![Grand Cru Club 札幌 [ワイン会]](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/45/10/3164510_228.jpg){kind=logo}
買いましたよ
9月15日の第14回ワイン会も無事に開催することができました。
参加してくださった皆様、今回もありがとうございました。
今回は以前の「極上白ワイン」の会に引き続き、円山のMARUNIにて開催。
前回以上に、シェフの意気込みを感じる素晴らしい料理に感動しました。
特に、秋刀魚の軽いスモークの一皿は最高！
旬を感じる美味しい料理と、長い熟成を経た極上古酒による素敵な時間を満喫。
シェフをはじめ、スタッフの皆様に感謝です。
今回は8名にて開催。
簡単に今回のワインを紹介します。
■ボランジェ スペシャル・キュヴェＮＶ
■ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ・リザーブ1993
■ブラン・ガニャール バタール・モンラッシェ1989
■ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ（ルージュ）1983
■Ch.ラ・トゥール・オー・ブリオン1979
前回の「極上白ワイン」の会では、あいにく品切れだったボランジェのスタンダードキュヴェ。改めて今回お世話になりました。
最近のこの銘柄は随分と値上がりしてしまい、なかなか気軽に飲める値段ではなくなってしまいましたが、こちらではお値打ち価格でオンリストされています。
恐らく最近出荷のものなのか、かなり若々しい酸と果実。一般的なイメージの「熟成感」はあまり感じられませんでしたが、これはこれで秀逸なシャンパーニュ。
今後も気軽に飲めたら言うことないのですが…。
そしてこのボランジェのことをすっかり忘れて順番を間違えてスイマセンでした…（笑）
こちら、クリコのヴィンテージシャンパーニュ1993年は既に十分な熟成感を纏って、今飲んでとても美味しい。
長い熟成を経たプレステージクラスとまではいかないものの、93年のスタンダードクラスとしては十二分に楽しめる。
90年などの最良年と違って、比較的早い段階で美味しく飲めるのは消費者にとってはとても有り難い。
今回のメインイベンターといっても過言ではない、ブラン・ガニャールのバタール89年。
さすが最高の年のグランクリュ！素晴らしい！
ゴールデンエールのような美しい黄金色に熟成した極上の液体。グラスに注いでから時間が経つほどに開いてくるナッツやトーストの香ばしい香り。樽もしっかりかかっているが、酸も果実も全く負けていない。後半は官能的で悩ましい芳香。
状態の良い、白の良年古酒を見つけるのは極めて困難だが、万難を排しても手に入れる価値はある。
根っからの白古酒好きとして、あえて辛口で評するなら、最高レベル白古酒の1歩半手前というところだろうか。もし叶うなら、数年後にもう一度飲みたい。
ブルゴーニュ赤もシャサーニュ村の造り手『ラモネ』。白ワインの名手として知られる彼だが、赤も非常に素晴らしい。
基本的にブルゴーニュの古酒は難しい。ボルドーなどに比べ、よりデリケートであり、生産量も圧倒的に少ない分、良い状態の古酒に当たる確立はそんなに高くはない。
また、やはりボルドーに比べ情報も集めにくいため、飲み頃の判断も難しい。
今回は幸運にも、ボトルの状態も、開けるタイミングも抜群だった。
83年というブルゴーニュ・ルージュにとって最も偉大な年ゆえ、25年を経たこの村名クラスですら、ちょうどピークに挿しかかったところ。
果実がどうのとか、酸がどうのとか言うのが馬鹿馬鹿しくなるくらい、本当に美味しい。
「偉大さ」という点では、一つ前のバタール89年の方が上であろうが、個人的に忘れがたいのはこちら。できればこんなワインばかりに当たりたいものだ。
ボルドー古酒は、グラーヴの79年。このワインは当時は『ラ・ミッション・オー・ブリオン』のセカンドだった。
こちらも信頼できる出所からのもので、完璧な状態。29年を経ても明らかに左岸のワイン、しかもグラーヴであろうことを主張し続ける。
いまだ植物的な、青々とした硬さの果実が残るのは、良い意味でも悪い意味でも79年の特徴ゆえ。
この年のヴィンテージ評価は中の上といったところだが、偉大な年とはまた違った楽しみが、ボルドー古酒にはある。
＊9名にて開催を想定していたので、追加で1本開けました。
■Ch.ラ・ドミニク1983
こちらも上記、ラ・トゥール・オー・ブリオンと同じ出所。やはり最高のコンディション。
右岸のメルローらしい陽気な果実味が綺麗に熟成して、もう享楽的な温度感。思わずウキウキ（笑）
直前の1本に比べ、こちらは土や動物的な要素がたっぷりと詰まって、熟成した右岸のお手本のような出来。
パーカー氏がさほど評価していないところもまた面白い（笑）
