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岩木山でバックカントリー!!コミュの岩木山山行ー第2日目ー

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3/7日(火)8:50、朝食を済ませ雪上車に乗る、天気予報の通り快晴であった。
昨夜にアミノバイタルを飲み大汗をかいたオレ、この日の朝も運動前に飲んだら・・・・ヤバいくらいの汗が出てきた、どうやらオレの体質には合わないみたいだ。

雪上車の中から写真を撮ったりして約40分、また昨日と同じ場所に着いた。
スノーシューを履きストックを伸ばしてラッセル開始、雪がしまっているので結構歩きやすい。強い日差しと心地良い風を体中に浴びて、頂上に向けての一歩一歩を確実に登って行く。ちなみにオレは先頭、後続の仲間が歩きやすいように足あとを大きく付けて行く。
野うさぎや野ネズミなどが、うれしそうに横切っていく、突然の来訪者に驚いているのであろうか? 20分程歩くと、昨日のホワイトアウトの現場に到着、お互いにどの位置に居たのかを再確認する。
その場所から更に10分程登ると、夏用リフトの発着場である「8合目」に到着。
30分程休憩した後、仲間の2名がスノーシューからアイゼンに履き替える。
アイゼンとは靴の底に付ける爪の事、雪山登山には欠かせない大切な道具だ。
雪山は風向きによっては完全にクラスト(凍っている)している所があるので、アイゼンが無いと急な斜面では恐ろしくて歩けない、まさに命綱の一つである。

8合目から9合目まではリフトの真下を直登して行く、45分程の道のりだ。
振り返ると急斜面だが恐ろしいまでのパノラマが広がっている、白神山地の頂が綺麗に輝いているのが印象的であった。
リフト下も上の方に登って行くと、スノーシューの爪では雪が噛まない所が出てくる。
40度以上の急斜面なので、安全第一で取り組んでいる。
11時少しすぎに、9合目である鳳鳴ヒュッテに到着、ガスバーナーを取り出してお湯を沸かす、昼飯はカップラーメンだ、ちなみに味噌ラーメンを食べたが格別だった。

食事休憩のあとは、いよいよ頂上までの最後のアタック!
ここからは全員がアイゼンに履き替えて、装備をチェックする。
さすがに独立峰なので、9合目以降は凄い突風が吹き荒れる。
オレが先頭を歩き、一歩一歩安全を確かめながら先を急ぐ。
かなりな傾斜である、また突風に削られ足場も少ない、ストックに頼らず、直接手で雪を掴み3点支持や4点支持に努める。
2番手はマイミクの★★★★ちゃんが歩く、彼女は小さな身体で体重も軽いので、突風に吹っ飛ばされそうになる、ザイルで確保をすれば良かったのだが、ある程度進んだ状態だったのでそれも不可能だ、歩きやすいルートの確保と、前後で声をかけてサポートをする事でカバーする。

風は強いのだが日差しは強く、歩くオレたちの全身をジリジリと照りつける、汗が頬や身体にまで伝わって行く。
一旦平坦な場所に登りつき、そこからが最後のアタックになる。
だがそこにクレパス(深い割れめ、亀裂)があり、オレのあとを歩いてきた★★★★ちゃんが胸まで落ちてしまった。
幸い怪我は無く無事であったが、所々そういった危険な場所があるので慎重に前を歩く。
そこから15分程の登りで頂上に到着、360度のパノラマが広がり、近くの鯵ヶ沢の港や津軽海峡、弘前市街のむこうに見える八甲田山、神々しい程の雪に覆われた白神山地の全貌までが、はっきりと目で確認できる、美しいの一言だ。

写真を撮影したあとは、全ての装備をザックに括り付けていよいよ滑走開始、眼下に広がる弥生の集落に向けて勢い良く滑りだす。
しかし、頂上付近は猛烈な風で地面が凍り付いているので、アイスバーン状態になっている、オレなんかバランスを崩して30メートル程滑落してしまった(ちなみにここでは全員がバランスを崩し転倒していたので、あしからず・・・)。
暫く行くと巨大な一枚バーンが目の前に広がってくる、ただしここは以前に雪崩が発生したポイントなので、細心の注意を払って一人ずつ滑って行く。
雪質も最高で、大きなターンを切りながら横幅2〜300メートル、高低差1〜200メートルの巨大なバーンを自分の好きなようにトレースを付けて滑る、これが最高に気持ちが良い!!
何時間も汗をかきながら歩き、突風や凍傷の危険にあいながらも、この瞬間があればそれでいいのだ、オレは1年間に1回しかスノーボードをやらないが、この斜面を滑れればそれだけで充分に満足できる、それほどの価値のある素晴らしい斜面である。

