地球浪漫派コミュの人口過剰爆弾

少し前のデータですが
93年には一年間でほぼ一億人もの人口が増えています。それから現在はやや落ちてきているでしょうがそれも微微たるもので。
先進国では少しづつ少子化が進み人口の増大は収まりつつありますが、アフリカなどではまだ増加傾向にあります。

で、93年の一億人の増加を考えると
1秒　　　　　　　　　　　3人
1分　　　　　　　　　　180人
1時間　　　　　　　　10800人
1日　　　　　　　 259200人
1年　　　　　　　 94672800人　　

という増加だったそうです。これが翌年には
常軌を逸した増加をし、この倍も増加したそうです。
世界監視機関、統計学者達は見せ掛けの計算パターンによる大雑把な見積もり計算しかしていないそうです。

1977年には40億人だった人口が10年後の87年にはついに50億人を超えました。（学校の教科書にも書いてました）
そして8年後の95年にはその数は60億人を超えました。それから10年後の現在もさらに増え続けているのです。

世界大戦後で減少した人口ですが、戦争がなくなり（一部地域は除く）人が死ぬ数も減り、医療の発達により人はますます長生きをするようになりました。そして戦後の頃はたくさんの兄弟を持つ家庭も普通でした。こうして戦後爆発的に増えた人間が今、老いてきて「高齢化社会問題」と言われています。人口に占める高齢率が何％とか言われてますよね。
でもそんなの当たり前じゃないですか。
爆発的に増えて、人が死ななくなったんだから。そして今の出生率を少子化、少子化と大きな問題のように言ってますけど、戦後、人間が以上に増えすぎただけで。
じゃ、どんどん末広がりに人口が増えていくのが良い結果を招くのでしょうか？
少子化問題なんて将来の税金と年金の収入の安定を見込んでのことしにか思えません。

仮に、どんどん人口が増えて税金、年金の心配の無い社会になったとします。
その頃の日本を考えて見ましょう。
どんどん人口を増やした結果、今の1,5倍の人口にでもなったと仮定します。
単純に考えてください。あなた方の周りに今の1,5倍もの人がいるのです。
まず、第一にこれ以上人口が増えてどこに住むのか？日本だけで考えれば、日本はただでさえ狭い国です。どこにそれだけ増えた人の住む空間を求めるのでしょうか？マンションなどもどんどん高層化していくのは勿論ですが、今ある農地や緑地が間違いなく宅地へと変わっていくでしょう。
ますます世界が狭くなっていくのです。
人口が増えるしたがって数々の弊害も生まれます。今現在だって埋め立て処分するゴミの量が多くて処理場のキャパを超えてるのに、一体どこにゴミを捨てる（埋める）のか？
漁師や農場主がいくら努力しても、人口増加に生産能力がついていかなくなる。まだ農産物は良いとするが、今現在でも海産物（特にカニなど）は個体数も減って漁獲数はどんどん減っていってる。
いくら養殖をしても自然に生きる個体はどんどん絶滅に追いやられていく。それでも人間は金になると解かればプロフェッショナルにどんな手を使ってもそれらを乱獲していく。
まだ、いくら高性能の排ガス基準の車を作っても乗る人間が増えて車の生産数が上がっていけばそれは全然排ガスの排出量も変わらない。
化石燃料の消費、大気汚染　ゴミの山によるメタンガス、ゴミ焼却による一酸化炭素の放出、オゾン層破壊による温室効果などなど、人口が増えれば増えるほど問題は大きくなっていくのになぜ、それをどの世界のお偉い方々は誰も口にしないのか。全く不思議。

飢餓　エネルギー欠乏　環境汚染　犯罪　疾病　大気汚染　動植物の絶滅　戦争　放漫経営　水質汚染　などなど、全ては人口過剰がもたらす問題です。
本当に目先の利益しか考えていないから誰もこのもっとも人類が考えなければいけない問題を口に出そうとしない。


また東京など、一極に多数の人口が集中するのは違う部分でも危険があると思います。
あちこちに地下鉄を掘り、高層ビルを建て、そしてあまり人々は考えた事無いと思いますが、人間がその地域にそれだけ大量に集中して住むと、人間重量もとの地域にそれだけ多量にかかるのです。これらも地盤沈下だけではない、地殻への悪い影響をもたらすことになるかもしれません（専門家ではないので具体的には説明できませんけど）。

まったくもって吐き気のする世界です。
口ではいくら環境を守る、自然と調和した社会と言っても本当にそれは口先だけです。
動植物たちは自然の法則に従って生きています。
人間ほど自然の法則を無視し、調和しないで生きている生物はいないでしょう。