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大耳ネットワークコミュの【第3期表現塾 10月11日】レポート

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10月11日、第3期表現塾 18回目のレポートです。
今回から、ほんなさんが表現塾に参加することになりました。また、江藤さんからポテトチップスの差し入れを頂きました。
ジプシーさんがお休みでした。



【脱力・発声】
脱力は、毎回毎回やっているうちに色々と出てくる疑問をや体の感覚について話したり、お互いにコリをほぐしたりしながらしました。

来た人の時間差を補うために先に脱力が終わった安永君・鹿児島君とウラジミールさん・さちんが、体操の間BGMで流していたCDの曲で踊る時間がありました。
既成の曲で踊りを踊ってみる、というのは実は表現塾でははじめての試みだったのです。
安永君と鹿児島君の踊りでは、2人とも集中力がかなりあり、重心を下げて非日常的な全身運動で踊る鹿児島君と、両足で踏ん張って上半身中心で踊る安永君の体の使い方の違いが見えて興味深かったです。(上半身の動きが多くなるのは元々演劇をしていた癖かもしれない、という指摘がありました)
私(さちん)は音が一方的にやってくる感覚に何となく戸惑ってしまい、自信のない感じが「後ろを向いて踊る」という形で出てしまいました。その一方で即興演奏で踊ることを後から始めた(踊りを既成の音でする経験がある程度あった)ウラジミールさんはほとんど戸惑いを感じていないようでした。
また、デュオで踊っていながらあまりお互いを意識していなくて、たまたま触れたときにいっしょに踊ってみるか、くらいの感覚で2人とも踊っていたことが分かりました。

ウラジミールさんが『食べ物の味を思い出すことに集中しながら踊ってみようとしたけど、以外と味って思い出せない』と言っていたのが、興味深かったです。

踊りと演奏のセットではそれぞれが『演奏⇔踊り』とお互い読みあって影響仕合ながら場を作っていく訓練ですが、
CDの音は完全に『演奏→踊り』と一方通行で、セットとはまた違った感覚があって面白い試みだと思いました。

その後、発声とホーミーの練習をしました。


【リズム】
2拍子から8拍子までの練習と3・4・5拍子のポリリズムの練習を手拍子でしました。
その後誰かが手拍子したのが何拍子か当てる、という練習をしました。ゆっくり手を叩けばある程度分かるけれど、複雑な拍子を速く叩かれてしまうと、さっぱり分かりませんでした。
メロディ回しは3拍子から7拍子までをしました。奇数拍子でも、以前に比べてメロディのバリエーションが増えて来たように感じました。


【しゃべり】
デタラメしゃべりは、2人がそれぞれ別の話を独り言のようにしゃべり、その2人の間にいる人が時々出すキーワードに反応して話を変えていく、というやり方でやりました。
今回はウラジミールさんが、一つの筋道だったストーリーを展開しながらキーワードをうまく話に練り込んでいっていました。
また、キーワードを出す方では、似たジャンルのキーワードの出し方や同音異義語(例:『コッカイ』というキーワードで『国会』と『黒海』)の出し方など、キーワードを出すタイミング以外にも気を配る必要があることが発見されました。

言葉のポリリズムと動きの訓練は、今回はお休みでした。


【楽器演奏】
今まではワンコード演奏だったですが、今回は「CメジャーとGメジャーの8拍子」や、「AマイナーとEマイナーの3拍子」と、2つのコードで演奏をしました。
ギターを中心に演奏しましたが、今までよりテンポが速めになり、パーカッションが付いていくのに苦労したり、キーボードがコードに合わせて和音を変えながら両手で演奏するのに戸惑ったり、どの音がどのコードの音だったか分からなくなってしまったりしました。
一度に演奏する和音の数が増えれば、演奏に幅が広く出来るようになると思います。
どの楽器でも左手(利き手と逆の手)の扱いがどうしても遅くなりがちなので、自分の楽器の練習とは別に、
『机の上とか自分の太股とかを、なるべく速く左右の手で交互に叩く練習』をしてみた方がいいと塾長から言われました。
例えば演奏の途中で太鼓を細かく乱打して盛り上げようとしても左右のリズムが違ったり、ももったりしたら、やはり盛り上がりに欠けるしリズムの正確性も狂ってしまうからです。



