ルイ・アルチュセールコミュのアルチュセール初心者

に

おすすめの本がありましたら
教えてください。

特に、「国家のイデオロギー装置」について。

この理論を論文で使うしかないのですが、
いかんせん頭が弱いので。

コメント(10)

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私の印象では，アルチュセールについてのいい入門書はあまりないような気がします。
今村仁司が何冊か書いていますので，とりあえずはその辺りでしょうか（あんまり面白くないですが…個人的には）。
岩波講座現代思想のシリーズの『構造論革命』の巻に入っている，阪上孝「円環とその外部」は，アルチュセールの全体像がコンパクトにまとまっていてよいと思います（が，初心者向けなのかどうかはちょっとわかりません）。

どういう文脈で「使う」のか，ということにもよりますが。
アルチュセールを「使う」なら，いずれにせよアルチュセール自身の著作を読むしかないでしょう。
「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」は，『マルクスのために』や『資本論を読む』よりは読みやすいかと。

[2] mixiユーザー 11月23日 04:31

>ビッグマフさん

さっそくのレスをありがとうございます。
『資本論を読む（中）』を読み、頭の中がワンダーランドだったので
アルチュセールはちょっと…と思っていたところです。

今村さんの訳ですよね？確か。

『イデオロギーと国家のイデオロギー装置』を急いで読んでみます。

文脈は簡単に言うと、環境思想というものが国家の作ったイデオロギーだという話です。
で、で一般市民はその言説に取り込まれている。
ときどき反発するけどね、みたいな内容です。

[4] mixiユーザー 11月23日 14:29

私もアルチュセールは『イデオロギーと国家のイデオロギー装置』から入りました。
あと「国家のイデオロギー装置」の理解に直接参考になるかはわかりませんが『不確定な唯物論のために―哲学とマルクス主義についての対話』1993　大村書店も対話形式なのでアルチュセールの思想の理解には役立つのではと思います。
とは言え、やはりマルクスの理解がポイントかもしれません。

論文がんばってください。

[5] mixiユーザー 11月23日 15:07

＞柏崎商店さん、Kさん

マルクスは、『ドイイデ』をちょこっと読んだんですけど
理由はドイツに留学していてドイツ人ってなんぞや、と思ったからです。
内容は結局理解できませんでしたが、ふたりのおじさんの書き殴った字や「イデオロギーそのものを携えたドイツ人」の怪しいイラスト、混乱した書き直しの様子がわかって、それだけで楽しくなりました。
支配階級の思想がどの時代においても支配的な思想なんだ、って言うのを読んで1845年のドイツに思いをはせたりして。

やっぱりアルチュセール本人の本を読んでみようと思います。
でもアマゾンを見たんですが、『イデオロギー装置』は6000円もするんですね…。
線を引かないと頭に入らない私にとっては結構痛いです。
明日とりあえず図書館で読むことにします。

ありがとうございます！

話は変わりますが、Kという名前は漱石の『こころ』を思い出しますね。

[6] mixiユーザー 11月23日 19:50

sachikoxxx さま

>でもアマゾンを見たんですが、『イデオロギー装置』は6000円もするんですね…。

私の読んだものは『アルチュセールの＜イデオロギー＞論』
1993　三交社刊に収められているものです。￥2,345 のようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879191132/qid=1132742076/br=3-2/br_lfncs_b_2/250-4344673-4857817

>話は変わりますが、Kという名前は漱石の『こころ』を思い出しますね。

鋭いご指摘です。漱石の『こころ』とカフカの小説の主人公、
自分の名字の頭文字からとりました。

それでは。

[7] mixiユーザー 11月24日 02:09

＞sachikoxxxさま

図書館で探されるということでしたら，福村書店から出てた『国家とイデオロギー』にも「イデオロギーと国家の…」は入ってます。

面白いテーマの論文ですね。
ディープ・エコロジストとか，かなり突っ走ってて楽しいですよね。モンキーレンチングとか。

[9] mixiユーザー 11月24日 21:14

>Kさん、ビッグマフさん、柏崎商店さん

今日国会図書館で福村書店の『国家とイデオロギー』読みました。
思ったより読みやすかったのでびっくりです。

教会とか家族がイデオロギーの再生産装置ってところ、おもしろかったんですけど
そんなに話を膨らませると、ドイツの宗教論とかドイツ人の家族形態とかが環境思想に与えた影響まで突っ込まないといけないので
今の自分では時間的にも精神的にも余裕がなく、
もっと早くにこの本と出会っていればと思いました･･･。

「おいお前！で振り向く私。悪いことしてないのに。。。」
確かに～ッて感じです。

やっぱりアルチュセール本人の本を読むのがよいのかもしれないですね。
三交社の本、さっそく注文してみました！

アドバイスありがとうございます。

ところで、アルチュセールってなかなかイイ男ですね～。

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