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家計について、政府の審議会資料と生活者の現実感

昔、「そんな私に誰がした!」って映画のセリフがはやりましたよね(古い!)。

でも、この頃、真面目に考えているのです。
今のの日本が800兆円の赤字を抱えていることもさることながら、
第2次世界大戦後「驚異の経済復興」なんて言われたではありませんか。一体、そのお金は、どこに消えたのかと?

私は教育学の方に興味があるのですが、国立大学の年間授業料は私立大学と、さして変わらなくなりました。
高校生1人、大学生1人を持つ年収800万円の家庭では、教育費50%というデータもみたことあります。

ヨーロッパのや北欧の国では、大学での授業料については安いうえにいろいろな支援があると聞いています。
日本の奨学金(今では学資ローンですが、利子つきです。)は、昔、教員になれば返還不要という手がありました。

教育再生懇談会「これまでの審議のまとめー第4次報告ー」(平成21年5月28日)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/houkoku/singi-matome4.pdf

ここに出てくる参考資料として挙げられているデータをご覧ください。
OECDに関する教育負担も「ウソ」ではありませんよ。
しかし、問題は「教育費」「教育費負担」って具体的にどこまでのことを含めているのか、ということが明示されるべきです。

広井委員作成の資料「一人の生涯から見た教育・社会保障の給付と負担の姿」は、「一家族の家計」という見方が無視されているとしか思えないのです。子どもの教育費・家のローン・親の介護等、どれをとっても生活している者からの実感とは程遠いと感じます。

教育は「民主的社会を構築する自由な市民の養成」と考えていた私は、「自分たちがどれだけ税金を納め、それが何に使われているのか」をしっかり理解し、また理解できるわかりやすいデータを示すことを求めることの重要性を知ることから始まると考えるようになりました。
遅すぎましたね。

ごめん、ついこうふんしてしまいました。

コメント(3)

これは、シートン動物記と「むささび先生」こと今泉先生についてです。

「シートン動物記」の翻訳を今泉先生がなさるという話と関連して。
今泉先生からお聞きした話です。

私が今泉先生にお会いした時は、先生は都留文科大学の教員でした。
ムササビを育て、山に帰したことから「ムササビ先生」とも呼ばれていました。
現在は、大学教員を辞め、山小屋にお住いとのこです(友人の都留文科大学の教員情報)。

先生は、獣医学科に入学しましたが、初めの実習が「生きた馬の解剖」だったそうです。その時、先生が思われたことは「解剖する前に、生きているこの馬からもっと学ぶことがある」だったとのこと。

先生は入学した獣医学科に対して、失望感を持ち、大学構内を歩いたそうです。
その時に目に入ったもの、それが「モグラ」。
それから、「モグラ」の研究を始めたそうです。
当時、「モグラ」の研究者はいなかったようで、学部時代に「モグラ」の論文を書いたそうです。

私が今泉先生とお会いしたきっかけも「モグラ」でした。
今泉先生が鎌倉で講演会をなさる時に、私もお話を聞きに行きました。
その導入が「モグラ」で、公園の芝生にできた「モグラが掻きだした土の塚」を掘り起こし「モグラ」の生態について考えることでした。
その時には、子どもたちも参加していて、子どもたちも「おもしろ〜い」と大喜び。

ところが、主催者は「今泉先生の室内でのシートンに関する講演」に子どもの入場はお断りと言いました。
今泉先生は、すでに室内に移動なさっていました。
この日、今泉先生は東京でも講演会が組まれていました。
今泉先生にお話すれば「子どもはダメ」なんて絶対にないと確信していましたが。もう、主催者とやり合っている時間がなかったのです。

困り果てた子連れの参加者。
小学生低学年以上の子どもたち10数人。
そこで、とっさに私が「モグラ」の穴掘りを担当しました。
第2部は、そこに通りかかった野良猫の林を歩く「道」と小動物の「獣道」追跡遊び。

今泉先生は、講演後、この話を知り、少しの時間でしたが、私たち講演不参加組にシートンの100年前のレコードを聴かせてくれたのです。

「シートン動物記を翻訳しなおしたい」という今泉先生の思いは、やはり動物はじめ「生き物」に対することから発していると感じました。
また、シートンの挿絵をすべて買い取ったということから「シートンの動物に対する思い」を伝えたいとお考えだったのではないかと思いました。

この話で思い出したことがあります。
昔、読んだ「ソロモンの指輪」という本に出てくる若者のことです。
高校を卒業して、この本を書いた動物学者のお手伝いをします。
そして、自分が学びたいことに気付き大学に行くために勉強して合格します。
回り道のようでも、目的をもって学ぶことに年齢なんて関係ないということです。
逆に、大学を卒業しているからといって「学ぶ意味」に気付いていない人も多いのが事実だと私は感じています。
ショート・ショートコーナー、「認知症1.」です。

認知症の方との関わりの一つのケースです。
これまで、「認知症」と言われるケースに10数年関わってきました。
今では、「認知症」ではなく「認知障害」ではと考えるようになりました。
こんな世界もあるよ、という例です。

