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対話型鑑賞コミュの夏の特別展「美術館でおしゃべりしよっ!」

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勝手にトピックをたてて申し訳ありません。
不都合があれば、削除してください。

今夏、対話型鑑賞を目的とした展覧会「美術館でおしゃべりしよっ!」を
開催しています。
当初はアレナスも招致する予定の「mite!ながの」展を計画していましたが、
諸処の理由で、この展覧会名になりました。
主なコンセプトはアレナスに練っていただきましたが、
「長野県発」の対話型スタイルになっています。
これは
長野県内の美術館が収蔵する作品を使うというもので、
対話型鑑賞プログラムを実施しています。
例外として
アレナス所有の作品3点を借用しています。
避暑がてら、信州安曇野で、美術館でおしゃべりしよっ!

コミュニティは↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14538506&comm_id=1299593
詳しくは↓
http://azumino-artline.net/toyoshina/diary/011mite/


会 期 平成20年7月19日(土)〜9月7日(日)
1.入館料 一般800(700)円・大学生450(300)円・高校生300(200)円・小中生150(100)円( )内は20名以上の団体料金
2.休館日 月曜日(祝日の場合、開館)、祝日の翌日
3.出品作家等 
縄文のビーナス(レプリカ)・葛飾北斎(レプリカ)・荻原守衛・東山魁夷(ピエゾグラフ)・池田満寿夫・草間弥生・ルオー・高田博厚・川上冬崖・川越虎之進・林倭衛・杉浦非水・ボンボワ・中村不折・石井柏亭・ハリー・K・シゲタ・NIKO ALWXANDROU・四谷十三雄・小山正太郎・木村通道・山口華楊・藤井康夫・小沢重武・小室孝雄・安藤信哉・宇和川通喩・フェルディナンド・ホドラー・西原比呂志・熊谷元一・矢沢弦月・臼井文平・土井俊泰・山本貞・長谷川昇・佐竹蓬平・菱田春草・白鳥映雪・大津英敏・オシップ・ザッキン・木下晋・森秀雄・伊藤久三郎・柳澤香樹・ENRIQUE・LISTA・菅野圭介・野村千春・中島千波・松井康成・中村忠二・靉嘔・EMIKIA DUBICKI

コメント(6)

「おいちゃん!キリンがいるよ!」。一瞬、「おいちゃん!」と呼ばれたことにショックを受けながらも、草間弥生「No.PZ」の赤い網の平面にキリンを見いだす小学5年生にビックリしました。この子はまた、言いました。「何が描いてあるかハッキリわかる絵より、こういう、何が描いてあるか解らない絵の方が好き!」子どもには抽象画は難しい。そんなこと誰が決めたのか。。目からウロコがポロポロ落ちていきます。
>posterman様

書き込み有難うございます!

>子どもには抽象画は難しい。そんなこと誰が決めたのか

むしろ抽象画のほうが好んで見て発言しますよね。私達の価値観とは違うダイレクトでストレートな意見。私はその意見に気付かされる事が多いです。
「美術館でおしゃべりしよっ!」展も残すところ2週間余り。
展覧会名のとおり、ひたすらお客とおしゃべりして来た。
我ながらよくしゃべっているし、
わかった気にもなっていたのだが、
今日の小学生の言葉に
またまた眼からウロコが落ちた。

背景にサメや小魚が描かれた画面の近景に
ベンチで眠っている女性がいる作品がある。

初めは誰でも「水族館」の一場面と言う。
しかし、よく見ているうちに、
水槽と思っていた背景に違和感を生じ、
これは眠っている女性が見ている夢なのだと思う。
サメが泳いでいるのだが、あまり切迫した印象は受けないので
気持ちの良い、なごんだ絵なのかと思っていた。

多くある疑問の中の一つは
女性の顔の前に置かれた折り鶴であった。
今日の小学生のコメントは、
「ここは病院」というものであった。
たしかに、女性の顔色は悪い。
入院している家族をお見舞いに来て
疲れて眠ってしまったとしたらどうだ。
床にはビーチボールが転がっている。
楽しい海水浴中に、何らかの事故が起きた。
誰かが入院し、病院に駆けつけた。
サメの水槽の中には
小魚が数尾。
「静かな午後」と名付けられているこの作品は、
静かに昼寝している気持ちの良い夏休みだと思っていたが、
急に緊迫感が出てくる。
なんで静かなのか。。

おそるべし対話型鑑賞。
そして小学生の想像力に眼からウロコがポロポロだ。
>Postermanさん

臨場感のあるレポートありがとうございます!

子どもの一見ぶっとんだ意見も根拠を聞くと深く納得してしまいますよね。

ひとことひとことが私達に「みる」ヒントを与えてくれるような気がします。

また面白い報告がありましたらよろしくお願いいたします。

続き、「静かな午後」という作品で対話型鑑賞を行ってみる。
今日の小学生にも教わってしまった。
画面背景の水槽らしき画面には
大きなサメ3尾と小魚が数尾いる。
小魚の多くはサメを無視して泳いでいるのだが、
カサゴ1尾だけは、サメの方を向いている。

小学生の驚くべき解釈は、
水槽部分の表現は、
「ベンチで横になっている女が見ている夢である」ということについての詳細な読み解きだ。
サメはこの女が抱える不安を表している。
小さな魚たちの解釈は、不安を無視してやり過ごそうとする気持ちであり、
カサゴの解釈は、不安に対して正面から向き合う気持ちと言うのだ。

昨日、この女は病院のソファで寝てしまった女だと解釈した小学生がいた。
今日の解釈と会わせて考えてみると、
さらに興味深いイメージとなる。

あなどれん対話型鑑賞だ。
>Postermanさん

深まっていますねー。

小魚とカサゴのビジュアルの違いも意味がありそうですね。。

是非作品図版が欲しいです。

美術の鑑賞を美術館外でやろうとすると、図版が不鮮明、手に入りにくいなどの問題にあたりますよね。

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