ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

おれさまの資料庫コミュの自民党総裁選 谷垣・麻生氏 懸命PR

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
朝日新聞 2006年5月16日朝刊 政治・総合面

旧宮沢派 くすぶる一本化論

9月の自民党総裁選に向けて、ともに旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ谷垣財務相、麻生外相のふたりが党内の支持拡大に懸命だ。報道各社の世論調査では、森派の安倍官房長官と福田康夫元官房長官の「2強」に支持率で大きく水をあけられており、差を縮めるには思い切った戦略の見直しが必要との声が「身内」からも出始めている。(友野賀世、土佐茂生)

「15人の小さな集団だが、全力を挙げて精進し、日本の曲がり角にあたり、責任を果たしていく決意だ」
 谷垣氏は、15日に東京都内で開いた谷垣派の政治資金パーティーで、総裁選に立候補する意欲を改めてにじませた。
 谷垣氏に近い国会議員らは、このパーティーは谷垣氏を売り出すチャンスと意気込んでいた。
「谷垣氏の人柄の幅広さを知ってもらいたい」(同派幹部)との思いから、東大学長や文相を経験した有馬朗人・日本科学技術振興財団会長にあいさつを依頼。有馬氏は「谷垣さんの笑顔がいいでしょう」とほめあげた。
 最大の目玉として、ポスト小泉候補で初めての「政策提言」をPRするはずだった。だが、谷垣氏は「6月の政府の『骨太の方針』(歳出歳入一体改革)をつくり終えるまで、過激なことは言えない」と反対。要旨を記したパンフレットを配布したが、当たり障りのない内容にとどまった。
 このままでは、もともとでしゃばることが嫌いな谷垣氏の支持率はなかなか伸びない─。派内からは、いっそ9月を待たずに財務相を辞したほうが自由に発言でき、総裁選で有利になるのではとの声すら聞こえる。

 一方、河野グループも、麻生外相の引き立て方に頭を悩ませる。総裁選はアジア外交が争点の一つだが、麻生氏は小泉内閣の外相であるだけに、独自の外交政策を打ち出しにくい。周辺は、麻生氏を売り出す漢字4文字程度のキャッチフレーズを模索中だ。
 そんな中、11日には河野洋平衆院議長の長男の河野太郎法務副大臣が出馬のイ項を表明した。どうグループは所属議員が11人しかない最小派閥。他派閥からは「そんな少人数の派閥もまとめることができないのか」と皮肉られる始末だった。
 ともに小所帯の谷垣派と河野グループには「旧宮沢派系で候補者を一本化できれば」との期待がくすぶる。

 10日夜、東京都内の秋田料理店。旧宮沢派系の丹羽・古河派、谷垣派、河野グループの中堅議員20人が集まった。すでに3回目を数える会合で、口々に「かつては保守本流と言われた同じ派閥の仲間」「我々のDNAは一緒だ」などと語り合った。
 だが、もとよりこの会合で谷垣、麻生両氏のどちらを推すのかという話が出来るほど、お互いの腹合わせができているわけではない。丹羽・古賀派の中堅議員は「飲んでいて楽しいが、その先には進まない」と語る。出席者の念頭にあるのは総裁選後の「大宏池会」の結集で、総裁選に向けた局面打開の一手にはなりそうにない。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

おれさまの資料庫 更新情報

おれさまの資料庫のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング