幽霊、妖怪を見た人コミュの職場が変わると怪談が聞ける

私は昨年定年退職し、暮れに新しい仕事につきました。
今では、何人かの人達とは仲良くなれ、徐々に色々なお話もできるようになりました。
今回は５０歳代の女性の体験談です。

その人がまだ女子大生で自宅に住んでいた時のことです。
お父さんが少し体の具合が悪くなり、近所の診療所で受診しました。
その診療所は、昔は精神病専門だったのですが、一旦廃業し，その後一般診療をするように
なったそうです。

しかし、もっぱら所長は『やぶ』だと近所では有名だったそうです。
娘である女性は、父親が入院するとすぐにお見舞いに駆け付けました。
面倒くさい手続きの末やっと病床に行くと、具合が悪いと言っても自分の足で診療所に
行った父が、点滴をされながらもうろうとした状態でベッドに横たわっています。

『あんな所にいると殺されてしまう！！』家に戻った女性は母親や周りの人達に必死で
退院するよう話したそうです。
本人は決して霊感や予知能力は無いと言うのですが、何かそんなものも働いたのかも知れ
ません。
無我夢中で説得したそうです。

そして、やっと母親が中心になって診療所に掛け合い、もっと大きな病院に転院することに
なり、すぐに『異常なし』と診断され家に戻りました。
不思議なのは最初の診療所での出来事です。

入院後すぐに友人がお見舞いに来てくれたそうです。
『お前、何で寝てるんや？！　起きて家に帰らんかい！！』と言ったのです。
それから父は目が覚めベッドの上で起き上がれるようになり、その後母が転院の手続きをした
のでした。

しかし、母も娘の女性も知っていました。　その友達はすでに亡くなった同窓生だったのでした。

面白いですねー？！

ちなみに『面白い』と翻訳される英単語はいくつかあり、一つは『funny 』バナナの皮で滑っておかしいような状態の面白さです。
ですが私が使ったのは、意義深いとも訳される『interesting』の方です。
よくミスタースポックが言う『面白い』の方です。
蛇足でした。

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※　そうそう、この女性からは別の霊的現象も聞きましたから、近日公開予定です。