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日本文化体験交流塾コミュの新人研修の内容(1)

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1月30日、通訳案内士の試験発表がある。ブログ「今日は博多の風が吹く」を書いている高宮暖子さんは「合格された方々も、合格はゴールではなく、あくまでスタート地点。なぜなら、通訳案内士の仕事はサービス業であり、現場仕事。いきなり外国のお客様をお連れして回るなんて、普通はできないからです。」という。写真は、当交流塾の平塚さん。華道師範であるとともに、通訳案内士として活躍している。昨年、合格したばかりであるが、ウオーキングツアーを含め、様々な体験をとおして、スキルアップに努めている。
 そこで、日本文化体験交流塾(IJCEE)は、2月23日(月)から27日(金)まで5日間、新人研修を実施することとした。その研修内容を詳しく知りたい方も多いと思うので、4回シリーズで、本研修の「目的や特徴」、「講師紹介」、「研修後のサポートプログラム」などについて、企画者として、お話していきたいと思う。→詳細は、http://www.ijcee.com/090223_shinjinkensyu.html
 なお、本研修の目的は、「通訳案内士が、高い顧客満足度を得るため」の技術・知識・精神の体系的な修得であり、新人でなくても参加することは、もちろん可能です。
2月23日の初日は、三人の講師が通訳案内士への期待を語る。当交流塾理事の安田彰氏は、「日本の魅力をどう作り、どう伝えるか」〜 劇的な変動の時代に、未来に向けた提言 〜について、お話しをする。安田氏は、これまで、長くJTBに勤務され、東京営業本部海外旅行課長、人事部長、同取締役を経て、JNTO理事なども歴任されており、まさに国際事情に精通されている。やまとごころhttp://www.yamatogokoro.jp/report/2008/02/jnto.htmlに、取材記事があるので、参考にして欲しい。
 また、阪急交通社海外事業部国際旅行課石川登課長(又は代理)からは、現場に即した通訳案内士への期待が語られる。
 この2人の方から、通訳案内士を取り巻く状況や通訳案内士への期待を、まず聞いて欲しいと思う。
また、初日、私からも、全体の状況について説明したい。日本全国の通訳案内士の登録者数の推移を見ると、平成16年は、9350人であったが、平成20年には、12190人となり、通訳案内士は、急速に増加している。しかし、現在、通訳案内士の多くは、実際の仕事についていないのが現状である。
 しかし、私は、通訳案内士の仕事の可能性はあると信じている。大半の外国人は日本語がほとんどできないので、外国語のできるガイドに対する潜在的な需要は、大きいと予想される。ただ、大きく時代が変化するなかで、以下の3点への観光業界や通訳案内士の対応がまだ十分になされていないと思う。
(1) 無資格ガイドやボランティアガイドが増加している。
(2)外国人観光客に対するガイドの仕組みが団体中心、バス中心であるにもかかわらず、現代では、9割の方が、個人または小グループによる旅行である。
(3) 観光客のチケット購入や情報収集の基本がインターネット中心になっているにもかかわらず、ガイドの側からの情報発信が不足している。
  IJCEEでは、FITをターゲットにした日本文化の体験や着地型のウオーキングツアーなど、新規事業に取り組んでいる。また、多言語によるHPの積極的な活用等情報発信の改善を進めており、そうした取組をお話ししたいと思っている。
 
 しかし、こうした活動とともに、最も大切なのは、お客様を満足させるサービスを提供できるか否かである。プロの通訳案内士である以上、無資格ガイドやボランティア以上の技術とホスピタリティを持っているのは当然である。
 お客様は、支払った以上の満足が得られれば、口コミを含め、仕事は次第に拡大してくる。そうした満足を提供できる通訳案内士を育てていくこと。これがIJCEEの大きな課題である。
初日、最後にお話いただくのは、通訳案内士の池沢なるみ氏である。ガイド歴16年のベテランガイドである。
はとバスガイドのほか、関東、関西、東北など全国のガイド経験があり、JGA等でも研修講師の実績がある。池沢さんからは、実際のガイド技術や必要な知識について、学ぶ。
 本新人研修を企画するに当たっては、全体の座学と演習を交互におこなうなど、バランスを重視した。先輩の通訳案内士からの実技演習が良いとしても、それだけでは、研修が単調になるとともに、本当に必要な知識がつかないと考えたからである。
 初日を座学として、二日目にバスの添乗訓練を行う。指導は、柴田バネッサさんにお願いする。柴田さんは、通訳ガイド歴30年以上で、「実践ゼミウィスパリング同時通訳」などの著者ある。神田外語学院では、「トーイック講座、英検講座、スペイン語講座、通訳入門講座、観光英語講座、通訳ガイド講座。」等を講義されており、ご存知の方も多いと思う。 また、忍者など、日本文化体験に新しい分野を開拓しており、IJCEEも学びたい大先輩の方である。
 第3日目以降の講義内容については、次号でご紹介したい。






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