【踊り・演奏のセット】
班分けは・・・・安永君・水咲さん・さちん
         ウラジミールさん・小林さん・鹿児島君・かずっちさん    です。


●安永君とさちんの演奏は、言葉系のボイスをする安永君と叫び系のボイスをするさちんの重なりが面白い部分がありました。ディジュリドゥの時にホーミーをしてみても良かったかもしれないというアドバイスがありました。水咲さんの踊りはソロでも集中した上で動きが出てきているように感じました。

●小林さんとかずっちさんの踊りは、終わりかたが印象的なセットでした。かずっちさんがゆっくり転がって小林さんに近づいていく途中で音が先に終わって無音になったのですが、かずっちさんが小林さんに触れるまで最後まで音がないまま踊りきりました。演奏のウラジミールさんと鹿児島君もムリに終わりの音を出さずにそのまま見守っていて『無音の演奏』をしていました。

●水咲さんの演奏は、ギターと『風が吹いている』というボイスで演奏が始まり、楽器の選び方や変えるタイミングがとても良かったと感じました。安永君とさちんの踊りは、発声前に一度踊っていてそれぞれ指摘された部分を念頭に置いて踊って、きちんと反映もされていたと思います。

●小林さんとかずっちさんの演奏は、小林さんの太鼓でのリズム演奏が毎回正確さが増してきていて、かずっちさんのキーボードやボイスの演奏を支えれるようになってきたと感じました。踊りではウラジミールさんが腕の濡れた感覚に集中しながら踊ってみることを試みながら床面であまり動かない踊りをする一方で、鹿児島君はあまり考えずに動きたいように動くことに集中して踊っていたように感じました。



【宿題発表】

絵:テーマ『水』


●かずっちさんは、水没した世界の人々の絵を発表。短編アニメ『積み木の家』のようなイメージで水上の何棟かの建物の屋上に人が立っているけれど、お互いに話したり行き来することが出来なくて、憔悴してきているという、少し怖い雰囲気のある絵でした。

●水咲さんは、月の下で寝ているゾウの絵を発表。線だけの絵や抽象画が多かったですが、今回は具体的なものが描いてあって、面で描かれているように感じる部分もあり、今までとだいぶ違う印象を受けました。

●ほんなさんは、水の精のイメージの絵を発表。水彩の淡い色の中に半分透けているような精ががいて、優しくて可愛い絵だと思いました。

●小林さんはヘドロのような水の中に住んでいる生き物のイメージで絵を発表。想像上の生き物の顔の部分を画面いっぱいにどアップで描いていて、前回あたりから画面構成が大胆になってきています。顔のまわりに触覚のような髭のようなものがぐるりと生えていたりして、描かれてない体の部分はムカデみたいなイメージだそうです。

●さちんは暑くて乾いたところで、一滴の水をなんとか飲もうとする人の絵を発表しました。



脚本:テーマ『水』

●水咲さんは書いてきていた最初の1ページを読み合わせました。歌の発表会を控えた息子と、緊張しないようにがんばれと励ます家族。そして発表会本番を迎え・・・と言うところまで。

●小林さんも最初の1ページのみ読み合わせました。桃太郎をモチーフにした作品で、風邪をひいたおばあさんの代わりに洗濯に行ったおじいさんが、大きな桃を拾って帰ってくる。その桃の中にはなにかいるらしく・・・と言うところまで。

●さちんは前々回のテーマ『洪水』の脚本の残りを読み合わせました。核戦争が起こりそうな地球から、あらゆる生き物の遺伝子を持って脱出した宇宙船。何十年も宇宙を旅するが、結局どこの星にもたどり着けず、最後まで残っていた宇宙船の人工知能が、出会った宇宙人に遺伝子を託す、というお話。
途中の男女のもつれた人間関係をもう少しわかりやすくしたらいい部分がある、という意見がありました。




