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和わきもの倶楽部 名古屋・岐阜コミュのおすすめ!和っぽい本?

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あけましておめでとうございますわーい(嬉しい顔)
お正月は着物姿の方をたくさん見られるので良いですね!
目の保養〜ぴかぴか(新しい)


さてさて、新年一発目の和っぽい本はこちら!


『夢想 -ゆめみるおもい-』


19世紀にヨーロッパで流行ったアールヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャの小画集でするんるん

クリムト、ガウディ、ラリックなどなどアールヌーヴォーの作家はたくさんいますが、ミュシャはその中でも1、2を争うほど有名人なので、1度は絵を見たことがある方も多いはずアート
主にポスターや広告を手がけていましたが、装飾品や教会のステンドグラスなんかも作品として残っています。


「おいおいどこが和だよっ!」
とのツッコミはしばしお待ちを…。
実はこの本、ただの画集じゃないんです指でOK

ミュシャの画集でもあり、同時代を生きた与謝野晶子の歌集でもあるんですね〜ペン

与謝野晶子といえば「みだれ髪」「君死にたまうことなかれ」「明星」などが有名ですね。
ちなみに彼女の実家は老舗の和菓子屋さんらしいです(豆知識!)
何しろ100年以上前の日本とヨーロッパなので、ふたりの間に直接的な接点は全くありません。
が、しかし!「みだれ髪」や「明星」の表紙を描いた藤島武二がアールヌーヴォーを取り入れているので、浅からず深からずの縁なのですぴかぴか(新しい)


この本、収録されている作品数は少ないのですが、しっとりと、レトロな雰囲気を堪能できます。
全く別の文化から出た作品同士、異質なはずなのに、不思議と和洋折衷でバランスが取れているので驚きですexclamation ×2
「大正浪漫」「鹿鳴館」などの言葉に反応する人は、パラッとめくるだけで一目惚れしてしまうかも(笑)


有名な作品が目白押しなので、このふたりの作品の入門書としてもオススメです目がハート
1冊の本でふたり分の作品が楽しめるので、一石二鳥ですよハート達(複数ハート)

コメント(2)

へぇ〜ミュシャは私も大好きですが、この本は知らなかったな目
ミュシャの作品はそれだけで充分満足な画力があるけど
与謝野晶子とのコラボとなればまた違った世界が楽しめそうですねぴかぴか(新しい)
私はこの本を読むまでミュシャ>与謝野晶子だったんですけど、
読んだ後はミュシャ≧与謝野晶子になりましたぴかぴか(新しい)
紅茶片手にゆっくり読んだら絵になりますよ!(笑)

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