大耳ネットワークコミュの第７期　名島表現塾　第１６回 レポート

第７期　名島表現塾　第１６回 レポート （９月２２日：記録・かずっち）

小耳の公演などで大変遅くなりましたが、レポートを上げます。
一部忘れてしまっているところがあると思いますが、ご容赦ください。


参加者：鹿児島君、よーこちゃん、ちょこさん、ミッチィさん、かずっち

この日は、佐賀からミッチィさんが参加してくれました。
とてもエキサイティングな、新しい風が吹きました。風穴が開くような塾にワクワクしました。



【掃除】
皆で部屋の雑巾がけをします。丁寧に。


【体操】
２人１組で柔軟体操。筋肉や関節をほぐすためなので、掛け声は日常生活の速さではなくゆっくりしたものになります。
柔軟体操はお風呂上りなどにやると効果的。
毎日続けていると身体が柔らかくなります。


【筋肉トレーニング】
今日はなし。


【上半身の脱力】
２人１組でやります。一人が立った状態で深く呼吸をしてから上半身から力を抜いて前屈姿勢になります。首も腕も無防備に垂れ下がった状態です。もう一人がその体を左右に揺らします。そこから背骨を腰から徐々に積み上げてゆっくりと起き上がっていきます。静かでゆっくりとした音楽を聴きながら、精神的肉体的集中力を高めていきます。
誘導者は、相手が戻ってきた時にちゃんと現実に戻れるように注意しなければいけません。意識が離脱することがあるからです。


【目の体操】
顔は動かさずに、目だけを大きく動かします。
上下・左右・右回り・左回り。
『目で演技する』ことは重要です。


【発声】
長い発声（口をんーと閉じたり、あーと開けたり）
肺・腹・その他身体中に空気を貯めてから、息長く発声します。

ハッハッハの発声。
腹の底から勢いよくリズミカルに発声します。

５０音発声。
自分の５メートルぐらい先に向かって届くように丁寧に発声します。


【ホーミー】
倍音を出す訓練。
口・喉・鼻などに空洞を作り、そこで声を響かせます。
毎日お風呂などで自主訓練が必要です。


【休憩】
久しぶりにお会いしたミッチィさんと、最近のことなどいろいろと。


【打楽器】
３拍子〜１５拍子をたたいていきます。
速い５拍子、それをもっと速く。
速い７拍子、それをもっと速く。
速い５+４拍子、それをもっと速く。
速くてもリズムを安定させるには、アタマをしっかり取ることが大事。


【リコーダー】
３拍子をＣコードで演奏。
アルト（基本のドミソ）＋ソプラノ（即興のドミソ）

声で、３拍子の基本＋即興


【踊りと演奏のセット】
（踊り：ちょこさん　　演奏：よーこちゃん　　照明：鹿児島君）
ちょこさんは踊っている途中でズボンのホックが外れてしまうと言うアクシデント！なので「思うように動けなかった」そうだが、それでも全体に良くまとまっているのがすごい。
よーこちゃんの演奏は、疲れていて思いっきり突っ走れなかったそうだ。きつくても弱気になってはいけない、弱気な時こそ思いっきりやること、とのこと。
鹿児島君の照明は、踊りと演奏のペースに合わせた良い照明だった。

全体的に上手くまとまってしまったセット。もっと壊れてもいい。


（踊り：鹿児島君、ミッチィさん　　演奏：かずっち　　照明：よーこちゃん）
ミッチィさんは、郷土の獅子舞の掛け声を「ヤーヤーヤー」と唄いながら踊っていた。その掛け声が新鮮で、お祭りのようで良かった。
鹿児島君もミッチィさんのボイスにすぐ着いて行った。楽しいスケールアップした踊りになっていた。
かずっちはフリージャズのような演奏。踊らせる、センスのいい演奏だった。
よーこちゃんの照明は、緑と赤の使い方が良かった。

