残念
整いました
『マロース』は、2009年制作のラジオドラマを経て、2011年１月に舞台化されました。 奇しくもその公演期間中、宮崎県の養鶏場から強毒性の鳥インフルエンザに感染した鳥が見つかったというニュースに世間が揺れ、あまりにタイムリーな物語に、御来場のお客様から大きな反響を呼びました。
初演の千秋楽から程なくして東日本大震災が発生。
翌2012年１月の公演には、震災、その結果としての原発事故の経験を踏まえた大幅な改稿のもと、再演されました。
人間の作った化学薬品、原発による事故、そうした恐怖を知る由もなく生きる自然の中の小さな生き物たち。
人間が智恵を絞って築いてきた文明の成果が、そうした邪心なき生き物の生命を脅かし、今、静かに生態系が破壊されゆく現実。
その現実はいずれ我々の身に及ぶであろうという、この強烈なメッセージを、今冬、エンタテイメントとして再び発信致します。
『マロース』初の全国ツアー。富良野から東京まで、２ヶ月半、マロースをどうぞ宜しくお願い致します
◆日 程 ： 2014年1月18日（土）〜 2月 1日（土）
◆会 場 ： 富良野演劇工場
◆入場料 ： 一般3,500円（当日券4,000円）
小・中学生1,500円（当日発券）
富良野公演を終了後、全国ツアーを計画中 詳細はこちらで
http://
◆作・演出 ： 倉本 聰
◆出 演 ： 久保 隆徳 森上 千絵 加藤 久雅 納谷 真大
水津 聡 芳野 史明 六条 寿倖 熊耳 慶
にしやうち 良 黨 清信 松本 りき 水谷 理砂
大山 茂樹 石川 慶太 久保 明子 栗栖 綾濃
佐々木 麻恵 藤本 道 東 誠一郎 富 由美子
瀬尾 卓也 山本 真央 青木 映璃 他、富良野GROUP
ご予約お問合せは「富良野演劇工場」0167−39−0333 まで
富良野のチケット発売は、11月18日（月）10：00〜
稽古初めは、12月15日〜 大千穐楽は、来年3月19日東京公演
コミュのみなさん、いつもの通り盛り上げてゆきましょう！
初演の千秋楽から程なくして東日本大震災が発生。
翌2012年１月の公演には、震災、その結果としての原発事故の経験を踏まえた大幅な改稿のもと、再演されました。
人間の作った化学薬品、原発による事故、そうした恐怖を知る由もなく生きる自然の中の小さな生き物たち。
人間が智恵を絞って築いてきた文明の成果が、そうした邪心なき生き物の生命を脅かし、今、静かに生態系が破壊されゆく現実。
その現実はいずれ我々の身に及ぶであろうという、この強烈なメッセージを、今冬、エンタテイメントとして再び発信致します。
『マロース』初の全国ツアー。富良野から東京まで、２ヶ月半、マロースをどうぞ宜しくお願い致します
◆日 程 ： 2014年1月18日（土）〜 2月 1日（土）
◆会 場 ： 富良野演劇工場
◆入場料 ： 一般3,500円（当日券4,000円）
小・中学生1,500円（当日発券）
富良野公演を終了後、全国ツアーを計画中 詳細はこちらで
http://
◆作・演出 ： 倉本 聰
◆出 演 ： 久保 隆徳 森上 千絵 加藤 久雅 納谷 真大
水津 聡 芳野 史明 六条 寿倖 熊耳 慶
にしやうち 良 黨 清信 松本 りき 水谷 理砂
大山 茂樹 石川 慶太 久保 明子 栗栖 綾濃
佐々木 麻恵 藤本 道 東 誠一郎 富 由美子
瀬尾 卓也 山本 真央 青木 映璃 他、富良野GROUP
ご予約お問合せは「富良野演劇工場」0167−39−0333 まで
富良野のチケット発売は、11月18日（月）10：00〜
稽古初めは、12月15日〜 大千穐楽は、来年3月19日東京公演
コミュのみなさん、いつもの通り盛り上げてゆきましょう！
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コメント(26)
コピペですが・・
「演出助手ＮＯＴＥ」 12月20日
15日の稽古初日から6日が経過。
猛スピードで立ち稽古は進行。11時から15時半まで自主稽古。...
