその者にとって、より良いことである。まことに神は、天と地の両方の手段で、望む者は誰でも豊かになしたもう。まことに、彼は万物に対して力を持ちたもう。
 
67.神のしもべが旅をする時は、妻に対して家に帰る時を定めなければならない。約束したときに家に帰るならば、彼は主の命令に従ったことになり、神の命令のペンにより、清廉なる者の一人に数えられよう。さもなくば、もし、遅延する妥当な理由あるなら、妻に連絡し、家に戻るために最大の努力を払わねばならない。このどちのことも起きない場合、妻は九カ月間待つ義務がある。その後は、別の男性を夫として迎えても何の妨げもない。しかし、もし妻がさらに待つなら、まことに神は、そように忍耐を示す男女を愛される。汝ら、わが命令に従い、不信心なる者ら一一神の聖なる書簡において罪人として見なされた者ら一一に従うな。妻が待っている間に、らの便りがあれば、彼女は賞賛さるべき道を選ぶべきである。まことに神は、自のしもべらと侍女らが、互いに仲よくあることを望み給う。汝らの間に非協調的態を引き起こすことがないよう注意せよ。このように法令は定められ、約束は結ばれ。しかし、もし、夫の死や殺害の知らせが届き、世間によって、あるいは二人の公な目撃者によりそれが確認されたなら、彼女は独りのままでいることが好ましい。そして、定められた月数が過ぎた後には、自ら選択した道を取ることができる。それが、命令すべき絶対的御方による命令である。
 
68.夫と妻の間に恨みや嫌悪感が起きたならば、夫は妻と離婚すべきではなく、一年、辛抱強く待つべきである。愛情の芳香が二人の間に再び取り戻されるように。一年経過してもその愛情が取り戻されなければ、離婚が許可される。まことに、神の英は万物を取り囲んだ。妻に三重の離婚を求めるよう定められていた以前の手続きを、主は、主の命令のペンによって記された書簡において禁止し給うた。主はこれを好意として禁止なさった。汝ら、これを感謝する者ならば。妻と離婚した男性は、各月が経過しなら、互いへの愛情と同意があり、彼女が別の男性と結婚していなければ、その女と再婚することができる。彼女が再婚していれば、この別の結合により別離は確認され、彼女の状況が変化しない限りその事柄は終結する。このように、法令は美の黎の場である御方により威厳持てこの書簡に記された。
 
69.妻が夫に同伴して旅行している時、いさかいが起きた場合、夫は妻の生活費を一年間供給しなければならない。そして、元のところへ彼女を帰すか、そのために必要,旅費を添えて、家まで送るよう信頼できる人に彼女を委ねなければならない。まとに、汝らの主は、地上の諸民族を覆い包む主権により、望み通りに命じ給う。
 
70.妻が立証された不貞行為のために離婚された場合、待機期間中の生活費を受け取ことはできない。このように、わが昼の星は正義の大空から輝きいでた。まことに、は和合と調和を愛し、離別と離婚を忌み嫌われる。汝ら、互いに輝きと喜びを持って住め。わが命にかけて。地上にあるものは全て過ぎ去って行く。一方、善行のみが.続するのである。わが言葉の真実性については神ご自身が証言される。おお、わがしもべらよ、意見の相違を調停せよ。そして、栄光のわがペンの勧告に注意を傾け、慣なる者と片意地なる者らに従うな。
 
71.汝ら、以前の者らが騙されたように、この世によって騙されるな。汝らの主の法と教えに従え。清廉さと真実性において汝らの前に示されたこの道を歩ゆめ。不平と誤りを避け、美徳に固執する者らは、唯一真実なる神の眼において神の創造物中で最も優れたものである。彼らの名は、天上の領域の群衆によって、また、神の名において建てられたこの幕屋に住む者らによって賛美されている。
 
72.奴隷を売買することは、男性であっても女性であっても、禁じられている。自分身しもべたる者が、神のしもべの一人を買うことはふさわしくなく、これは神の聖なる書簡にて禁じられている。このように、神の慈悲により、正義のペンによって命令は記されている。誰も他の者に対して自分を優越させてはならない。全ての者は皆、神の御前において奴隷であり、全ては彼以外に神はいまさぬという真実を具現するものである。まことに、彼は全てに賢き御方に在し、彼の英知は万物を覆い包む。
 
