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おさなごに学ぶ子育てコミュの大人の熱意が産みだす力が時代を創っていく

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こどもを取りまく大人たち('10.12.22)

 日本CI協会の研修生時代、責任者だった故川嶋正治先生(桜沢如一の直弟子)は、研修生を自由に行動させるユニークな育成をしてくれました。桜沢如一先生がお元気だった時代に研修生として共同生活をして、社会との接し方を身につけさせたMI時代の厳しい時を過ごした経験のある川嶋正治先生(PUネーム、ガリさん)は、若者を育成するためには、自由な発想をし、それを実践できる企画立案、そして実践活動を時間をかけて実現できる「場」の提供をしてくれました。

 丁度25年前のリマ保育室が、機能するまでには数年の時間がかかりました。当時の数人のスタッフは、みなあちこちに散っていますが、東京都、横浜を中心に活躍している「自然育児」を大事にしている大きな集団に発展している「自然育児友の会」を創った人たちでもありました。

 リマクッキングに通うお母さん達の悩みは、3歳以前の子育てに必要なマクロビオティック調理法でした。しかし、当時は子育て中のお母さんが参加すると、一緒に来ていたお子さん達が、動き回って参加者全員が、集中できない情況が出てきたことでした。
 そのために、一時預かりをする場所を作ろうとして始まったのが「リマクッキング保育室」だったのです。言い出したものが責任を負うシステムだったので、2時間以上の長い時間を当時の担当スタッフが、おさない子の面倒を見ながら、泣き出すと母親を呼び出して、授乳したり、排泄をさせていました。

 澤田の研修生時代以前に、川端史子さんが研修政時代に集まってきた子育て中のお母さんを中心にした集まりがあって、「高野昌昭先生の音遊び」や、母乳哺育の大切さを学ぶ話し合いなどが開かれていました。そのメンバーは、自主的な参加をしていましたから、自分たちが師範科終了とともに、共に育ち合う会を作り出していました。殆どが中央線沿線に住んでいる子育て中のお母さんでした。
 
 当時の資料が出てきましたので、見ると哺育日誌が書かれ、参加者名簿と子どもの台帳がありました。お母さん達が自分の体験を通して、続いて子どもを産み育て、母乳哺育が実践できる「場づくり」の基礎を創りだしていたのでした。

 その後、前任者のみなさまが、様々な事情から来られなくなり、澤田に引き継がれていきました。「リマクッキング保育室」を充実していく算段を任されて、澤田自信の保育者として働いた経験から、スタッフを探すことになったのでした。
 スタッフ探しの基準は、リマクッキングに参加し、師範まで終わった生徒さんで、子育て経験者があり、子ども好きの方にお願いしてみました。徐々にお子さん連れでも通える料理教室の評判は知れ渡って、十数人の子供づれ参加者が増えましたので、料理教室が開催される曜日ごとに保母桟二人を確保して、体制をつくりあげました。

 その後、保育室に参加しないけれど、育児相談を兼ねた「母子教室」を隔週で開くことになったのでした。親子で遊べる場の確保として、若い研修生も参加して、幼い子ども達と触れ合う時間を作り上げていきました。中には四日市市から参加された井上くんなどはグランドピアノを日本CI協会の二階に置いて、母子教室の始まりに、澤田と二人で話し合い選曲した季節に合った童謡を歌って楽しむと言う贅沢な時間もありました。(つづく)

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