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映画上映専門家養成講座コミュの遠のく外国映画

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今年の忘年会 幹事をいたします、上映講座5期生の馬場です。
忘年のためにも、
年の暮れには皆さんとどんなお話をし尽くそうかと考えております。
すでに各地の映画祭やイベント、シネマ会議などで3、4期生の方々と
交流する機会がございまして、顔見知りの先輩方も増えてまいりましたが、
まだまだお名前だけ伺って、顔は存じ上げない方も多くいらっしゃいます。

年末に是非ともお時間を作ってお越しいただけたら嬉しく思います。
楽しみにお待ちしております。


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今年のTIFFコンベンションでも、ここ5年の間の観客の外国映画離れ、
買付け 配給が一層難しくなっているというお話がありました。

エキップ・ド・シネマ会員やル・シネマのおばちゃまたちも、
周りのお友達が次々と銀幕の向こう側にいっちゃったわと嘆いております。

TIFF'09で上映された
スレイマンの新作もリヴェットもキアロスタミも公開が決まりません。
これまで継続的に新作の配給のなされていた
ケン・ローチやファティ・アキンの新作さえも日本での公開が決まらない模様です。


一方で良いニュースも少しだけあって、
「EUシネマ」という向こうの機関が、EU加盟国の映画を
日本で公開する場合の助成金、サポートを始めるようです。

また来年からTOHOシネマズで、“洋画を見よう!!”という企画が
おすぎあたりを中心に展開される予定のようで、
投票で選ばれたハリウッド・クラシックスの名作50本を
ニュープリントで(モーニングの時間に)上映するという計画。
それに対抗してユーロスペースでは、
アートハウス・クラシックス(仮)と題して
ミニシアター系(というより今では紀伊國屋レーベル系)の作品を、
(同じくモーニングで…)上映する予定です。

その他、
ハリウッドは脚本家ストの影響で来年は新作が少なく、
カンヌ受賞作は不況で配給つかないという状況のなか、
旧作のリイシューやデジタル処理してのリマスターが
増える可能性があるとのこと。
(カネフスキー、ジェラール・フィリップ、ジャック・ロジェ...)

また現在進行中の出来事としましては、
コミュニティシネマセンターや石坂さん他さまざまな方のご尽力によって、
・『アンナと過ごした4日間』(スコリモフスキー)劇場公開中
・TAMA映画祭'09、韓流シネマフェス'09などでの『下女』ほか
キム・ギヨンの映画祭での特集上映が、年内11月、12月中に行われます。
(TIFF'09でもスコリモやキム・ギヨン作品が特集上映されましたね)


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例えば2000年代の始め頃に『リアリズムの宿』『ばかのハコ船』で、
《日本のジャームッシュあるいはカウリスマキ》と呼ばれた山下敦弘監督ですが、
『リンダリンダリンダ』や『天然コケッコー』が大好きだという
今の平成生まれの大学生に、《 》内の言わんとしていることの意味が、
まったく通じなくなった、というのがここ10年の大きな変化だと思います。


海外映画から遠く離れていった00年代の“渇き”を、人々の
“渇望”として今後どのように束ねて10年代以降の大きな流れに
盛り上げていくと 映画は楽しくなるのか、
年の瀬だけでなく年代の瀬としても節目である今年の終わりに、
皆さんにも色々とお話を伺ってみたいと思っております。

(もちろん邦画の話も含めて!!)忘年会、どうぞよろしくお願いいたします。

コメント(3)

2期、「リアル/アラブ」参加の大原です。

公開が決まらない有名監督作では、ラース・フォン・トリアーの新作も同様のようですね。かなり悲惨な状況なようです。エリア・スレイマンの新作がかからないというのはアラブの映画祭にかかわった人間としてもつらいですね。
いや、他ケン・ローチもリヴェットもですからね。

そんな中の、ひとつ良い話、として。
『アンナ...』は最近のミニシアター系(つまりヨーロッパ映画の配給)にあっては健闘しているようですね。

特に最近は"オルセー美術館"とか"ココ・シャネル""パリのオペラ座"と言った、映画以外のヒキの要素があるものしか(中高年女性層中心に)入らない、という状況の中、まるでそのようなものがないこの映画(スコリモフスキ、という"幻の"監督という以外、役者、賞--東京国際、というのがいちおうありますが--など皆無と言っていい)ですが、シアターイメージフォーラムでけっこう頑張っております。さいきん興行収入の数字に強い人が近くにいるため、聞けたのですが、いま段階で2,500万は見込めそうとのことです(今後の全国巡業も含めですが)。かつてなら5,000万は行った、ということですけど。

この映画の入りがそれなりに良いあたりに、なんとか希望を感じています。
(「EUシネマ」の話はとても興味あります)

この劇場では、タル・ベーラの新作もかかります(これが11月公開予定だったのが12月にずれ込んだのは、『アンナ...』が健闘しているためです)。入って欲しいなぁ。タル・ベーラは山形で観た『サタンタンゴ』しか観たことなく、個人的にも楽しみです。
何度も失礼。
馬場さんは今年のTIFFコンベンションにいらしてたんですね。
わたしは今年初めて参加しました。
岩崎さんと久しぶりに話したら覚えていてもらえたようで嬉しかったですほっとした顔

やはりいちばん悲惨な状況なのがアメリカン・メジャー以外の洋画配給のようですね。オープンセサミの阿部さんの報告が、一際悲壮感あって(苦笑)
ひいては地方のミニシアターもかなりつらそうな状態のようでした。

それでハリウッドの脚本家ストの影響でアメリカン・メジャーも少なくなるとなると、洋画の新作、相当減りますわなー。

笑ってられない状況です。
『アンナ...』の配給の紀伊国屋が、これが健闘していたことを受けてスコリモフスキの旧作を買った、という話を耳にしました。

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