73.汝ら自らを善行の衣で飾れ。自らの行為で神を喜ばせるような者は、まことにバハの人々の一人であり、神の玉座の御前で記憶される。清廉なる行為で、また、英知と発言を通して、全創造物の主を援助せよ。まことに、汝らは御慈悲に溢れ給う御方によってほとんどの書簡でこのように命令されている。まことに、彼はわれが言うことを知り給う。誰も他人と論争してはならない。また誰も人を殺してはならない。これが、栄光の幕屋の中に隠されて来た聖典において禁じられていることである。汝,神が生気を与え給うた者、神がご自身の息吹で精神を授け給うた者を殺すと言うのそれでは、神の玉座の前で、汝らの罪は甚だしいものである。神を畏れよ、そして、神ご自身が築き給うたものを破壊する不正と虐待の手を上げるな。いや、真実なるの道を歩め。聖なる発言の旗を掲げて、まことの知識の軍勢が現れるやいなや、栄に満ち給う御方の息吹により創造された楽園において永遠の生命の小川から飲む意思を持った者らを除いては、諸宗教の諸部族は逃げ出してしまった。
 
74.神は創造物への慈悲の徴として、精液は不浄でないと定められた。喜びと輝き持って神に感謝を捧げよ。そして、神への近接の黎明の場から遠い者らに従うな。いかなる状況の下でも、大業への奉仕をなすために立ち上がれ。なぜなら、神は諸々の世界を覆い包んだ神の主権の力を通して、必ずや汝らを援助したまうが故に。汝ら衣の上に少しの汚れの後も残さぬほどの堅固さを持って、洗練さの綱にしっかりとづかまれ。それが、全ての洗練さを超越し給う御方の命令である。正当な理由でこの基準に添えない者に対して何らとがめはない。まことに、神は寛容にして、慈悲深き方である。水の持つ三つの要素のどれにおいても変化をきたしていない水で、汚れ物をすべて洗え。空気や他の物質にさらされて変化した水を使わぬよう注意せよ。汝ら、人類の間における、清潔の真髄となれ。まことにこれが比類なき御方、全てに賢き御方が汝らのための望み給うことである。
 
75.神は同様に、神の御前からの恩恵として、様々な物や諸民族が汚れたものと見してきた不浄の概念を廃止された。神は確実に、常に許し給う御方、最も寛大なる方である。まことに、レズワンの最初の日に、われが、わが最も優れた諸々の御名とわが最も崇高なる諸々の属性の光輝を全創造物の上に投げかけたとき、全創造物は化の海に浸されていた。これはまことに全ての世界を取り囲んだ、わが愛情ある長の印である。そこで汝ら、全ての宗教の信奉者らと交われ。そして、最も憐れみ深き御方なる汝らの主の大業を宣布せよ。これこそ、行為の王冠である。もし汝ら、理解する者なれば。
 
76.神はほこりで汚れた物を洗う程度まで、最高の清潔を守るよう汝らに命ぜられ堅い泥や同じような汚れはなおさらのことである。神を畏れよ、そして純潔なる者あれ。ある者の衣が目立つほど汚れているとき、その者の祈りは神のもとへ昇っていくことができない。そして、天の群衆はその者から顔を背けるであろう。バラのエキスや純粋な香水を使用せよ。まことにこれは、神が初めなき初めより愛し給うたことる。汝らが、比類なき御方、全てに賢き御方なる汝らの主の望み給うことを放散ことができるように。
 
77. 神は本の破損についてバヤンで規定された法令から、汝らを解放された。われは味な論争に終始するようなものではなく、汝らの益になる諸科学の本を読むことを許可した。この方が汝らのためになる。もし汝ら、これを理解する者ならば。
 
78. おお、地上の王たちよ。全ての者にとって最高の主なる御方がやってきた。王国全能なる保護者、ご自力にて存在し給う御方なる神のものである。神のみを崇拝せよ。そして輝かしき心持て、全ての名の主である汝らの主の方へ顔を向けよ。これは巧が所有する何ものにも匹敵し得ない啓示である。汝ら、もしそれを知り得たならば
 
79. われは、汝らがわが守られし書簡によってのみ数えられる諸々の世界から自らをめ出し、他のことにおいて喜んでいるのを見る。汝らが蓄えてきた宝は、汝らの究の目的から汝らを遠く引き離してしまった。それは汝らにふさわしくない。汝ら、もしそれを理解するものならば。汝らの心から現世的汚れのすべてを洗い落とせ。そして、天と地の創造主なる汝らの主の王国へ急げ。主は世界を揺り動かし、そこに住む全ての民族を泣き叫ばさせ給うた。全てのものを放棄し、隠されたる書簡が定めたことにつかまった者らを除いて。
 
