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開催終了思想道場 鷹揚の会 月例会

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2006年06月03日 21:26 更新

昨日の6月月例会は、桶谷秀昭著「日本人の遺訓」を取上げました。

「昭和精神史」と「昭和精神史 戦後篇」を読んでいる人にとっては、すでに馴
染みのある人が多かったのですが、はじめて桶谷の本を読む人にとっては、34
人の人選自体がなじみのないものだったかもしれません。

本書も新書ブームの一翼をになっているのか、タイトルと中身の乖離(日本人の
遺訓というより、「日本浪漫派の遺訓」という内容であった)や、編集がややず
さんだし、桶谷さんの原稿も玉石混交で、読んできた人はそれぞれ不満を抱えて
いましたが、松本さんのいうように「脳梗塞で倒れた人の書いたものだと思え
ば、すべて許せる」でしょう。

これだけまとまって、日本浪漫派の人たちの言葉を集めてみると、日本浪漫派
が、純粋・直情の心の発露であったこと、また、そのイロニイというものの実体
が、「存在しない美しいものへの詩心」、「失われた愛するものに対する熱き思
い」であることも、浮き彫りになってきました。

さて、次回7月の例会です。

7月14日 例会  芹沢光治良著「神の微笑」(新潮文庫、2005年) 
(+芹沢「遠ざかった明日」抄)



8月19−20日の合宿のテキストのご紹介

テキストは、? 三島由紀夫著「英霊の声 オリジナル版」(河出文庫、650円)
と ? ハーバート・ビックス著「昭和天皇 (上)、(下)」(講談社学術文
庫、1350円、1400円)です。

?は「英霊の声」、「二・二六事件と私」を取上げます。

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  • 2006年07月14日 (金) 19時から
  • 東京都 新宿区 戸塚特別出張所地下
  • 2006年07月14日 (金) 締切
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参加者
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