以上の6本。
参加して下さった皆様、今回もどうもありがとうございました。
参加してくださった皆様、今回もありがとうございました。
今回は以前の「極上白ワイン」の会に引き続き、円山のMARUNIにて開催。
前回以上に、シェフの意気込みを感じる素晴らしい料理に感動しました。
特に、秋刀魚の軽いスモークの一皿は最高！
旬を感じる美味しい料理と、長い熟成を経た極上古酒による素敵な時間を満喫。
シェフをはじめ、スタッフの皆様に感謝です。
今回は8名にて開催。
簡単に今回のワインを紹介します。
■ボランジェ スペシャル・キュヴェＮＶ
■ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ・リザーブ1993
■ブラン・ガニャール バタール・モンラッシェ1989
■ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ（ルージュ）1983
■Ch.ラ・トゥール・オー・ブリオン1979
前回の「極上白ワイン」の会では、あいにく品切れだったボランジェのスタンダードキュヴェ。改めて今回お世話になりました。
最近のこの銘柄は随分と値上がりしてしまい、なかなか気軽に飲める値段ではなくなってしまいましたが、こちらではお値打ち価格でオンリストされています。
恐らく最近出荷のものなのか、かなり若々しい酸と果実。一般的なイメージの「熟成感」はあまり感じられませんでしたが、これはこれで秀逸なシャンパーニュ。
今後も気軽に飲めたら言うことないのですが…。
そしてこのボランジェのことをすっかり忘れて順番を間違えてスイマセンでした…（笑）
こちら、クリコのヴィンテージシャンパーニュ1993年は既に十分な熟成感を纏って、今飲んでとても美味しい。
長い熟成を経たプレステージクラスとまではいかないものの、93年のスタンダードクラスとしては十二分に楽しめる。
90年などの最良年と違って、比較的早い段階で美味しく飲めるのは消費者にとってはとても有り難い。
今回のメインイベンターといっても過言ではない、ブラン・ガニャールのバタール89年。
さすが最高の年のグランクリュ！素晴らしい！
ゴールデンエールのような美しい黄金色に熟成した極上の液体。グラスに注いでから時間が経つほどに開いてくるナッツやトーストの香ばしい香り。樽もしっかりかかっているが、酸も果実も全く負けていない。後半は官能的で悩ましい芳香。
状態の良い、白の良年古酒を見つけるのは極めて困難だが、万難を排しても手に入れる価値はある。
根っからの白古酒好きとして、あえて辛口で評するなら、最高レベル白古酒の1歩半手前というところだろうか。もし叶うなら、数年後にもう一度飲みたい。
ブルゴーニュ赤もシャサーニュ村の造り手『ラモネ』。白ワインの名手として知られる彼だが、赤も非常に素晴らしい。
基本的にブルゴーニュの古酒は難しい。ボルドーなどに比べ、よりデリケートであり、生産量も圧倒的に少ない分、良い状態の古酒に当たる確立はそんなに高くはない。
また、やはりボルドーに比べ情報も集めにくいため、飲み頃の判断も難しい。
今回は幸運にも、ボトルの状態も、開けるタイミングも抜群だった。
83年というブルゴーニュ・ルージュにとって最も偉大な年ゆえ、25年を経たこの村名クラスですら、ちょうどピークに挿しかかったところ。
果実がどうのとか、酸がどうのとか言うのが馬鹿馬鹿しくなるくらい、本当に美味しい。
「偉大さ」という点では、一つ前のバタール89年の方が上であろうが、個人的に忘れがたいのはこちら。できればこんなワインばかりに当たりたいものだ。
ボルドー古酒は、グラーヴの79年。このワインは当時は『ラ・ミッション・オー・ブリオン』のセカンドだった。
こちらも信頼できる出所からのもので、完璧な状態。29年を経ても明らかに左岸のワイン、しかもグラーヴであろうことを主張し続ける。
いまだ植物的な、青々とした硬さの果実が残るのは、良い意味でも悪い意味でも79年の特徴ゆえ。
この年のヴィンテージ評価は中の上といったところだが、偉大な年とはまた違った楽しみが、ボルドー古酒にはある。
＊9名にて開催を想定していたので、追加で1本開けました。
■Ch.ラ・ドミニク1983
こちらも上記、ラ・トゥール・オー・ブリオンと同じ出所。やはり最高のコンディション。
右岸のメルローらしい陽気な果実味が綺麗に熟成して、もう享楽的な温度感。思わずウキウキ（笑）
直前の1本に比べ、こちらは土や動物的な要素がたっぷりと詰まって、熟成した右岸のお手本のような出来。
パーカー氏がさほど評価していないところもまた面白い（笑）
以上の6本。
参加して下さった皆様、今回もどうもありがとうございました。
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