80.これこそは、神と会話を交わした者が日の老いたる者の光に達し、諸々の海をうらせたこの盃から再会の清き水を飲み干した日である。言挙げよ、唯一真なる神にかけて。シナィは、啓示の曙の回りを回っており、他方、王国の高所からは、「自ら震い立たせよ、おお、地上の傲慢なる者らよ。そして彼のもとへ急げ」と宣言している神の霊の声が聞こえる。カルメルはこの日、彼の宮廷に達したいと切望し、崇敬して急ぎ、シオンの中心からは「約束は果たされた。最も崇高なる方、全能者、最愛なる御方なる神の聖なる書において宣言されていたものが顕現された」という叫びがでてくる。
 
81.おお地上の王たちよ。最も偉大なる法律はこの場所、この超越的光輝の場におい啓示された。あらゆる隠されしものは、最高の命令者の意志により明るみに出された。その命令者は最後の時をもたらした御方であり、その御方を通して月が裂け、あらゆる変更不可能な法令が解説されたのである。
 
82.汝らは従属者にすぎない。おお地上の王たちよ。王の中の王なる御方が、その最もすばらしき栄光において現れた。そして、彼は汝らを危難の中の救助者に在し、ご自力にて存在し給う御方なる彼ご自身の所へ呼び出している。傲慢のために啓示の源牽認識することを妨げられたり、この世の諸事が暗幕のごとくに天国の創造者なるから閉め出されぬよう注意せよ。立ち上がれ、そして、全ての国の願望に在す御方に仕えよ。その御方はご自身からの一言を通して汝らを作り給い、汝らが當にご自身の主権の象徴となるよう定めたもうた。
 
83.神の高潔さにかけて。汝等の王国に手をつけることが我の望みではない。これについては諸々の名前の王国が証言する、汝ら、それを理解するものならば。自分の主に従う者はみな、世界とそこにあるものを放棄するであろう。それでは、そのように尊大なる地位を有す御方の雛脱は、どれだけ偉大なることであろうか。汝らの宮殿を捨て、彼の王国に入れ。まことにこれは、天上の主が証言し給う。汝ら、もしそれを知るならば。
 
84.わが王国において、わが大業を援助するために立ち上がる国王、またわれ以ものから身を離脱させる国王に対する祝福は何と大きなものであろうか。そのよ国王は、深紅の箱舟の一行の一人に数えられる。それは、神がバハの人々のために用意された箱舟である。全ての者は、その国王の名前を賛美すべきであり、彼の地位に敬意を払い、眼に見える王国と見えない王国に住む全ての者にとっての全能なる者というわが御名の鍵で、諸々の町の錠を開けることによって彼を援助すべきでそのような国王は、人類の眼そのものであり、創造物の額の上の輝かしき飾りで世界全体への祝福の源泉である。おお、バハの人々よ、汝らの財産、いや、命そのものを彼への援助に捧げよ。
 
85.おおオーストリアの皇帝よ。汝がアクサの寺院を訪問すべく出発した時、神の曙なる御方は、アッカの牢獄に住んでいた。汝は彼のそばを通り過ぎ、彼一一彼によってあらゆる家が崇高にされ、あらゆる高い門の錠が開けられた一一についてもしなかった。まことにわれは、それを世界が向かうべき場所となした、彼らが我を記憶するように。しかし汝は、彼が汝の主であり諸々の世界の主なる神の王国に現れたとき、この記憶の対象である御方を拒絶した。われは常に汝と共にあっそして汝が枝につかまり、根に不注意であるのを見いだした。まことに、汝の主はわれの言うことの証人である。われは汝がわれのことに気づかず、わが御名の周囲を回るのを見て悲しく思う。われは汝の面前にいるのに。この栄光あるビジョンを眼にするため汝の眼を開け。そして、汝が昼となく夜となく呼びかける御方を認識し、輝かしき地平線上に輝く光に視線をすえよ。
 
