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おどるピアニストコミュのなんでピアニストがおどるの?その2(「おどるピアニスト」って言うけどさ。)

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たくさんになったので、トピ分けます。

以前、ピアノバーで弾いていた時。ウェイトレスの女の子いわく、
「わたし高校までピアノ習って、ソナタまで弾けるようになったけど、なんにも楽しいことなかったよ。」

「・・・・・。(わかるよ、それ。)」

音楽って、楽しむためのものなのに。なんでそんなことになるんかな。

     *     *     *

役者の大事なセリフは、「まず言葉や発音ありき」なんじゃなくて、「まず気持ちありき」。(I Love You.は、発音じゃなくて、まず気持ちだもの。)

人の笑顔は、「まず口元の動きや目じりの下がり方ありき」なんじゃなくて、「まず心ありき」。

それと同じで、ピアノは「まず楽譜や指の動きありき」なんじゃなくて、「まず心に感じるメロディやハーモニーありき、身体から溢れるリズムありき」なんですよね。

前トピで書いた、「インドで一人で踊っていた女の子の楽しさありき」なんですよね。
それを表現するところから、楽器も進化してきたはずなのに。
いつの間にやら、「演奏方法」やら「既成の楽譜を上手に弾くこと」やらが、音楽を感じる心に先行している・・・。
そして、ピアノを習う子をがんじがらめにしちゃってる。

     *     *     *

ピアノは、打楽器でもあり、指2本でパーカッションみたいにも弾ける。
(アフリカのカリンバを「親指ピアノ」って呼んだりするけれど・・・。)
スリーコードだけ覚えて、ポロポロやりながら、歌だって歌える。

ピアノは楽しむためのもの。それを共感したい、という気持ちがあります。

だから「おどるピアニスト」なんですよね。(うん、もう分かった。)

・・・そいで「おどるピアニスト」なんすよね。(もーえーっつーの!)

コメント(5)

その昔、ピアノ教室から脱落しちゃった小学一年生の男の子がいて。
ピアノ教室でその子の番になっても、ソファーの奥の奥の奥にしがみついて、てこでも動こうとしない・・・。(笑)

それで、
「もうどうにも手に負えないから、ちょっと教えてあげてくれない?
おウチでもピアノ新しく買っちゃったし、可哀想だから・・・。」
と、ピアノの先生に頼まれまして、当時18歳の自分のアルバイトがひとつできた、というわけ・・・。

それで、お宅へ伺ってみると、買ったばかりのアップライトピアノが置いてあって。
男の子は一人っ子で、よく日に焼けたやんちゃな子。
お母さんいわく、
「プロになる、とか、すごくズバぬけた子になる、とかじゃなくてもいいんです・・・」
「せめて少しづつでも続けて、この子が大きくなってちょっとでもピアノが弾けたら、楽しいんじゃないかな、って・・・。」
「もうピアノも買っちゃったし・・・ちょっとでも、楽しいなって思ってくれたら」
「ほんのちょっとでも、弾けるようになればステキかなって思って・・・」

「・・・・・。(かなりヘコんでるなぁ。)」

さて、男の子と一緒に何から始めよう・・・?
と考えて、まず教えたのがドミソとシレソ。(CとG)
このふたつでさぁ、なんか音楽ができちゃうんだよ、って。
ドミソ→シレソ→ドミソ で、お辞儀したり。(笑)
ぱっと言ったら、それがすぐ弾けるかなって言いながら、それに合わせて適当にメロディを弾いてあげたり。
次にドファラ(F)を教えた。(これで、スリーコード完成。笑)
で、ふたりでリズムに合わせて、スリーコードを弾いて遊びました。
自分がタイコの真似して椅子とか叩いてリズム作りながら、彼がそれに合わせてスリーコードを弾くわけで・・・。なんか音楽らしくなってきました。
彼にとっては、人生初セッション!(笑)楽しそうでした。

彼はリズムに合わせて、C!とかF!とか、ぱっと言ったらすぐにスリーコードを弾けるようになりました。
それで、彼のひくスリーコードに合わせて、ブルースやロックンロールを弾いたり、歌ったり。(それってスリーコードだけでできちゃうんですよね。)
あと、彼も知ってた「いとしのエリー」を、彼のスリーコードに合わせて最後まで弾いてあげたりしました。
「音楽って、こんな風にできてるんだよ!」って。。。
(どうやってスリーコードで「いとしのエリー」やったのかって?そりゃ、無理やりですよ!超簡略コードバージョン!!)

彼は喜びましたよ。初日、一時間のレッスンで、「音楽やれちゃった」、「セッション(合奏)できちゃった」、「一緒に最後まで曲が弾けちゃった」・・・!
うわぁ〜〜 こんな先生に習いたいよぉうれしい顔
(上のつづき・・・)

その日は、楽しかったので時間延長。
「ねえ、何弾いてみたい?何でもいいから、なんか弾いてみたいのある?」
と聞いてみると、彼が隣の部屋から持ってきたのが、「しょうがく一ねんせい」の雑誌の付録についてたアイドルのうた。(笑)

見ると、ちゃんと楽譜と歌詞が書いてあり、付録のテープもついている。。。
しかも、彼はその歌を覚えていて、自分で歌える!

よっしゃ!ってなことで、即座にハ長調に書き直し(笑)、単純なコードをつけました。
(さすがにスリーコードではなくて、もうちょっと増えましたけど。。。)

そして、右手で彼が知っている、その歌のメロディーをひけるように、ちょっとずつ練習して、その日の初レッスンは終わり。

さて、次の週に彼のお宅へ行ってみると・・・。
彼は、なんとその曲を、両手で完全に弾けるようになっていました。
(左手でコード、右手でメロディ。)
お母さんと、毎日一時間くらい練習したのだそうで・・・。

自分は、その一ヵ月後に遠くへ引っ越してしまったのですが、その4回のレッスンの間に彼は、Jpopアイドルの歌を3曲、自分ひとりで両手で弾けるようになりました・・・とさ。

おしまい。

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