そこから師匠・倉本聰を迎え、夜の22時まで連日稽古。そして今日、ラストシーンまで一通り終了。
このスピード、この密度。要求されるレベルの高さは、今回我々に求められている志の高さだ。
『マロース』、再再演である。
だが師匠・倉本聰が常に言う如く、“再演は続演に非ず”。
いつだって基本の『き』から芝居を立ち上げる。
一足飛びに駆け上がろうとすると、即座に見破られ、鋭いダメ出しが飛んでくる。熟練の医者がふるうメスのようなその言葉は、的を得ていると同時にユーモラスだ。
この６日間の中で演出助手の私が聞いたイチオシ・ダメ出し。
「邪悪なオーラが出ているよッ！」
やってみせようとする意識が働いて演技がオーバーになったり、中身が埋まってないのに小手先でリアルを装うようなとき、それが周りまで悪影響を及ぼすことを「邪悪だ」と、師匠は言う。
ただ「その役」として存在すること、「その役」としてそこに「在る」という状態を全うすること。一人一人がそうありさえすれば、シーンはもっとヴィヴィッドに弾むのに。
本日。
１３分のシーンを自主稽古入れて６時間、ぶっ続けで稽古したあと、師のたまう。
「このシーンは明日、延々と復習してくださいっ！」
２０１４年「マロース」。
マイナス８度の富良野演劇工場で、邪悪な我らは発熱中。
「演出助手ＮＯＴＥ」 12月20日
15日の稽古初日から6日が経過。
猛スピードで立ち稽古は進行。11時から15時半まで自主稽古。...
そこから師匠・倉本聰を迎え、夜の22時まで連日稽古。そして今日、ラストシーンまで一通り終了。
このスピード、この密度。要求されるレベルの高さは、今回我々に求められている志の高さだ。
『マロース』、再再演である。
だが師匠・倉本聰が常に言う如く、“再演は続演に非ず”。
いつだって基本の『き』から芝居を立ち上げる。
一足飛びに駆け上がろうとすると、即座に見破られ、鋭いダメ出しが飛んでくる。熟練の医者がふるうメスのようなその言葉は、的を得ていると同時にユーモラスだ。
この６日間の中で演出助手の私が聞いたイチオシ・ダメ出し。
「邪悪なオーラが出ているよッ！」
やってみせようとする意識が働いて演技がオーバーになったり、中身が埋まってないのに小手先でリアルを装うようなとき、それが周りまで悪影響を及ぼすことを「邪悪だ」と、師匠は言う。
ただ「その役」として存在すること、「その役」としてそこに「在る」という状態を全うすること。一人一人がそうありさえすれば、シーンはもっとヴィヴィッドに弾むのに。
本日。
１３分のシーンを自主稽古入れて６時間、ぶっ続けで稽古したあと、師のたまう。
「このシーンは明日、延々と復習してくださいっ！」
２０１４年「マロース」。
マイナス８度の富良野演劇工場で、邪悪な我らは発熱中。
大晦日も通し稽古が決定したようです。。
演劇工場で毎日格闘しているスタッフ・キャスト、そして倉本先生。。
新しい『マロース』の息吹が伝わってきます。
再びコピペですが。。
「演出助手ＮＯＴＥ」 12月27日
「圧力」というシーンがある。
芝居後半の山場の一つで、常連客たちがやり取りする最後のシーンだ。
ここでは或る事実が明らかにされるが、圧力がかかって潰される構図が語られる。...