86.言挙げよ、おおベルリンの王よ。この明白なる礼拝堂から出ている「まこと永遠なる者、比類なき者、日の老いたる者なるわれ以外に神はなし」という声に傾けよ。傲慢によって聖なる啓示の曙を認識することを妨げられぬよう、また、世の欲望という暗幕によって、天上の玉座と下界の主から閉め出されぬよう注意このように、最も崇高なる御方のペンは、汝に助言する。まことに彼は最もみ恵み深き御方、恩恵に満ちたもう方である。汝の権力を越えて、汝の地位よりも高い壇あった者を思い出せるか。彼は今どこにいるか。彼が所有していた者はどこに行しまったのか。警戒せよ、そして深い眠りに落ち込んでいる者であるな。彼こその書簡を後ろに投げ捨てた者である。残虐の軍勢がわれに与えた苦しみについてわれが彼に知らせたときに。それゆえ、あらゆる方向から恥辱が彼に襲いかかり、彼は大庸なる損失のうちに塵へと戻って行った。彼について、そして汝と同じように諸々の町を征服し、入々を支配している者らについて深く考えてみよ、おお国王よ。慈悲に口満ちたもう御方は、彼らを彼らの宮殿から墓へと引き落とし給うた。警戒せよ。そして熟考する者であれ。
 
87.われは、汝らから何かを求めたことはない。われは神のために、汝らに勧告する。そして、汝らの手がわが身にもたらしたことをこれまで辛抱したように、これからも辛抱するのである、おお国王の群衆よ。
 
88.汝ら、おおアメリカの統治者ら、その諸共和国の代表者らよ、永久の枝の上でさずる鳩の声に耳傾けよ一一「永続する者、許す者、恩恵溢れる者なるわれ以外に、神はいまさぬ」。汝ら、正義と、神への畏れという飾りで領土の聖堂を飾れ。そしての頭を、諸々の天の創造者なる汝らの主の記憶で飾れ。このように、諸々の名前のなる御方は、全知にして、全てに賢き御方が命ぜられたように、汝らに助言する。約束された者は、この栄光ある地位において現れた。眼に見える物、見えぬ物全てがそれを喜んだ。汝ら、神の日の恩恵に浴すがよい。まことに、彼に会うことは、太陽の輝きに浴している全てのものよりも、汝にとって良いことである。汝ら、それを知得たならば。おお統治者らの群衆よ。壮大の曙より上げられたものに耳を傾けよ。ことに発言の主、全てを知り給う者なるわれ以外に神はいまさぬ。正義の手持て、破壊されしものを結合させよ。そして、命令者、全てに賢き御方なる汝らの主の命令で、繁栄する虐待者を粉砕せよ。
 
89.おお、コンスタンチノープルの人々よ。見よ、われは汝らの間に、ふくろうの有害な鳴き声を聞く。情欲の酔態が汝らを捕らえたか、それとも、汝らは不注意の中に沈んでいるのか。おお、二つの海岸の間に位置する地よ。まことに、残虐の玉座は汝土に確立され、憎悪の炎は汝の胸のうちに灯された。天上の群衆と、崇高なる玉座りを回る者らが泣き叫び、嘆き悲しんだほどに。われは汝の内に、愚者が賢者をするのを、また暗黒が光明を誇るのを見る。まことに、汝は、明かなる傲慢によって満たされている。汝の外面的光輝が汝を不遜にしたのか。人類の主なる御方にか。それはやがて消え去り、汝の娘らや未亡人らや汝の家に住む全ての親族らは、悲しむであろう。全てを知り給う御方、全てに賢き御方は、このように汝に知らせ給うた。
 
90. おお、ラインの岸辺よ。われは汝が、血糊におおわれているのを見た。報復の剣が、汝に対して抜かれたからである。そして汝の上にもまたその番が来るのである。われにはベルリンの嘆く声が聞こえる、それは今、確かな栄光にあるにもかかわらず。
 
91. 何事も悲しむことはない。おお、「タ」の地よ。神は汝を全人類の喜びの源として選び給うた故に。神は望み給うならば、正義を持って統治する者、狼が散らした神の羊の群れを集める者によって、汝の玉座を祝福されるであろう。そのような統治者は大いなる喜び持て、バハの人々へ顔を向け、彼らに好意を示すであろう。まことに神の命において、そのような統治者は人々の間の宝石と見なされるのである。神の栄光と、神の啓示の王国に住む全ての者の栄光と、神の掲示の王国に住むすべての者の栄光とが彼らの上にある。
 
