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ウェスタンヒーローの系譜コミュのウェスタンヒーローの実像

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 ウェスタンヒーローを演じた男優だけでなく、そのモデルになった歴史上の人物について語り合うトピックを立てました。

 歴史上の人物といっても、浜のご隠居さんによるとワイアット・アープは晩年にはロサンゼルスに隠居して、西部劇映画関係者に昔話を語っていたそうですから、西部劇の草創期にはウェスタンはリアルタイムの現代劇?という感覚だったのでしょう。



 浜のご隠居さんの5月6日のコメントをそっくり引用します。
 ”ヒコックの写真がら推測すると「ほろ酔い倶楽部」からでしょうね。この写真は椅子に座った写真を静山子さんがトリミングしたものです。とても熱心な方で、充実したHPです。のすたる爺さんの「私的西部劇博物館」と共に、西部劇の宝庫だと思っています。
長生きといえば、ジェロニモも1909年80歳に酔っ払って溝におちて死ぬまで、フォート・シルの居留地で観光客相手に写真や小物を売り付けて抜け目無く暮らしていたらしいです。(「ジェロニモを追って」菊池東太著より)”

 今後はこちらのトピックで濃いお話を聞かせてください。

 あげていただいた”ほろ酔い倶楽部”と”私的西部劇博物館”は充実していますねえ。
 ここまで専門的になると一般人?はROMってばかりになってしまいますが、皆でワイワイいいながらというのがmixiのいいところですので、皆様よろしくお願いします。
(写真はジェロニモ・・・Wikipediaより)

コメント(7)

ジョン・フォードもアープと出会っていて、話を聞いたそうです。S・ハートはアープの自伝の出版の協力をしたが、実現は出来なかった(津神久三著「アープ伝」ーアープ・フアン必読の書)そうです。
西部劇スターNo1のトム・ミックスも親交があったそうで、二人の交流を描いた(勿論フィクションです)ものに「キャディラック・カウボーイ」があります。トムをブルース・ウイリアム、アープをジェームス・ガーナーが「墓石と決闘」につずき演じた、楽しい現代西部劇版でした。
 そういう話を聞くと、アープがウェスタン史上最高のヒーローとして繰り返し取り上げられている理由は、映画の草創期まで生きていて自分の武勇伝を売り込んだからでしょうか。
 やはり生き残った方が勝ちか。
 余談ですが、学会における論争の決着は、ある学説を唱える一派がすべて死に絶えればそれで負けです。
アープが知られるように成ったのは、夫人のサディが無くなり、Stuart N. Lake の Wyatt Earp;Frontier Marshal(1931)が出版されてからだそうです。(「アープ伝」参照)映画化され、TVが好評で有名になったのです。
最近は西部劇自体が製作が減り、ヒーローの実像も、誰をコメントしたら良いのか迷います。話題にしたいガンマンがいたら 教えてください。
 ウェスタンヒーローの実像という意味ならインディアンの側に興味があります。
 有名なのはジェロニモとクレージーホースでしょうか。
 またインディアンはウェスタンでは突然砂漠の騎馬戦士として登場しますが、馬も銃も頭皮を剥ぐ習慣も?白人が持ち込んだのですから、それ以前のインディアンはどんな状態でその時代にヒーローはいなかったのか。初期開拓時代のインディアンが出てくる作品ではデ・ミル−クーパーの“征服されざる人々”が好きですが、この時代はまだ白人と拮抗する勢力というイメージであり、指導者にはかなりの大物?がいたのではないかと思います
私の関心が西部開拓にあるため、東部でのインディアンについては、勉強不足です。「アメリカ・インディアンの歴史」富田虎男「アメリカ・インディアン史」W・Tヘーガン が参考になると思います。インディアンには国家とゆう思想がなく、種族も各部落が大家族単位(バンド)に分れて暮らし、平等で、強力な指導者は置かなかったので、特定のヒーローは考え難いと思います。シッティング・ブルとクレージー・ホースはダコタでも別の種族で、影響力の範囲がちがいます。
東部時代でも名のある人がいますが、白人に都合が良かったか、悪かったかで評価されてます。白人は彼等を騙して、居留地に、騎兵隊を使って、押し込めたのですが、各種族が結束して対抗することは無かったのです。カスターのときは、サンダンスの季節でたまたま集まってたのです。
 西部劇とはいうものの、現在の地理区分で言えばその大半は“中部劇”であり、初期の時代は“東部劇”になるのは、北米のフロンティアが東から西へだんだんと移動していったのだから当然といえば当然ですね。
 西部はむしろスペイン人が海岸地帯から開拓していった地域であり、ロサンゼルス・サンフランシスコ・サンディエゴと言った地名は完全にスペイン風・カトリック風です。ということなら純粋な“西部劇”は“怪傑ゾロ”がその代表作ということになるのかな。

 “征服されざる人々”はフレンチアンドインディアン戦争終結直後の英国とインディアンの戦いを描くもので、主たる舞台はピッツバーグですから東部劇と中部劇の中間くらいでしょうか。
 この映画に出てくるボリス・カーロフ演ずるグヤスタ大酋長は実在の人物みたいですが、ピッツバーグの包囲戦(といっても当時は小さな砦という程度でしょうが)をするくらいですから、当時はインディアンと白人の勢力は拮抗していたのだと思います。

 とはいえやはり浜のご隠居さんが云われるように、インディアンは部族単位・家族単位でしかまとまらず国家のようなものを作れなかったのですぐに白人に圧倒されてしまうわけですが…
 中南米ではアステカやインカのような大帝国を築いたインディアンがなぜ北米ではそれができなかったのか? もっともまとまらなかったからこそ、アステカやインカのように一度の戦いで滅んでしまわずに、いつまでも部族ごとに抵抗を続けてそれが西部劇として語り伝えられているわけですが…
 上の書き込みの写真は“征服されざる人々”からで説明を付け加えますと

 左写真はご存知ゲーリー・クーパー。この時代が円熟期で一番脂が乗っていたのではないでしょうか。
 後ろにかかっている地図がこの作品の舞台のピッツバーグから五大湖にかけての一帯。なおピッツバーグはペンシルバニア州にもかかわらずミシシッピの支流オハイオ川の流域でミシシッピの流域はさらに東に拡がっています。五大湖はすべてつながって最後はセントローレンス川になるのですが、ミシシッピとセントローレンスの流域の間にはどこまでも続く大平原が拡がっているだけで、“分水嶺”といったものは存在しません。

 右写真がヒロインのポーレット・ゴダートでその後ろに立っている胸にペイントしたグヤスタ酋長が怪優ボリス・カーロフ。
 ゴダートはチャップリンの何番目かの妻で、“風と共に去りぬ”のスカーレット役の第一候補でしたが、ヴィヴィアン・リーにさらわれてしまったのが一生の痛恨事でした。”Indentured Servant”の役ですごい色気をふりまいており、デ・ミルはサービス精神旺盛です。

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