きれいはきたない
きたないはきれい
『マクベス』に登場する魔女ならば、どちらも同じというのだろうが、
人の心は「聖」と「邪」を、「きれい」と「きたない」を行ったり来たりする。
圧力がかかっても「きれい」であり続けることは可能だろうか？
1913年、今から100年前に田中正造翁は言った。
環境汚染の前に、人の心の汚染があると。
2013年、12月27日。
福島第1原発2号機の海側観測用井戸では、採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が過去最高値、1リットル当たり210万ベクレル検出。
沖縄では仲井真知事が辺野古埋め立て申請を承認。
『マロース』はプロパガンダ演劇ではない。
一つの寓話である。だからこの文章は不適切かもしれない。
ごめんなさい。上手く言えない。ちょっとまとまらない。
でも今日稽古をして、現実を通して思ったの。
人の心を洗い流すような作品を創りたい。
そう切望する気持ちだけは、「きれい」「きたない」を超えて私たち、みんなここにある。
演劇工場で毎日格闘しているスタッフ・キャスト、そして倉本先生。。
新しい『マロース』の息吹が伝わってきます。
再びコピペですが。。
「演出助手ＮＯＴＥ」 12月27日
「圧力」というシーンがある。
芝居後半の山場の一つで、常連客たちがやり取りする最後のシーンだ。
ここでは或る事実が明らかにされるが、圧力がかかって潰される構図が語られる。...
きれいはきたない
きたないはきれい
『マクベス』に登場する魔女ならば、どちらも同じというのだろうが、
人の心は「聖」と「邪」を、「きれい」と「きたない」を行ったり来たりする。
圧力がかかっても「きれい」であり続けることは可能だろうか？
1913年、今から100年前に田中正造翁は言った。
環境汚染の前に、人の心の汚染があると。
2013年、12月27日。
福島第1原発2号機の海側観測用井戸では、採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が過去最高値、1リットル当たり210万ベクレル検出。
沖縄では仲井真知事が辺野古埋め立て申請を承認。
『マロース』はプロパガンダ演劇ではない。
一つの寓話である。だからこの文章は不適切かもしれない。
ごめんなさい。上手く言えない。ちょっとまとまらない。
でも今日稽古をして、現実を通して思ったの。
人の心を洗い流すような作品を創りたい。
そう切望する気持ちだけは、「きれい」「きたない」を超えて私たち、みんなここにある。
「大鵠（オオハクチョウ）輝かしさよ田に羽搏（はばた）ち」 春潮
「春潮」とは、倉本先生の父上。 水原秋桜子門下の俳人でありました。
野鳥を題材にした俳句のみを詠み『野鳥歳時記』という著書があります。
その中で、白鳥を詠んだ一句です。
倉本少年に、この句が心の隅のどこかにあったのかは不明ですが、何かしらがあるのではなかろうかと勝手に思ってしまいます。 こうした自然がもう一度微笑みかけ、輝く姿を魅せてくれるように、少しだけ私たちが向きを変えるヒントが戯曲「マロース」にはあるのではないでしょうか。 あの事故から3年。。ヒトはどう移ろい、未来に対して深く問う３度目の舞台「マロース」
コミュのみなさま 2014 あけましておめでとうございます。
稽古は、3日から始まっています。 富良野で始まり、全国の舞台を廻ります。 是非、ご家族、大切な方と一緒にご覧ください。
本年も 昨年同様 よろしくお願い致します。
本日、富良野公演千穐楽でした。
「今まで観たマロースで一番いい」と、絶賛の声が毎日届いておりました。
これから、全国ツアーの始まりですね。
仕込 ⇒ 場当たり ⇒ 演る ⇒ バラシ ⇒ 搬出
移動の繰り返しの中でも師匠からのダメ出し、改稿は続く訳で。
以下、今後の予定をメモしておきます。
4日（火）
19:00〜
北海道札幌市教育文化会館
（大ホール）
全席指定 5,250円
6日（木）
19:00〜
北海道幕別町百年記念ホール
（大ホール）