92.汝ら、大いに歓喜せよ。神は汝の内に神の栄光の顕示者を誕生させ、汝を彼の光の曙となし給うた故に。汝に授けられたこの名を喜ぶがよい。その名を通して恵みの昼の星が光輝を放ち、天と地が共に明るく照らされたのである。
 
93.やがて、汝の内部の状況は変えられるであろう。そして、支配権は人民の手に陥るであろう。まことに汝の主は全てを知り給う御方である。主の権限は万物を包み込む。汝の主の恩寵深き好意を確信せよ。主の優しき眼は永遠に汝の方へ向けられるであろう。汝の動揺が平和と平穏状態に変えられる日が近づきつつある。このように、それはすばらしき聖典に定められた。
 
94.おお、「ハ」の地よ。全ての所有者、最も崇高なる御方なる汝の主の賛美において、汝から上げられた英雄らの声が聞こえる。聖なる諸々の名の旗が、栄光に満ちたる者というわが御名を創造の王国で上げる日は祝福されん。その日、忠実なる者らは神の勝利に歓喜し、信じない者らは嘆く。
 
95.何者も人々を支配する者と闘争してはならぬ。彼らのものは彼らに任せて、汝らは人々の心に注目せよ。
 
96.おお、最も強大なる海よ。永久の主権者なる御方により汝に課せられたことを諸国にまき散らせ。そして、地上の全ての住人らの聖堂を、彼の法律の衣で飾れ。その法律を通して、全ての心は喜び、全ての眼は明るくされるであろう。
 
97.ある者が、100メスガルの金を得たなら、そのうちの19メスガルは天と地の造形者なる神のものであり、神に捧げられるべきである。おお人々よ、そのような偉大なる恩恵を奪われぬよう注意せよ。われはこれを汝らに命じた。われは汝らを必要とせず、また天と地にいるいかなるものも必要としないにもかかわらず。その中には全知にして、全てに精通し給う神以外のいかなる者の理解をも超える益と英知がある。言挙げよ。この手段により、神は汝らが所有しているものを純化し、神が意図し給うたもの以外の誰も理解できない地位に汝らを近づけんと欲し給うたのである。まことに神はお情け深く、御仁慈深き御方であり、み恵み深き御方である。おお人々よ。神の取り分を不忠実に扱うな。また、神の許可なしにそれを処分するな。このように、神の命令は諸々の聖なる書簡で、そしてこの崇高なる聖典にて確立された。神とに対して不忠義なる者は、正義にかけて自ら不忠義と出会うことになる。しかし、神の命令に応じて行動する者は、御仁慈深き方、授け給う御方、寛大なる御方、日の老いたる者である己の主の恩恵の天より祝福を受ける。まことに主は汝のために、汝の知識を越えるものを意図し給うたのである。しかし、それはこの飛ぶが如くに過ぎ去る人生の後、汝らの魂が天へ飛んで行き、汝らの現世的喜びの装飾品が巻き上げられた後に、汝らに知らされるのである。保護されし書簡を所有する御方は、このように汝らに勧告し給う。
 
98. 眼に見えるもの、見えぬものの主、全ての世界の主なる神から下された法律に関、わが玉座の前に様々な請願が信者らから送られてきた。したがって、われはこの聖なる書簡を啓示し、それを主の法律の纏いでまとわせた。人々が主の命令を守るに。過去数年間、似たような要求がわれのもとへ寄せられたが、われはわが英知において、多くの友人達から手紙が届けられた最近の日々まで、わがペンを保留した。して真実の力を通して、人々の心に生気を与えるものを持って返答した。
 
99. 言挙げよ、おお宗教の指導者達よ。現在人々の間に広まっている基準で神の聖典を量るなかれ。なぜなら、聖典そのものが人々の間で確立された誤ることなき秤だかある。地上の諸民族や諸親族が所有するものは、この最も完璧なる秤で量られねばならぬ。一方、その重量はそれ自体の基準で試されなくてはならない。汝ら、それを知っているならば。
 
100. わが愛情ある優しさの眼は、汝について泣き悲しんでいる。なぜなら、汝らは自らが昼夜、そして朝に夕に呼びかげていた御方を認識することができなかったからである。おお人々よ、雪のごとく白い顔と輝かしき心持て、祝福された深紅の地点へと進め。そこでは、サドラトウル・モンタハがこのように叫んでいる。「まことに、全能なる保護者、自力にて存在する者なるわれ以外に、神はいまさぬ。」

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