全体に、お祭りのようなセット。


（踊り：よーこちゃん　　演奏：ちょこさん　　照明：かずっち）
よーこちゃんの踊りは、突き抜けたかったが音の盛り上がりがなかったので踊りきれなかった。だが、なんとか盛り上げようとする気持ちは伝わってきた。
ちょこさんの演奏は、出だしは良かったが突き抜けた感じがしなかった。センスは良いので上手くまとまりすぎてしまった。
かずっちの照明は、盛り上げる努力をしていた。

いい音がなければ、いい踊りはできない。


（踊り：かずっち　　演奏：鹿児島君、ミッチィさん　　照明：ちょこさん）
かずっちは、ちゃんと踊りきっていた。最後のポーズが綺麗。
ミッチィさんの演奏は、良いフレーズを大切にして育んでいた。音楽に対してのセンスが良く、ちゃんとした所と壊れる所のバランスがさすがだ。
鹿児島君の演奏は楽器選びで苦戦。ミッチィさんが使う楽器に対する楽器の選び方が大切。同族のモノか、対極のモノか。受身にならずに対等にやるといい。
ちょこさんの照明は気迫があった。


【劇作】
（よーこちゃん、ちょこさん）
世間に良い人だと思われたい女（ちょこさん）。町内会でも良い人で通っている。
それを見習いたい女（よーこちゃん）。
二人は『原発反対デモ』をして、町内会でもっと株を上げようと計画する。
『福島のふっこうをねがって』と、なぜか平仮名のプラカードを持って天神から博多駅、ついには東京まで行って『福岡のイイ主婦』をアピールする。だが、東京の人の視線は冷たい。デモの許可を取っていなかったことで警察に捕まってしまう。
「なぜこんなことするかって？ナイショ。国だって秘密を持っているから、私たちだって秘密を持ってイイでしょ？」と黙秘権。

不条理演劇の王道。どこに行くのかわからない面白さとユーモアがある。二人の女のおろかさが、表ヅラのいい国家の投影のようでとても良くできていた。


（鹿児島君、ミッチィさん、かずっち）
少年野球の監督（ミッチィさん）が、上手く試合で投げられないピッチャーの少年（鹿児島君）に罵声を浴びせる。いわゆる『パワーハラスメント』だ。
怨んだ少年は監督を呼び出して、バットを監督のおしりに突っ込み復讐を果たす。それをまた怨んだ監督は、法廷に被害を訴える。
原告は監督、被告は少年の法廷。少年の弁護士（かずっち）は、そもそもの事の発端である監督を追い込む。
「あなたは復讐されるような事をしたんじゃないですか？」
じわじわと陰険に監督を尋問する弁護士。
さて、判決は？

テーマがはっきりとしている。復讐刑はアリかナシか？復讐者を許すことは？判決をはっきり見せなかったことで、見ている人が考えることができて良い。演技が良くてドラマティックだった。


【おかずの宿題】
鹿児島君：焼きそば
よーこちゃん：トマトとオクラのサラダ
かずっち：イカと野菜の炒め物
ちょこさんのお味噌汁

みんなで美味しく頂きました。


【絵の時間】
今回はなし


ミッチィさんが帰られた後、小耳の話し合いをしました。
ミッチィさん、今日はありがとうございました！


今日の塾はここまで。



＊＊名島表現塾では新しい塾生を募集しています＊＊


新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい！



★次回の宿題
・料理１品。


★次回持って来るもの
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★次回の表現塾の活動日
　１１月１７日（日）１５時からです。


＊＊名島表現塾では新しい塾生を募集しています＊＊
　＊活動は基本は毎月第１・３日曜日（変更有り）

※１１月は変則的です。　（１１月１７日一回のみです。）


＊参加費は、
　塾　生　／ひと月４０００円（ひと月二回参加）
　体験入塾／　一回２０００円です。

＊時間は１５時〜２２時位まで
＊場所は名島神社の下、下松邸【連絡先：０９２（６７３）４１５６】
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