【おかず】
・安永君/マカロニサラダ
・かずっちさん/なすとひき肉のみそ炒め
・鹿児島君/ホットケーキの野菜サンド
・水咲さん/ホタテのサラダ(わさび醤油味)
・ほんなさん/エビチリ
・さちん/さつまいもチップス

このほか、小林さんの持ってきた味海苔と、下松家のお味噌汁がありました。


【劇作】
班分けは・・・・安永君・水咲さん・ほんなさん・さちん
         ウラジミールさん・小林さん・鹿児島君・かずっちさん    です。

今回は時事ネタと、『歌』『予言』を盛り込んで劇作をする、という指示がありました。

●ウラジミール班は『2016年オリンピックの開催地決定』のニュースを元に劇作。
世界の滅亡を予言する占い師。世界滅亡を避けるには、ブラジルの地で、世界中の人々が集まって技を競い合う祭りを開催する必要があるという。
そこでブラジルの首相は、オリンピックをブラジルで開催したいとオリンピック委員会の会長に直談判するが掛け合ってもらえない。もう一度予言者にどうしたらいいか尋ねたところ、『サンバを踊れ』と告げられる。
オリンピック会長の前で激しく踊るサンバダンサー、色仕掛けになんとか耐える会長。そこに占い師の術がかかり、サンバダンサーの色香が更にアップ、ついに会長は誘惑に負けてしまい、オリンピック開催地は無事ブラジルに決定、世界滅亡の危機から救われた。というお話。

かずっちさんの即興とは思えない占い・祈祷シーンと、ウラジミールさんの威厳あるようで実はスケベな会長、この2人がしっかりと落ち着いてキャラクターを演じていて、うまさを感じました。
ちょっと頼りない首相を演じた鹿児島君は、きちんと前を向いてしっかり声を出す意識をして演技したことで、以前よりしっかり場に立っているように感じました。小林さんのサンバダンサーは、体をくねらせたり揺すったりしながら会長に迫っていくところがチャーミングで魅力的でした。


●さちん班は、『空き巣が、侵入した家の家主に防犯指南した』というニュースを元に劇作。
オリジナルソングを歌うストリートミュージシャン。通りがかった女の人は何となくその歌が耳に残り無意識に口ずさみながら買い物をしている。
一方、超能力捜査官は、未来予知での念写で出た謎の言葉をまえに行き詰まっていた。そこに1人の女性が歌を口ずさみながら通り過ぎていく。彼女の口からまさに念写で現れたのと同じ謎の単語が歌われている。女性をマ−クする捜査官。
すると、その女性の家に泥棒が侵入。泥棒は女性に防犯指南をしていたが、踏み込んだ超能力捜査官にあっさり捕まってしまう。というお話。

休憩時間中にウラジミールさんが、もみじまんじゅうを略して『もみまん』と言ったことが妙に印象に残り、謎のキーワード『もみまん』をめぐる話になりました。
水咲さんの即興ギター弾き語り、安永君の気合いの入った念写シーン、ほんなさんの素敵な若奥さん、また、泥棒の水咲さんと泥棒に入られたほんなさんのやりとりが印象に残りました。




★次回の宿題★
絵(全員):テーマは『予言』です。 

脚本(小耳プロジェクト稽古で班長のまとめがある人は除く):テーマは『予言』です。

コメント(1)

さちんちゃん、いつもレポートご苦労さまです。
今回の表現塾はとても内容が充実していましたね。
これもあなたや真面目に塾に出てくる塾生のおかげだと感謝しています。
今回のレポートはいつもよりあなたの感想が多いのが良いですね。
劇作のあらすじも分かりやすくて、シーンの記憶が甦ってきます。 ありがとう!

写真は表現塾で踊りを踊るさちんちゃんと安永くん、音楽は水咲さん。

と、宿題の絵を持っての記念撮影。

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