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寅さん!コミュの映画概要

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渥美清が演じる主人公、「フーテンの寅さん」こと車寅次郎は、父親、車平造が芸者、菊との間に作った子供で、実母の出奔後父親のもとに引き取られたが、16歳の時に父親と大ゲンカをして家を飛び出したという設定。

第1作は、テキ屋稼業で日本全国を渡り歩く渡世人となった寅次郎が家出から20年後突然、倍賞千恵子演じる腹違いの妹さくらと叔父夫婦が住む、生まれ故郷の東京都葛飾区柴又・柴又帝釈天の門前にある草団子店「とらや」(第40作からは「くるまや」)に戻ってくるというシーンから始まる。

シリーズのパターンは、一貫している。
寅次郎は、旅先や柴又で出会うマドンナ(毎回、有名女優がゲスト出演)に惚れてしまう。
マドンナも寅次郎に対して好意を抱くが、それは多くの場合恋愛感情ではなく、最後にはマドンナの恋人が現れて振られてしまう。

そして落ち込んだ寅次郎が正月前、もしくは盆前(即ち正月、盆がテキ屋はかき入れ時)に再びテキ屋稼業の旅に出て行くという結末となる。

浅丘ルリ子が演じたリリーのように寅次郎に恋愛感情を持ったマドンナもいたが、この場合は、寅次郎の方が逃げ腰になり、自ら身を引く形となった。

42作目以降の4作品のマドンナは、さくらの息子満男(吉岡秀隆)が思いを寄せる泉(後藤久美子)となり、寅次郎は満男のコーチ役に徹している。

このようになったのは渥美が病気になり快活な演技ができなくなったためである。また当初は予定されてなかった泉の登場は、満男を主役にしたサブストーリーに満男の恋の相手が必要になったためである。

ちなみに山田監督の話によれば第49作で泉と満男を結婚させようと考えていたらしいが、渥美の死去により幻になった。


レギュラーとして登場した人物は、寅次郎、さくらのほか、さくらの夫・諏訪博、草団子店を経営する叔父・竜造と叔母・つね、博が勤務する印刷会社「朝日印刷(第一作、第二作のみ共栄印刷)」の社長で寅次郎の幼馴染・タコ社長こと桂梅太郎(第六作のときにだけ堤梅太郎と名乗る)、帝釈天の御前さま、寺男で寅次郎の舎弟・源公などがいた。

マドンナとして複数回登場した女優もいるが、リリー、泉と歌子(吉永小百合)以外は、別の役で出演している。おいちゃんこと叔父・竜造役は初代が森川信、2代目は松村達雄、3代目は下條正巳が演じた。その他、毎回役柄は違うものの、サブキャラクターとしてレギュラー出演する俳優も多く存在した。

テキ屋稼業の寅次郎は、柴又に帰るのは数えるほどしかなく、一年中日本各地を旅している。このシリーズは原則としてお盆と正月の年二回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。

画面に映し出される日本各地の懐かしい風景がシリーズの魅力の一つでもある。

なお第48作まで一貫してエンドロール表示は設定されず、出演キャストや製作スタッフ等の字幕表示はオープニングでされた。

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