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小宇宙を考える会

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詳細 2009年4月22日 17:03更新

「小宇宙と大宇宙」という視点

宇宙科学をはじめ、医学、自然科学、生命科学、精神科学などの分野は、まだまだ未解決の課題が多く、日進月歩のように新しい発見や理論で訂正される箇所が多くあることを認識して考えていくことが大事です。

知識が増えるということは、自らの健康な幸せな生活を送ることを確実にできる
大事な学びの一環です。実践を通してより一層深く学び、実生活に生かしていき
ましょう。

しかし、この世の三次元の世界を生きていく上では、ヒト族の内環境はそう簡単に進化、退化はしないようです。余程宇宙的な環境異変が起きて、長時間にわたってその環境を生き抜くために課せられた環境適応を余儀なくされなくては、進化も退化もなかなか起きないということを念頭に置いて考えていかなくてはならないと思います。

1:地球は150億歳、銀河系に属している太陽系にあるということ
  
 <参考図書>
・「生命150億年の旅」湯浅精二著 新日本新書452
・「宇宙」かこさとし著 福音館

2:成り立ちはビックバン

  ビッグバン理論では、宇宙は極端な高温高密度の状態で生まれたとされる。
  その後、空間自体が時間の経過とともに膨張し、銀河はそれに乗って互いに
  離れていくと考えている。
  
  宇宙の年表(うちゅうのねんぴょう)は、宇宙で起きた出来事の年表であり、  ビッグバン理論を中心に、他の科学理論も交えてまとめたものである。

  宇宙の歴史、宇宙の展開、宇宙の進化などとも表現されるものである。

  観測によれば、宇宙はおよそ137億年前[1]に誕生した。
  それ以来、宇宙は3つの段階を経過してきている。
  未だに解明の進んでいない最初期宇宙は、今日地上にある加速器で
  生じさせられるよりも高エネルギーの素粒子からなる高温の状態であり、
  またほんの一瞬であったとされている。
  そのため、この段階の基礎的特徴はインフレーション理論などにおいて
  分析されているが、大部分は推測からなりたっている。

  次の段階は初期宇宙と呼ばれ、高エネルギー物理学により解明されてきている。  これによれば、はじめに陽子、電子、中性子そして原子核、原子が生成された。  中性水素[2]の生成にともない、宇宙マイクロ波背景が放射された。

  そのような段階を経て、最初の恒星とクエーサー、銀河、銀河団、超銀河団は形成された。

  宇宙の終焉については、さまざまな理論がある。
  (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8


3:いのちの基本単細胞はたんぱく質から創られた

  35億年前にいのちは地球上に生まれた
  地球ができたばかりの頃は、大気の中には酸素が非常に少なかった
  と考えられています。やがて藍藻類というクロロフィル(緑色の色素たんぱく質)を持つ細菌が出現し、クロロフィルは太陽のエネルギーを吸収して、細胞の中で  行われる化学反応のエネルギーを供給しました。
  藍藻類は炭酸ガスと水を取り込んで、太陽のエネルギーを使って栄養物を合成し、廃棄物として酸素を放出しました。
  
<参考図書>
「いのちとリズム」柳澤桂子著

  DNAとRNAのはたらきで、その種族・個体独自のたんぱく質を創り出していく
  機能を備えているのです。
 
<参考図書>
 ・中村桂子著 「あなたの中のDNA」ハヤカワ文庫
 ・柳澤桂子著 「いのちのはじまり」絵本 岩波書店
 ・柳澤桂子著 「いのちの設計図」絵本 岩波書店

 

4:大先輩は植物→動物より10億年先輩

植物の優れた能力は、最近判明してきて、地球を温暖化から守るためにも
大いに役立っています。

森林浴は針葉樹林が発生するフィトンチッドにより、癒し効果があって
マイナスイオン効果もプラスされて、生命場を活性化する効果が大きいです。

大自然と共に生きていた古代人たちは、植物に依存して生きていましたから
実生活に役立つ薬草や、海藻など、海の小動物からも大事なミネラルやビタミンを摂取していました。
海藻に含まれている、「フコイダン」などは有名です。
腸内常在菌を増やしていける食材として注目されています。
  
