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唐口一之コミュの事後報告 just in time 2012 06 02

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昨日のコンサートの紹介です。

唐口さんをこのお店でお迎えしてから早8年が過ぎました。当時小学校6年生
だった上のお嬢さんと一緒に2月に商談に来られてからもう何回目なのか忘れて
しまう開演になっています。

演奏が始まる前、神戸製鋼の住宅管理課の友人が唐口先生に質問されました。
京都の仁和寺?に出かけて石庭を見て住職に「この庭は何を意味しているのですが
」との問に「宇宙を表現しています」との答えに感銘して音楽にも究極表現しているいるものは宇宙実像なのでしょうかとの答えは「そんなん考えていません(笑)」だったのですが、日常を意識無意識に関わらず一定のベクトルで邁進すること自体、小我と大我の関連性を覚知することに繋がっているので全く意味のないお答えではなかったように思いました。

今回はSlow Blues,Like someone in love・・・ややこの17年間聴いてきたステージとは始まりの趣がやや異なるように感じられましたが、予感は的中で展開が大きく変わっていました。

まるで初めてBigAppleでお会いしたときのような強烈な印象を彷彿とさせる素敵なステージで、誕生日を迎えたお客ご一行の為のリクエストで普段は全く演奏されたことがないThe Shadoew of your smileをE♭で演奏され終わった後Keyが高いなー、絶対4度下とちゃうかなと微笑みを湛えながらの中高温の美しいレガート奏法はこの世のものとはとても思われない程素晴らしい演奏でした。

後メンバー全員のリクエストに応えるというのも以前からされていたことですが、西川さんの対応が顕著に変わっていてそういうことを想定してINDIANA仕込んできました〜♫というのが大きな変化。西川さんは唐口さんのバンドに北川潔が居た頃、あまりに同じレパートリーを演奏するので北川さんは呆れて去ってしまった後以来25年程ずっと一緒に演奏していますとの紹介をされたのも今回初耳で驚きました。また当時出演されていた現在のB-ROXYについて、3度場所を転々として元の場所に奇跡的に戻ってきたそうです。ワタクシまだ一度も出かけたことがありません。

続いて北岡さんの紹介では、1981年にNYに行く機会を作ってくれた恩人で、当時1$258円ぐらいで渡航にはビザが必要な上、収入証明書ならぬ預金残高証明書を持参しなくてはアメリカに行けなかった時代、隣の韓国はまだ軍事政権で沖縄が日本国籍になってからまだ10年も経っていなかったころのお話をされました。「切符かったら行ける〜♫」と思っていたら手続きが複雑で北岡さんのNY行きの話が出るまで唐口さんの概念には全く無かったことで、当時の国内アーティストの演奏を聴いて衝撃を受け深い思索の果てにNYで実際に聴いたリアルな音楽を体感し30年間の今日に至るまで音楽活動を続けることが出来ましたとお話に成られました。北岡さんはBebopのみならずBrazilianMusicにも関心を持っていて実際に行ってきたといのうのも今回初耳でした。

コンサート終了後、何度かこのコンサート来ている友人の一人が「いつもこんなに良かったかな?何かテンポが違う」と言ったのでワタクシは「17年このバンド聴いて来たけどいつも同じ、いつも良いということです」と話してあげました。

最後に私が唐口さんに質問しました。

Q.「美しいレガート奏法はどのようにすれば出来ますか」
A.「練習するしかありまへんな♫」

それを聞いていたのか冒頭の話に出した友人が心臓病治してもう一度頑張ろうと
意気揚々に帰っていく姿を目にして音楽文化はこういうためにあるのだと思った次第です。精神の蘇生、革新とでも言うべきなのでしょうか・・・。

P.S1setの終わりで店主のアナウンスがありました。
現在難病で闘病中の溝口恵美子さんのCD発売のお知らせでした。

この歌手は中村真バースデーコンサートにて初めて聴いたのは17年の前の震災前前日が最初。唐口さんも、同じ仲間として病気を克服して再起して欲しい、また
必ず治るとお話をされました。


次回は10月6日土曜日19:30〜。

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