結論から言えば「認知症について、わかっていないことが多すぎる」です。

3年間、毎週1回、ご本人のお話の聞き役・体のフォロー・家族の支援に関わりました。ご本人は、当初72歳、女性、要介護4.有料老人ホーム入居でした。
普通、要介護4といえば「寝たきり、おむつ、誰か人の判別不能・・・。」といったイメージでしょうね。

ある私立大学病院付属病院脳神経内科で経過を追っていました。
医師は「なぜ、ここの状態で、コミュニケーションがとれるのか? わからない」といものでした。

でも、亡くなる前日まで「トイレに行きたいですか?」と尋ねれば、しっかりうなずきました。つまり、最後まで「おむつ」はしなかったということです。
ご本人は怒るときは、しっかり怒りましたよ。私が手をついて「ごめんなさい」を何回、謝ったしたことか。
また、歌も歌いました。食べ物を飲みこむために必要な運動能力維持に効果的と考えてのことです。

人には、気付かれていないいろいろな能力があると、私は思います。
最近になって、目の見えない人が、普通の人の5倍の速さの録音テープを理解していることもわかりましたよね。

人間って不思議ですよね。



「認知症2.」

「歯医者」の診療

高齢になって、食事が自分でとれなくなることや自分で噛めなくなることは、健康に大きな影響を与えます。
だから、歯の管理(口腔衛生)はとても大切です。

今日のお話は、認知症(高齢者でもそうなんですが)の方の歯の治療。
ハンディキャップ持っている子どもなどの歯科治療経験のある先生は知っているのですが。

私がフォローしている人の家族から「歯の治療に立ち会って欲しい」というリクエストがきました。
初めは見ていたのです。
そしたらですね、歯医者さんは「はい、口を開けてアーと言ってください」ときたのですよ。口を開けて「アー」と言っていれば、息が苦しくなってきますよね。

こうした時は、「はい、イーチ、ニー、サーンて数を数えまうから一緒に言ってください」という方法とります。
すると、自然に口で息を吸うのです。

そうして、口をあいているうちに治療するというわけ。
この方法は、幼児に水泳を教えるときにも使う方法です。
幼児水泳で、鼻から水が入って嫌な思いをした人いませんか?

その場で試してみてください。


「認知症3.」

夜勤の人によってコールが鳴らない日があるという不思議

これは、別の特養でのお話。
「ある男性が、夜勤の当直の時には、コールが鳴らない」と友人が話してくれたことがあります。
いろいろなレベルの人がいるのは確かですが、「その男性は入居者から恐れられていた」ということでした。

私がフォローしていた方の驚くべき行動。
夜に同じ階の部屋を覗くのです。初めは問題視されました。
ところが、ある人が気がついたのです。覗かれた時「手を挙げて、大丈夫」と言ったら「ニコ」っとしてすぐ帰って行った。「どうやら、彼女はみんなの部屋を巡回しているようだ」と。事実、唸っている人がいた時、ステーションに行って「あの人の話を聞いてほしい」と確かにしゃべったということがあった。

認知症と言われる人の「心の中」に生き続けているものがあるようです。
冬のパラリンピック(スキー)

テレビでチェアスキーの大会を見ました。
昔とは、チェアスキーの性能・機能の進歩に驚きました。

私が見学に行ったのは、昔、昔の鬼首スキー場での大会。
私がスキーを履いて2週間程度。
ハンディを持った人のスキーを見たくて前日から鬼首に宿泊。
丁度、スタッフになっているスキークラブのインストラクターの人たちと隣の部屋になりました。
「どこから来た?」「そんなに見たいのか?」という質問に「はい」と力強く答えた私。その結果、「選手のそばにいけるように」と「役員」の腕章を貸してもらったのです。これが、ものすごい体験の始まり。

ゲレンデに流れる「役員はコース整備に入ってください」の放送。
チェアスキーではない「滑降」コース整備。
「やばい」と思いましたが、近くの人に「行くぞ」と声掛けられコース整備に。
当時は、一列に並んで、コースの雪を落としながら固めていきます。
急な斜度に驚きました。

なんとかゲレンデの下に降りた時、次のショックな出来事勃発。
「弱視」の人の前走が一人来ていない。
「君、試走の前走頼むよ」だと。
弱視ということで、前走者の姿を追っていく方式だったのです。
急斜面を必死で滑りました。どういうコースをとるいか。選手の人の動きや注文に合わせます。

本番の時には、遅れていた正規の前走者が来てくれました。
そして、二人の滑りを見て、涙が出てきました。
選手が、前走者に向かって叫びながら滑って行きます。
「もっと、スピードを上げてくれ! もっと突っ込んでくれ!」
その必死さ。それにこたえるように後ろに感覚を集中して滑る前走者。
すばらしかった。

チェアスキーも同じです。
こんな斜面を滑るのか、という驚き。
果敢にコーナーに入っていく選手たち。

多くの人にパラリンピックを見て欲しい!
私の願いです。

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