ここが終わると、あとは沢沿いに下まで進んで行く。
日差しのある斜面では雪が緩み、普通に滑っていると板にブレーキがかかる、なるべく日陰の斜面を選んで滑って行く。
途中に小さな滝があったので、そこをトラバースして前を急ぐ。
そのあたりでペンションに電話をしてオーナーに車を出してもらう、なんせ車でも降りた地点からペンションまでは正反対の位置になるので、40分程もかかるからだ、携帯電話は便利な道具である、ただFOMAはまだまだ山中では使えない事がここで判明した。

リンゴ畑の中を横切るとそこは弥生の集落、時間は3時過ぎ。
朝の9時頃から約6時間の行程だったが、皆大満足。
日が陰ってきた岩木山を望むと、オレたちが滑ってきたトレースがしっかりと目で確認する事が出来た。
オーナーの車に乗り込み、幸福な気分と達成感、ほど良い疲労感に包まれながらペンションに向かった。

ちなみにこの夜のメニューはキムチ鍋とステーキ、その他諸々。
美味かったな〜!!!

(大きい写真はこの日記を読んで下さい、http://mixi.jp/view_diary.pl?id=100492321&owner_id=1231554)

コメント(7)

読んでるだけで、胸がドキドキしました!

私事ですが、今シーズンは仕事のこともあって思うように山へ
行けなかったこともあって情熱が冷めていました。。。
しかし、何かいいようのないパワーを頂けたような気がします♪

これから自分は海へとステージを変えますが、
来シーズンは
本格的にバックカントリーに挑戦していきたいと思いました!

写真、本当に綺麗で魂が抜かれそうです(笑)
すばらしいレポートありがとうございます!!
私も来週雪上車に乗りに行く予定です!
はじめまして、これはこれはすばらしくオレと息が合いそうな人を発見しました。
私は青森のスキーヤーです。
パウダー最高ですよね!オレの周りはまだまだ、冬山登山の装備が整ってないので大体一人で安全な範囲内で岩木山をちょっと登ってます。
これから、機会があえば登山一緒に行きたいです。
でも、アイゼンは持ってないから揃えないとなぁ・・・
よろしくです!!!
>のりぶぅさん
ありがとうございます、起こった出来事を淡々と書いてみました。
波乗りをする方も一緒に参加をしたのですが、パウダーを滑るのは同じような感覚みたいですね。
海の蒼さも、山の蒼さも同じくらい綺麗ですよね。

来年は是非!!

> general831322さん
去年より雪は少なかったですが、天候もよく最高でした。
ちなみに前も書きましたが、雪上車のポスターに写っているパーティーはオレ達です、小さいですが先頭はオレですので、よく見て下さいね!!

>Shunさん
ご参加ありがとうございます!!
上にいるマイミクの★★★★ちゃんは、カナダで暮し、ウィスラーも経験がありますが、やはり岩木山の魅力に取り憑かれ、レギュラー参加者となりました。
冬山はガイドがいて装備があれば大丈夫です、来年はご一緒しましょうね!!
文章からも現場の情景、皆様の感動がハッキリと伝わってきます !!

ホント、最高だったようでヨカッタですね〜 (^-^b

地元ボードメーカー(青森)からスポンサー受けてますので
そちら側のコースを体験してレポートと次期モデルに反映させたいです
次回、行程が合えば是非お供させて頂きたいです。
ポール・カージー
機会があれば是非ご一緒したいです。
★★★★ちゃんもウィスラー暮らししてたんですか、私も11月末〜5月上旬まで3シーズンこもってました。
その時にビーコン、ゾンデ、スコップやら×2山用品揃えました。
私の日記にお正月に鯵ヶ沢スキー場からハイクして滑った日記あるので見てみてください。今シーズン最高のパウダーでした。

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