AMCRON DC-300A?、PS-400、Studio Reference1:いずれも有名で使用者も多いようだ。 DC-300A?はトランス、コンデンサー剥き出し。PS-400はカバーされているが構成は似ている。PS-400の方が高音が綺麗だというが、どちらもかなり個性的。ウーハーに使うと、粘りと質量感のあるゴリゴリした塊が飛び出してくる感。この締まりのある低音はJAZZファンには堪らないかもしれない。デジタルアンプとは正反対の音。緩いハイカットフィルターで使うと全域がアムクロンサウンドになる。 Studio Reference1は上記2機種とは違って全域で使っても癖がなく、しかもやたらとゆとりがある。ブ厚くノリの良い躍動感が素晴らしい。いかにもMADE IN USAという音。トランスの唸りがある。
TOA P-300D:これは大型。電源スイッチまで左右独立のデュアルモノ構成で便利だ。巨大なカットコアトランスが二個で35Kgあるが、民生用の筐体に入れれば45Kg位にはなりそう。全域で使うと大味の中高音が気になるが、低音用には良い。スケールが大きいく伸びやかな低音で、締まりや質量感の方向ではない。AE86氏が使っていたのを真似したのだが、やはり小口径ウーハーに合いそうだ。AMCRONのような個性は全くないので、とりあえず使いやすい。トランスの唸りは結構ある。