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大耳ネットワークコミュの【第4期表現塾17回目】2010年9月12日レポート

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【第4期表現塾17回目】2010年9月12日レポート

今日は、さちんさん・小林さん・いくみさん・鹿児島。安永君・かずっちさんが途中参加の6人でした。


今日はランニングと筋トレはなし。

【脱力・発声】
柔軟体操上半身の脱力寝にょろ転それから基本的な発声をしました。
それからホーミー。まず、いつもどおりのホーミーを練習して、次に「あ」のホーミー。「い」のホーミー。「う」のホーミー「え」のホーミー「お」のホーミーをしました。「あ」と「お」がむずかしいと思いました。ですが、「お」のホーミーはできなかったけどお経の発声の様で気持ちが良かったです。

【リズム】
3拍子から16拍子(9+7)まで手拍子で回しました。
【メロディー】
3拍子から9拍子まで回しました。

【楽器演奏】
 
 <太鼓の練習>各自好きな太鼓を選び、5拍子から練習。次に16(9+7)拍子。さちんさんリズムキープで、他の塾生はあえてリズムを離してまた戻す練習をしました。僕は初めてリズムを離す事を意識しました。9+7の16拍子だと、これを分解して「9拍子(3+6)+7拍子(3+4)」という感じ方をすると、3の後が長いか短いかで判断しやすかった。離れても戻れるようになるともっと面白くなるだろうなーと思いました。 カットさんの話では、「どこまで外せるかでうねりが出る」「その為には戻れるようにならなければいけない」という事でした。
 この流れで、今回は【打楽器で会話】というのをしました。これは、リズムで会話をしたり、間で会話をしたりするものです。
 ・小林さんといくみさん。雰囲気の会話。
 ・さちんさんと鹿児島。リズム的な会話。

 もう一つ、【声(ボイス)で会話】もしました。
 ・小林さんといくみさん。自己が強い。
 ・さちんさんと鹿児島。まあ良い。
 これの良さって何だろうと考えました。なんとなくは分かる、今のはボチ ボチだと。ハリだろうか?
 近から遠へ離れる事で盛り上がり、集束する事で落ち着く。

ここで太鼓の練習に戻ります。5拍子の練習。さちんさんのキーボードに合わせ他の塾生は太鼓の練習をしました。先ほど習ったリズムから離れたり戻ったりする事を心がけながら。

 <笛の練習>ケーナや横笛などを選びます。今回は僕も少し音が出せました。どうも高い音より低い音のほうが出しやすいようです。
 ここでカットさんの面白い話がありました。
「私は何故こんな難しい練習を塾生にさせているのだろう?意味があるのか?」といつも迷われていたらしいのです。ですが、今回の練習を見ていて、
『我を捨てる訓練をさせていたのだ!』とわかったのだそうです。
相手に同調する。楽器に同調する。今の自分を捨てて楽器と共鳴する自分になる練習なのだ!!と気づいたそうです。
自分を活かす為に自分を捨てる。自分を捨てる事で相手と生きて行く。共演する。

 カットさんは、論理で決めない様にしている、との事でした。プログラム自体も大筋は決めているが細かい所はその場で決める。流れやその場の人の空気ややる気の状態で。後で、何故これをしたんだろうか?と考えるのだそうです。

 この話しは非常におもしろかったです。僕たちが即興で演奏や踊りをするのと同じ状態なのだ。
      「脇道にそれた所に面白いものがよくある」ともよく言われる。離れて戻る事なのだな。

【休憩】ここで、かずっちさんがいらっしゃいました。
         安永君もいらっしゃいました。


【踊り・演奏のセット】
班分けは
・かずっちさん・小林さん・鹿児島
・さちんさん・いくみさん・安永君             です。


●鹿児島の演奏/小林さんとかずっちさんの踊り。
小林さんの踊りは、今日は非常によい。基礎練習をした成果がでている。最近の中で飛び抜けてよかった。バランスがよい。鹿児島は地味だけど地に足の着いた演奏。かずっちさんの踊りは途中参加なので反応で踊っている。基礎訓練の違いが出ていてよかっった。

●安永君の演奏/さちんさんといくみさんの踊り。
さちんさん。毎回変わって来ている。疲れていたのでゆっくりの踊りをした、とのことでしたが、それが逆によかった。静かに美しい奇麗な踊りだなぁ、と思った。いくみさん。衝動。反応がよい。いい意味でよく動いている。 いくみさんは近頃絶好調だと思います。踊りも劇もなんにしても。前のいくみさんと空気が違う。 安永君。遅れて来たけどとてもよい。基礎の積み重ねが出ている。 安永君も最近踊りが変わって来たと思う。美しくなってきている。見ていてニタニタと幸せな気持ちになってきます。

●鹿児島の踊り/かずっちさんと小林さんの演奏。
小林さん。やはり、今日は非常によい。フロントのかずっちさんの演奏への反応がよい。基礎訓練がよくでている。かずっちさんの動きへの反応が非常によい。   かずっちさん。終わり方が非常によい。ただ終わるのでなく、「こういうつもりです!」というのが他の人へ伝わるから。踊り手にも。バーン!でなく、ホッ  と。  後で話しを聞きますと、鹿児島が非常に気持ち良さそうに踊っていたので私も気持ちよく演奏できた。もっと気持ちよくなれ、と思って演奏した、と話されていました。  どおりで、踊るのが気持ちよかった。 共演の重要性を逆の立場から感じれた。 鹿児島の踊り。リズムがよい。以前は自分の気持ちいいとこに入り込んでいた。今のは入り込みつつもどう見せるかも考えている。色々なリズムが出て来ていた。自分の中での必要性で踊りながら更に見せる。   やっとこんな事を考えれる様になってきた。考えれるのと行えるのは別でありますが。
 
 カットさんのお話。「場の意思に従う」「人が気づく事で私も気づけるのだ」

●安永君の踊り/さちんさん・いくみさんの演奏。
 いくみさん。目が違う。こういう即興はやる前に決着がついているものだ。「はい!」っと、言われた時点でそこに立てているか。 また、さちんさんのうまい演奏によくついていっている。    さちんさん。非常に楽しそうにやっていた。  安永君の踊り。僕はすごい集中だ。非常に奇麗だ、美しい目だ。と思ったのですが、カットさん曰く。集中しています!を見せようとしたら駄目。正直なだけでは駄目だ。まだ意思がある。 手に着いて行く。足に着いて行く。 それを楽しむを身につけるといいね。と話されていた。      自分を捨てる。場に身を同化させる。  劇も同じだよ。役と同化、一体化。その方が、逆に本来の自分に戻るのだ。今回のいくみさんの演奏は、自分を捨てて場に立つ事で本来の自分に戻っていた。力が抜けていて、何かをしよう!としなくても1音が突き動かし引っ張ってくれる。迎合していくのではなく、共鳴していく。波、波動を感じながら。繊細に大胆に微妙な感覚で。それを身につけていく。
      安永君に対し『どうやったら自分を捨てて踊れるか』を考えてきてみて。聞くから。』   と言われていました。
演奏のときは、君は出来ている。捨てれている。それは間接的だからかもしれない。身で踊るから「見られている」事を意識するのかもしれない。でも、出来る様になったら、冷静に大胆に繊細に演技できるようになるから。っと話されていました。



【劇作】
班分けは
・かずっち班/小林さん・鹿児島
・いくみ班/さちんさん・安永君              です。


● かずっち班は、『コンビニ店員のアルバイトが襲われたフリをして、その友人が強盗をした。』というニュースを元に劇作。
 コンビニでバイトしている劇団員のアルバイト。そこへ入ってくる劇団員の友人。深夜で誰もいなし演技の練習しないか?っと襲われる店員役と強盗役にわかれて、強盗ごっこを始める2人。そこへ本物の強盗がやってきてしまう。せっかくだから、演技でなんとかやってみようと試みる2人。強盗役だった団員が「俺のが先に強盗をしていたんだ!渡す物か!勝負だ!」と腕相撲を始める団員と強盗。そのスキに、アルバイトは警察に通報したようにみせかけ、自分も警察のフリをして治めようとする。そこで、本物の強盗は「君たち合格だ」と。実は自分は劇団のプロデューサーである事を打ち明かす。君たちの演技力を試していたのだと。喜ぶ2人。車に脚本があるからとってきなさい。と命じて、そのスキにまんまとお金を盗めた強盗。
と、いうお話。

  すごく強引に話しを進めていたけど、話しがおもしろかった。ナイフと銃で対立している所が緊迫感がよかった。どんでん返しに次ぐどんでん返しがおもしろかった。アルバイト店員役が画面に映らないところで声をだしていたのに対し、それもありだと話されていました。既成概念は崩した方がおもしろい。 
  気迫がすごかったり、落ち着いてきたり、皆すこしづつ伸びている様です。

● いくみ班は、『さくらんぼ小学校』のニュースを元に劇作。
 3人の教師が校歌を考えている。校長が踊りを入れないと生徒はおもしろくないんだよ。と。校歌ができつつあったところへ電話がかかって来て、校名を変える事になった。と2人の先生に話す校長。「え!?じゃ、今まで頑張って作ったのは!?」「ムダだよ。」「がちょーん!!」
というお話。

それぞれキャラが立っていたのがいい。チームワークがいい。完成度が高い。見せ物として。
非常におもしろかったです。いくみさんがめっちゃ気合いが入っている。安永君の気合いとさちん先生の音楽の先生といくみさんの校長先生といい感じでした。

【おかず】
・いくみさん 卵焼き・ベーコン玉ねぎ炒め・ハッシュドポテト
・小林さん 玉ねぎと卵の炒め物
・安永君 豆腐サラダ
・さちんさん サラダ
・かずっちさん 筍・さといも・豚肉の煮物
・鹿児島 炒り卵・焼きうどん

   ちょこさんの味噌汁とごはん

【宿題発表】
絵……
・安永君  24色のペンで線で書いた絵。数字や文字も描かれている。    
             ペンより筆や手で描く方が考えずに描けるから、そっちでやるように言われていました。安永君は今変わりつつある所だ。

・かずっちさん  小耳の次回作。『スイミング』の戯曲にインスパイアされて描いた力作。完成度が非常に高いと思いました。
            
・いくみさん   4枚。
        1枚目。アクリル画。買ったばかりのアクリルを楽しんだ。
        2枚目。黄色を背景に緑と青で描かれた絵。非常に色の絡みが奇麗。
       3枚目。描いた絵を塗りつぶして塗りつぶして描いた絵。「描けるとこまで描く」というのをした事がなかったからやってみた、との事でした。やはり、それだけの力が出ていた。 カットさんは、その塗りつぶされた緑の絵に地球を感じたそうです。人が滅び緑で覆われた世界を感じたのだそうです。
その話しを聞き、物語りの見える絵ってのもいいなぁ、っと思いました。    
       4枚目。ゾンビかミイラのような不気味な絵。でも色合いが奇麗。
               やはり、自分を開拓していく絵が力があるのだなぁ、と感じました。

・さちんさん 今まで物じゃないものを描いた中で一番の出来。課題に対して開き直ってきた。

・小林さん  クレヨンで描いた絵。さっぱりしている。手抜きです。と言われていました。 それは、作風からにじみ出る。それでも、ここに出したことで、話しが出来た。だから、よかったのだよ。っと。もっと、気迫がでるといいね。最低のラインは、出す事。次は、飛び込む事。ドーンと。

・鹿児島 女子高生のエロ絵。気迫が出ている。やはり、好きな物を描いているからだ。っと。塗りつぶしで描いて来たのがいい具合に力が抜けてここに集まった感じがしました。

詩……
・サチンさん 5篇。
       1、イヤです。休みます。と心のつぶやき。心がチクっとする。そして、それをきれいな詩に出来るのがすごい。
      2、焼夷弾の詩。戦争の詩。これをキュートに詩にできるのがすごい。
       3、砂漠の詩。
     4、台風にのって。私は旅に出た。海へ落ちて、海の底。そうか、旅をしよう、と鞄を持ったら私は骨だった。という詩。
       これ、非常に好きだなと思いました。
     5、文庫本の詩。

・いくみさん   赤い風船。黒い人。私の思い。    感情の詩。痛みと思いと物への例え。

・小林さん   時間が私を追いかける。どうしてそんなに急がせるの?そんなものから逃げたい。規制への反発。人への思い。仲良くしようと近寄ってくる。私にとってホラーなんです。
       日常的な言葉をつかい面白いラインをとんでいる詩。
 
・かずっち     色、色、色、色、今日の色、明日の色、、、、、
        色遊び、知的なニュアンス。かずっちさんらしい。

・安永君   神様の鍋。それが地球。地球温暖化。神様が鍋を作っている。     おもしろいなぁ、とおもいました。
        が、考えない、論理でいかない様に。とも言われていました。本当の意味で自分の言葉で。
      「表現に対する迫り方の問題。」

・鹿児島     少年少女趣味からの脱皮。力強くなってきた。



★次回の宿題
・絵
テーマ:なし。自由に描きたい物を書いていいです。
・詩
テーマ:なし。自由に書きたい物を書いていいです。
・おかず一品
※全員共通です。
※第4期表現塾は開始時間が15時からです。月2回、夕べの翌々日の日曜日。月謝は1ヶ月4000円(学割有ります)塾生は随時募集中です。

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