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後味ずっしり重たい映画大好きコミュの『さよなら渓谷』

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高速を走って自宅に戻った僕は、友達から「映画を観たい」と言われて真木よう子主演の『さよなら渓谷』(モスクワ映画祭審査員特別賞受賞)に誘った。
品川プリンスホテルに久々に足を運び、3Fの映画館の中央に並んで座る。


せっかく大会で最優秀選手に選ばれるほど野球で将来を嘱望されていた男は、大学を中退し、証券マンになるも早々に辞職して緑深い渓谷の安アパートで内縁の妻と、静かだが愛欲に満ちた生活を送っていた。
激しく交わる真夏のある日、アパートの隣の女性がわが子を殺害した容疑で逮捕される。
静かな渓谷にマスコミが押し寄せる。

大学野球部時代の男が、若さと愚かしさから犯してしまった犯罪と、被害女性が普通の幸せから転落して地獄を経験したことが浮かび上がってくる……


映像も展開もキャストも素晴らしい!
意外性に満ちながら、人生と心と男女の真実に深く鋭く斬り込んでくる。
観たという皆さん、語り合いましょう!

コメント(15)

さよなら渓谷、間違いなく近年観た封切り映画でナンバーワンです。偶然、主演俳優の大西さんをお呼びできることになりました。
ぜひご参考に。

〜68年前のヒロシマに想いを寄せて〜
新藤兼人&若松孝二ダブル追悼映画祭のお知らせ

日程:2013年8月6日 場所:千代田区立日比谷図書文化館 (日比谷公園内)地下ホール
主催:オフィスパンタレイ 御手洗志帆
共催:千代田区立日比谷図書文化館  特別協力:近代映画協会・若松プロダクション
<内容>
 昨年5月29日享年100歳でお亡くなりになられた広島出身の映画監督、
新藤兼人の功績を偲び、昨年に引き続き新藤兼人映画祭を開催します。
今回は、同じく昨年10月にお亡くなりになった若松孝二監督の作品も取り上げ、
二人の映画監督の作品を通して反戦への思いを込め、ダブル追悼映画祭として開催します。
 68年前の8月6日に想いを込めてヒロシマをテーマにした4作品をゲストの方をお招きして上映します。

上映スケジュール
10:30〜(受付10:00〜)「原爆の子」(監督・新藤兼人)映画解説:共同通信社映画記者 立花珠樹さん ゲスト:文化ジャーナリスト白鳥正夫さん

13:00〜(受付12:30〜)「キャタピラー」(監督・若松孝二)上映後、主演俳優:大西信満さん&若松プロ大友麻子さんトークショー                    16:30〜(受付16:00〜)原爆症の少女を描いた幻のレア作品「恐るべき遺産 裸の影」(監督・若松孝二)

                 
19:00〜(受付18:30〜)「一枚のハガキ」(監督・新藤兼人) 映画解説:共同通信社映画記者 立花珠樹さん ゲスト:文化ジャーナリスト白鳥正夫さん

【料金】各回予約で1000円(当日1200円)
【予約】日比谷図書文化館 03−3502−3340 メールcollege@hibiyal.jp
まで氏名・ご希望の作品・枚数をお伝えください。
>>[001]、ありがとうございます。


>さよなら渓谷、間違いなく近年観た封切り映画でナンバーワンです。

そうなんだあ! 僕はあんまり映画館に足を運ぶほうじゃないからそういうのはよくわからないけど、確かに「すごく良かった〜」て感じました。
なかなか映画館に行けず、まだ観ていないのですが、原作をつい最近読みました!
重いけど、いい作品でした。

なんだろう、読み終えた後ボーッとしてしまいました。

ますます映画のほうを観たくなりした!
>>[003]、ありがとう!
原作読んだんだあ!
やっぱり素晴らしい映画って、しっかりした素晴らしい原作や脚本があってこそ出来上がるんだろうね。
僕と一緒に観に行った友達も元図書館員で本好きだから、ぜひ原作を読みたいって言ってたよ。
僕も読んでみようかなあ。
さよなら渓谷は、2回観ました。
2回目は、昨日、ミリオン座で。

加害者の悩み、被害者の苦痛、
その二人の微妙な距離感の変化を
上着をかけるところや、
ビールをお酌するところで、
映像だけで表現してて、
空虚な感じがとてもよく表れてるな
と思いました。

映画を観終わったあとでも
何故、二人は一緒になったんだろう、
何故、なつみは尾崎を警察に
引き渡したんだろうなど。
様々な場面で、考えさせられたけど、
どの場面を切り取っても、
全く共感できなくて、
それが却って二人の辛さを
引き立てていて、
こちらにも伝わってくる。

観てて、とても辛く切ない気持ちになる
映画でした!
>>[005]

ほんと、ささいな仕草に人間の内面やお互いの関係性って表れてるってぼくたちは感じるから、
そういう一つ一つのことを丁寧に映し出している映画って、観ている者の心に深い余韻や波紋を生むんだろうね。
昨日、DVDで観ました。
ホントに暗い作品ですね。
原作読んでいないのですが
映画と内容は同じなんでしょうか。
作品によっては結構内容が違ってたりするので(~_~;)

大西さんは「キャタピラー」で初めて見て
今回二度目ですが、お上手な方ですね。
ただ、明るい役が想像できません(笑)
>>[007]

>一言では言い表せない映画でした。考えさせられる映画です。


ほんと、その通りですね。
人間が出会う事件とか出来事が、本当に人間に重くのしかかる時があるし、
それと格闘する人間の姿も決してステレオ・タイプばかりではないのだと思います。
私も「さよなら渓谷」はここ最近では、かなり強烈な印象を残す映画でした。
真木さんをはじめ、出演者たちの心の動きというか、静かに、でも苦しく残酷に展開していく感じ、、、好きな映画です(^_^)
人間の深い苦しみがある。
しかもそれは人間が他の人間とともに生きているという現実によって、まさに他人に自分の安全や居心地のよさを侵犯される形でもたらされる。
一つ一つの出来事は決して消せない形で、本当に忘れるなんてできないものとして自分の心のひだに幾重にも幾重にも刻まれてゆく。
それでも私たちは愛に飢える。
愛に渇く。
私たちのからだは愛欲を求める。
私たちはもとより、からだと理知とが分裂した生き物なのかもしれない。
からだが求めたことを、私たちの理知は捨てる決断をするかもしれない。
私たちの理知が拒絶するものを、私たちのからだは求めてしまうかもしれない。

私たちは獣のようなからだの中に住んでいるか弱い少女、幼い少年なのかもしれない。


>>[012]

主人公の女性を演じた真木さんが羨ましいというのは、どういうお気持ちからですか。
その女性と一体になり、その女性の気持ちを心底味わえて羨ましいという意味でしょうか。

ぼくもこの主人公の心にぐっと引き込まれました。
寄り添う男性なんかよりずっと、ぼくにしたら同性の男性の気持ちなんかより、この女性の気持ちのほうがビリビリと迫ってきました。
おそらく普通の無邪気な女子高生だったのに、あんな体験・性暴力によって常に人生の根底に深くひびを入れられることになった主人公の言動に、
もちろん同調できないとか、嫌いだという感想を持つ人はいるでしょうが、

ぼくはやっぱりMatsuoさんと同じように、よくわかるものを感じるから、
とてもとても心ににじんできた映画です。
共依存。
からくり的には、それ以上でもそれ以下でもないですが、渓谷の風景は、一役買っていると思います。

ラストの、また追いかけて来てくれるのを知っていながら去ったかなこが、ほほえましかったです。

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