5:動物は植物に依存して生きている存在
  植物は自力でエネルギーを作り出して生きていける能力(光合成)を
  持っているので、光、土、水があれば、植物は生き抜く力を発揮して
  いけるのです。

6:ヒト族の成り立ち

<図表参照>
では、何故人間は動物性の食材を摂取するのか?
住んでいる地域という環境が生物を進化、退化を繰り返してきた
現在のようにマニュアル化された命に対する考え方は無かった
  
  

●身近な自分を基点に考えていこう!(内環境)

1:胎児の時間約10ヶ月の間に進化の過程を謎って生まれてくる
  
<参考図書>
・「内臓のはたらきと子どものこころ」三木成夫著 築地書館
・「受精卵からヒトになるまで」K・L・ムーア著 医歯薬出版株式会社

2:生まれるときヒト族は何処から産道を抜けて出てくるのか?
  産科学から学ぶことが大きいです。ヒト族の場合正常分娩では、
  出産時は頭部からこの世に出てくること
  頭部は45度くらい回転して出てくる
  胎内での位置関係で出産は宇宙の仕組みを謎って赤ちゃんのからだとこころに宇宙情報を刻み込んでいくのです。

<参考資料>
・「胎児は何でも知っている」(不明)

3:宇宙のエネルギーの入り方で、からだに刻まれた痕跡
  
・頭部のつむじ
・手の指紋、足の足紋(?)
・シンメトリーではない顔、からだの個性的な存在
・鰓呼吸から肺呼吸に即時に変化する

重力によってからだに刻まれている様々な変化を、横に寝て過ごす夜間に
背骨を開放し、元に戻す働きをしているのが、睡眠の大きな効用です。

4:体内にもある痕跡

・鰓(えら)の痕跡は咽喉に残っています
・母乳哺育で鰓感覚が敏感になっていく
・耳の形(子宮内の胎児の形に似ている)

4:身を守るために身につけなくてはいけない条件

外界に出てきた生命は、この世の三次元の世界に馴染んでいくために、
いくつかの機能を授けられて生きています。
特に出産時には、胎内で注入されていた血液を継続して体内に入れていく
ために「母乳哺育」をしています。これが哺乳類の特徴です。

他の種族でもいきなりこの世の食材を消化吸収できないので、親が餌を
与える時に工夫されています。
内臓力が強くないと生き抜くことはできないようです。

吸啜力(きゅうてつりょく」→歯の無い時期でも栄養分を補給するために、
舌で母親の乳首を吸っていのちの元である母乳を吸啜します。単に吸う力では
母乳は吸えないので、舌を巻きつけて一気に吸います。
この時赤ちゃんは口で母乳を吸いながら、鼻で息を吸うという器用なことをしています。
他の動物も工夫しています。
・魚類は藻類や他のお魚の稚魚などを食しています。
・鳥類は殆ど親の胃袋で半分消化された状態で雛鳥に与えています。
・虫類は樹液や露を吸収していのちを養っています。

5:この世の仲間入りをするためには、情報をキャッチして自分流の生き方を
  構築しなくてはなりません。言語の無い世界で生きるためには、表情や泣く
  ことで、自分の意志を周囲に伝えていきます。

・頭部の中の脳細胞は、機能が開発されていません。
 脳内の仕組みはすべて五感を通して開発されていきます。

(後日のテーマにゆずりましょう。)

・本能といわれる機能は、口腔機能を使って母乳を飲むことからはじめます
 
・五感を通してこの世を生きる術を身につけていきます。


6:免疫力がないと生きられない

雑菌をはじめ多くの菌類、ヴィールスの侵入をせき止めていくための仕組みが
からだにはあります。

血液の中に浮遊している赤血球と白血球、血小板の働きが外界からの雑菌や
ウィルスの侵入を未然に防いでいます。

外界に向けて空いている通路は、口腔、鼻腔、目、耳にはじまり、下半身にも
肛門、膣口、男性器官などの周りに、リンパの枕をはじめ、リンパ腺を配して
そこから分泌物を出して備え、いのちを守っています。

ホメオスターシス(恒常性)が守られていないと体内の大事な化学反応が
十分にできる環境を作り出しています。

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参加メンバー 4人
開設日
2009年3月14日

5751日間運営

カテゴリ
学問、研究