高校時代の掃除時間。
私は校庭で草むしりをしていました。
そこの監督教員は、生活指導の厳しい先生で、普段はサボっている生徒を注意していたりするのですが………
何故かその日は、真面目に掃除をしている私の所へとやってきたのです…。
真面目に草をむしる私。
その隣にゆっくりと腰を落とした、ちょっと怖いスキンヘッドの先生。
先生:「よぉ、…元気か？」
私:「えッ!?…はい、元気です…」
（何!?なんでこっち来るの!?わたし何か悪い事した!?）
ドキドキしながらも、草をむしる私。
先生:「…そうか」
私:「は…はぁ…」
ドキドキ。
むしりむしり。
先生:「……この草の名前、何て言うか知ってるか？」
と、先生は細長い草を引き抜き、私に問いました。
それは私がむしっている草と同じもの。
私:「え…いえ、知りません…」
（理化学の先生だから、こんな事言うのかな…？）
むしりむしり。
先生:「…そうか。…これはな、“竜の髭”っていうんだぞ」
むしりむしり。
私:「はぁ…」
先生:「何で“竜の髭”って言うか…分かるか？」
私:「…え……りゅ、竜の髭っぽいからですか…？」
先生:「そうだぞ」
（そうなんだｗ安易だな）
私:「はぁ…」
（…一体何が言いたいんだ、この人は…）
むしりむしり。
先生:「あ〜…で、だな…。この草は……
雑草じゃ…ないんだぞ…
」
私:（……え…？）
キーンコーン…
カーンコーン………
なんと。今まで私が一生懸命むしっていた草は、雑草ではありませんでした。ｗ
しかし先生ご自身も、その草を引っこ抜いていたので、結局“竜の髭”は
『抜いて良いのか悪いのか分からない草』
という謎の草となりました。
大して面白くもない、下らない話ですが、私はこれを思い出すと吹き出してしまうのです。\(^ｑ^)／
お粗末さまでした。
私は校庭で草むしりをしていました。
そこの監督教員は、生活指導の厳しい先生で、普段はサボっている生徒を注意していたりするのですが………
何故かその日は、真面目に掃除をしている私の所へとやってきたのです…。
真面目に草をむしる私。
その隣にゆっくりと腰を落とした、ちょっと怖いスキンヘッドの先生。
先生:「よぉ、…元気か？」
私:「えッ!?…はい、元気です…」
（何!?なんでこっち来るの!?わたし何か悪い事した!?）
ドキドキしながらも、草をむしる私。
先生:「…そうか」
私:「は…はぁ…」
ドキドキ。
むしりむしり。
先生:「……この草の名前、何て言うか知ってるか？」
と、先生は細長い草を引き抜き、私に問いました。
それは私がむしっている草と同じもの。
私:「え…いえ、知りません…」
（理化学の先生だから、こんな事言うのかな…？）
むしりむしり。
先生:「…そうか。…これはな、“竜の髭”っていうんだぞ」
むしりむしり。
私:「はぁ…」
先生:「何で“竜の髭”って言うか…分かるか？」
私:「…え……りゅ、竜の髭っぽいからですか…？」
先生:「そうだぞ」
（そうなんだｗ安易だな）
私:「はぁ…」
（…一体何が言いたいんだ、この人は…）
むしりむしり。
先生:「あ〜…で、だな…。この草は……
雑草じゃ…ないんだぞ…
」
私:（……え…？）
キーンコーン…
カーンコーン………
なんと。今まで私が一生懸命むしっていた草は、雑草ではありませんでした。ｗ
しかし先生ご自身も、その草を引っこ抜いていたので、結局“竜の髭”は
『抜いて良いのか悪いのか分からない草』
という謎の草となりました。
大して面白くもない、下らない話ですが、私はこれを思い出すと吹き出してしまうのです。\(^ｑ^)／
お粗末さまでした。
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