Ａ席 3,500円
Ｂ席 3,000円（当日 各500円高）
8日（土）
18:00〜
北海道斜里町公民館ゆめホール知床
（文化ホール）
一般 3,000円
高校生以下 1,500円
10日（月）
18:30〜
北海道長万部町学習文化センター
（文化ホール）
一般 3,000円
高校生以下 1,500円
12日（水）
19:00〜
北海道七飯町文化センター
パイオニアホール
一般 3,000円
高校生以下 1,500円（当日 各500円高）
2月14日（金）
19:00〜
福島県南相馬市市民文化会館
ゆめはっと（大ホール）
全席指定 4,200円（当日 500円高）
17日（月）
鹿児島県南九州市
コミュニティセンター川辺文化会館
19日（水）
18:30〜
鹿児島県中種子町種子島こり〜な
一般 3,000円
小中学生 1,500円
ペア券 5,000円（当日 一般 3,500円）
21日（金）
18:30〜
宮崎県清武町文化会館
指定席 3,000円
自由席 2,000円（当日 各500円高）
23日（日）
18:00〜
鹿児島県霧島市市民会館
全席自由 3,000円
ペア券 5,000円（当日 各1,000円高）
25日（火）
19:00〜
福岡県那珂川町ミリカローデン那珂川（文化ホール）
全席指定S席 3,000円
A席 2,500円（当日 各500円高）
27日（木）
19:00〜
福岡県朝倉市総合市民センター
前売 3,000円
当日 3,500円
3月1日（土）
14:00〜
熊本県宇土市市民会館
一般 3,000円
高校生以下 1,000円（当日 各500円高）
3日（月）
19:00〜
岡山県津山市津山文化センター
（大ホール）
S指定席（1階席） 4,000円
自由席（2階席）3,500円
（当日 各500円高）
5日（水）
19:00〜
岡山県倉敷市芸文館
S指定席（1階席） 4,000円
自由席（2・3階席）3,500円（当日 各500円高）
7日（金）
18:30〜
山口県下松市スターピアくだまつ（下松市文化会館）（大ホール）
指定席 5,000円
自由席 4,000円（小中高生半額）（当日 各500円高）
9日（日）
15:00〜大阪府
貝塚市民文化会館コスモスシアター
（中ホール）
全席指定 4,500円
3月11日（火）
18:30〜
兵庫県三田市総合文化センター
郷の音ホール
前売 4,500円（当日 500円高）
13日（木）
18:30〜
愛知県長久手市文化の家
森のホール
全席指定 4,500円
16日（日）
14:00〜栃木県
佐野市文化会館
一般 3,500円
学生 1,500円（全席指定）
18日（火）19:30〜
19日（水）13:00〜／19:30〜
東京都 練馬区ＩＭＡホール
全席指定 5,500円
どうぞ、お近くに旅の一座が来たならば、是非！
写真は、富良野公演オリジナル
・サポーターチケット
・珈琲屋ぶなの森のコーヒーチケット
「今まで観たマロースで一番いい」と、絶賛の声が毎日届いておりました。
これから、全国ツアーの始まりですね。
仕込 ⇒ 場当たり ⇒ 演る ⇒ バラシ ⇒ 搬出
移動の繰り返しの中でも師匠からのダメ出し、改稿は続く訳で。
以下、今後の予定をメモしておきます。
4日（火）
19:00〜
北海道札幌市教育文化会館
（大ホール）
全席指定 5,250円
6日（木）
19:00〜
北海道幕別町百年記念ホール
（大ホール）
Ａ席 3,500円
Ｂ席 3,000円（当日 各500円高）
8日（土）
18:00〜
北海道斜里町公民館ゆめホール知床
（文化ホール）
一般 3,000円
高校生以下 1,500円
10日（月）
18:30〜
北海道長万部町学習文化センター
（文化ホール）
一般 3,000円
高校生以下 1,500円
12日（水）
19:00〜
北海道七飯町文化センター
パイオニアホール
一般 3,000円
高校生以下 1,500円（当日 各500円高）
2月14日（金）
19:00〜
福島県南相馬市市民文化会館
ゆめはっと（大ホール）
全席指定 4,200円（当日 500円高）
17日（月）
鹿児島県南九州市
コミュニティセンター川辺文化会館
19日（水）
18:30〜
鹿児島県中種子町種子島こり〜な
一般 3,000円
小中学生 1,500円
ペア券 5,000円（当日 一般 3,500円）
21日（金）
18:30〜
宮崎県清武町文化会館
指定席 3,000円
自由席 2,000円（当日 各500円高）
23日（日）
18:00〜
鹿児島県霧島市市民会館
全席自由 3,000円
ペア券 5,000円（当日 各1,000円高）
25日（火）
19:00〜
福岡県那珂川町ミリカローデン那珂川（文化ホール）
全席指定S席 3,000円
A席 2,500円（当日 各500円高）
27日（木）
19:00〜
福岡県朝倉市総合市民センター
前売 3,000円
当日 3,500円
3月1日（土）
14:00〜
熊本県宇土市市民会館
一般 3,000円
高校生以下 1,000円（当日 各500円高）
3日（月）
19:00〜
岡山県津山市津山文化センター
（大ホール）
S指定席（1階席） 4,000円
自由席（2階席）3,500円
（当日 各500円高）
5日（水）
19:00〜
岡山県倉敷市芸文館
S指定席（1階席） 4,000円
自由席（2・3階席）3,500円（当日 各500円高）
7日（金）
18:30〜
山口県下松市スターピアくだまつ（下松市文化会館）（大ホール）
指定席 5,000円
自由席 4,000円（小中高生半額）（当日 各500円高）
9日（日）
15:00〜大阪府
貝塚市民文化会館コスモスシアター
（中ホール）
全席指定 4,500円
3月11日（火）
18:30〜
兵庫県三田市総合文化センター
郷の音ホール
前売 4,500円（当日 500円高）
13日（木）
18:30〜
愛知県長久手市文化の家
森のホール
全席指定 4,500円
16日（日）
14:00〜栃木県
佐野市文化会館
一般 3,500円
学生 1,500円（全席指定）
18日（火）19:30〜
19日（水）13:00〜／19:30〜
東京都 練馬区ＩＭＡホール
全席指定 5,500円
どうぞ、お近くに旅の一座が来たならば、是非！
写真は、富良野公演オリジナル
・サポーターチケット
・珈琲屋ぶなの森のコーヒーチケット
富良野ＧＲＯＵＰ2014マロース。 全国公演ツアー最終の地、千葉市美浜に行ってきました。 劇場、美浜文化センターは、こじんまりとしており舞台と客席が近く一体感を感じられ、耳にも優しい（？）素敵なホールでした。 観劇するには最高の条件がそろった状態で大千秋楽を楽しませていただくことができました。
昨年、１２月１５日。いつものように師匠の目にかなった全国選りすぐりの役者や技術スタッフが招集され、稽古が始まりました。おそらくそれから間違いなく怒涛のように台本は改稿され、その要求に対して必死に食らいつく弟子。とゆう日々を経て、公演地ごと進化を続けてきたのだと思います。 富良野から始まった当初のお芝居と比べれば、随分と違っていたと思います。 つい先日、7日は下松公演でしたけれど、わずか２週間でもその違いははっきりと違っており、驚きと同時にさらに素晴らしいお芝居に仕上がっておりました。
「マロース」は、2009年制作のラジオドラマを経て、2011年１月に舞台化され、初演の初日を富良野で観ていますが、まったく別の作品に進化していました。
終わりましたので、ネタばれになりますが、ママさんは千秋楽では、酔っぱらっていました。 さみしさや切なさや自己嫌悪を一人酒で紛らわせます。 ママさんの心の痛みが伝わり、心が痛くなると同時にママさんの人物像が際立つ演出になりました。 キャラクターの表に出ない歴史が現れるとお芝居が劇的に変わります。 セリフで説明するのではなく自然に感じる人柄。 それを演じることができる役者こそ本物だと思うンです。
ママを演じてた森上千絵さんは、ボクが知る限りですが、あまり飲めないはずなンです。 しかし、一緒にそばで呑んであげたいと思うほど、一人さみしく酒を煽るのです。 その呑み方。。ハンパなくリアルでした。
一枚のオオハクチョウの羽根を拾うママさん。 かわいがってもらった父とその友人を失い、去って行ったマロさんと重ねていたのでしょうか。 ハッと何かを思い出してしまいました。
カーテンコール。 いつまでも鳴り止まない拍手。 「ありがとう！」「ブラボー！」の声。 聞き慣れた指笛。 常連さんも各地から来られていたようです。 また、、3期生の築山さん、5期生の久松さん、6期生の伴さん、ＯＢもいらしてました。 舞台中央。マロさんを演りとげた久保座長の表情に泣けました。 4期生、加藤さんがまとめ役となったカンパニーは、とてもよいカンパニーでした。 黨 清信（とう きよのぶ）. 富良野塾25期生は、今回、いい役もらって成長著しいと思ってましたが、歌も上手い。歌って演れる役者です。いろいろたのしみな男です。
次回公演は「夜想曲（ノクターン）」東日本大震災をきっかけに倉本聰先生が現地で交流をする中での想いが形となった舞台です。 来年1月から全国ツアー。 周南でも予定しています。 そして、2月5日から８日まで、新国立劇場でも上演が決定しました。
優れた役者が東京で実力を示す機会になれば。と、思っています。
昨年、１２月１５日。いつものように師匠の目にかなった全国選りすぐりの役者や技術スタッフが招集され、稽古が始まりました。おそらくそれから間違いなく怒涛のように台本は改稿され、その要求に対して必死に食らいつく弟子。とゆう日々を経て、公演地ごと進化を続けてきたのだと思います。 富良野から始まった当初のお芝居と比べれば、随分と違っていたと思います。 つい先日、7日は下松公演でしたけれど、わずか２週間でもその違いははっきりと違っており、驚きと同時にさらに素晴らしいお芝居に仕上がっておりました。
「マロース」は、2009年制作のラジオドラマを経て、2011年１月に舞台化され、初演の初日を富良野で観ていますが、まったく別の作品に進化していました。
終わりましたので、ネタばれになりますが、ママさんは千秋楽では、酔っぱらっていました。 さみしさや切なさや自己嫌悪を一人酒で紛らわせます。 ママさんの心の痛みが伝わり、心が痛くなると同時にママさんの人物像が際立つ演出になりました。 キャラクターの表に出ない歴史が現れるとお芝居が劇的に変わります。 セリフで説明するのではなく自然に感じる人柄。 それを演じることができる役者こそ本物だと思うンです。
ママを演じてた森上千絵さんは、ボクが知る限りですが、あまり飲めないはずなンです。 しかし、一緒にそばで呑んであげたいと思うほど、一人さみしく酒を煽るのです。 その呑み方。。ハンパなくリアルでした。
一枚のオオハクチョウの羽根を拾うママさん。 かわいがってもらった父とその友人を失い、去って行ったマロさんと重ねていたのでしょうか。 ハッと何かを思い出してしまいました。
カーテンコール。 いつまでも鳴り止まない拍手。 「ありがとう！」「ブラボー！」の声。 聞き慣れた指笛。 常連さんも各地から来られていたようです。 また、、3期生の築山さん、5期生の久松さん、6期生の伴さん、ＯＢもいらしてました。 舞台中央。マロさんを演りとげた久保座長の表情に泣けました。 4期生、加藤さんがまとめ役となったカンパニーは、とてもよいカンパニーでした。 黨 清信（とう きよのぶ）. 富良野塾25期生は、今回、いい役もらって成長著しいと思ってましたが、歌も上手い。歌って演れる役者です。いろいろたのしみな男です。
次回公演は「夜想曲（ノクターン）」東日本大震災をきっかけに倉本聰先生が現地で交流をする中での想いが形となった舞台です。 来年1月から全国ツアー。 周南でも予定しています。 そして、2月5日から８日まで、新国立劇場でも上演が決定しました。
優れた役者が東京で実力を示す機会になれば。と、思っています。
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